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北崎(仮面ライダー555)の編集履歴

2024-02-02 16:30:52 バージョン

北崎(仮面ライダー555)

きたざき

『仮面ライダー555』の登場人物。

「やめた方がいいよ……僕に触るとみんな灰になるんだ。だから何もしないであげたんだよ」


「教えろ。何が面白いんだ。何がそんなに楽しいんだ?」


演:藤田玲


概要

ラッキークローバーの一人。ドラゴンオルフェノクに変身する。年齢16歳。フルネームは不明。(だが、藤田氏曰く『パラダイス・リゲインド』でついに判明するとのこと。)

当初から存在自体は触れられていたが、自身の初登場は第28話から。

一見無邪気な少年の様だが、子供の持つ残忍さを兼ね備えながらもどこか人の心を見透かすような老獪さも垣間見せる事もある。「ヤダなぁ〜」が口癖。

普段は倦怠感と不気味さを感じさせるような話し方をしているが、時々ドスの利いた話し方になる。

自身を世界最強の「王様」と考えており、その自負に見合うだけの強大な力を持っているため、他のオルフェノクからも恐れられている。


良くも悪くも気分屋な性格の持ち主でもあり、たとえ相手から挑発されても襲わなかったり、機嫌が悪ければ凶悪な本性を剥き出しにして襲い掛かったりと行動に一貫性がない。

また、飽きっぽい性格でもあり、あと一歩までライダー達を追い詰めた状況で偶々近くで子供達が遊んでいた紙飛行機に興味をそそられ戦線を離脱したこともあった。

また戦いに敗走した際には激昂するという一面も持つ。

影山冴子が店長を務めるバー・クローバーではいつも「オリーブ抜きのマティーニ」を頼んでいるが、未成年なので当然飲めず、注文するだけして直ぐに冴子に奢っている。


その他、有機物無機物問わず触れた物が灰になる能力を持っている。直ぐ灰になるパターンと、時間を置いて灰になるパターンの2種類がある。どうやら相手から触れて来た場合でもアウトになる様子。

自分で制御出来る訳ではなく、そのことに苛立ちを見せることもある(オルフェノク体でも使用可能)。

尚、直接手を触れずとも紫色の瘴気を放って対象を灰にする事も出来るようだ。因みに、デルタギアや自分が着ている衣服、座った椅子は灰にならないが、理由は不明。

生来の飽きっぽさに加えてこの能力のせいで自分が面白いと感じることが分からない様子。それが苛立ちや他人のやっていることに対しての興味に繋がるのか、『何故面白いのか?』と詰め寄って来る。作中では彼の問い掛けでカツアゲをしようとしてきた不良が灰化したり、琢磨くんをビビらせていた。


ラッキークローバーの面々で木村沙耶を拉致、殺害してデルタギアを強奪し、仮面ライダーデルタに変身。初変身時からその力を使いこなし、ファイズやカイザを手玉に取るほどの圧倒的な強さを誇ったが、途中で飽きてしまい、澤田亜希に譲っている。皮肉にも、最期は自らが手放したデルタの力により致命傷を負わされる事になった。


自分に恐怖心を抱く琢磨逸郎を「たくまくん」と呼び、いじって(イジメて)遊んでいる。

琢磨いじめ

※イメージイラスト


スマートブレイン社の一部の上層部の過激派の依頼を受け、流星塾生の同窓会の際、塾生達を青沼ことスロースオルフェノクと共に殺害した張本人である。


最期

物語の終盤、「オルフェノクの王を倒した者が次のオルフェノクの王」という遊びを思いつき、その考えを冴子と琢磨に持ち掛け、二人とオルフェノクの王を探していたところ、流星塾の跡地でファイズデルタに遭遇して戦闘に突入。


戦闘中に、冴子と琢磨の二人が自分のゲームに付き合うつもりが無い事を知り逆上し、怪力でファイズとデルタを締め上げたが、至近距離からデルタの銃撃を受けて怯んだ隙を突かれ、ファイズのクリムゾンスマッシュとデルタのルシファーズハンマーの同時攻撃を喰らい、何とか耐えきるものの敗走。

この好機を逃すまいと今迄散々いじられてきた琢磨ムチで滅多打ちにされる復讐を受け、そこへ探していたオルフェノクの王=鈴木照夫ことアークオルフェノクに遭遇してしまい逃げ出すが、これまで王に襲われていたオルフェノクと同様にあっさりと殺害される。その硬質化した亡骸は王に貪り食われるというショッキングな最期を迎えた。

世界一強いと自称しながらも、他のオルフェノクと全く変わらない方法で殺害されるという、本人にとってある意味一番屈辱的な最期であった。

そして…。


余談

演者の藤田は当時14歳。本作で演技初挑戦にもかかわらず、中学生離れした立ち振る舞いと演技力に驚いた者は少なくない。


なお、特徴的な肩出しの服装は石田秀範監督の提案。衣装合わせは澤田亜希役の綾野剛氏とともに行われた。


スーパーヒーロータイムのEDでは草加雅人とトントン相撲対決に興じて敗北。ショッカー戦闘員のモノマネをしながら消えていくという一コマが描かれた。ちなみに草加雅人が北崎にタイマンで勝利したのはここのシーンだけである。


関連タグ

仮面ライダー555 オルフェノク ラッキークローバー 仮面ライダーデルタ ドラゴンオルフェノク 人間体

サイコパス 体質


キング(仮面ライダー剣)次回作の幼稚且つ残忍な性格をした幹部怪人


オルテカ変身ベルトを奪い、仮面ライダーに変身した敵幹部。最期はラスボスに捕食されて退場する点も共通している。


涼邑零:中の人が同じ特撮キャラ。こちらは北崎とは逆にヒーローである。因みにスピンオフ作品ではドラゴンに変身していた


死柄木弔:能力が似ているキャラ。演者ライダー怪人演じている





ここから先はネタバレ注意!

























パラダイス・リゲインド

本作にて謎の復活を遂げ、何故かスマートブレインの新社長に就任していることが判明した。そして、本名が北崎望であることも明かされた。

基本的にはオルフェノク殲滅隊隊長の胡桃玲菜に仕事を一任しており、オルフェノクとしての寿命が近づいていた乾巧に延命治療を施していた。

残虐な行為も相変わらずでコウタが自らの保身のために仲間を売った際、自分に詰め寄って約束を守ったことを告げて生命を保障するよう頼み込むコウタを平然と攻撃し死に追いやっている。

しかし、巧がスマートブレインを裏切ったことで自ら戦線に赴き、生身でウルフオルフェノクワイルドキャットオルフェノクを圧倒した。しかし、ワイルドキャットオルフェノクの攻撃により顔に傷をつけられた。しかし、その傷は…












ネタバレ注意⚠️!























実は彼は蘇った北崎ではなく北崎の姿をしたアンドロイド。そのため、レオのように指を変形させて刺突したりレーザーカッターのように切り刻むことも可能。

状況が不利だと判断し撤退した巧達を胡桃に追跡させていたが、胡桃が彼らを逃がすような行動を取ったため即座に「裏切り者」と見なして変形させた指で腹部を刺突、なおも動く彼女をバラバラにして殺害した

この行動に激怒した巧が仮面ライダーネクストファイズに変身したことで圧倒されるが、胡桃が遺していたミューズドライバーを拾い上げ仮面ライダーミューズに変身。ケイ/クイナオルフェノク海堂直也/スネークオルフェノクが巧の援軍として参戦し3対1と不利な状況にもかかわらず彼らを圧倒。ネクストファイズのアクセルフォームすらも完封し必殺技を叩き込んで変身解除に追い込んだ。しかし、菊池条太郎が旧型のファイズギアを持ってきたことで仮面ライダーファイズへの変身を許してしまい、予測AIすらも予測不能な攻撃を受け翻弄される。その後、草加雅人型アンドロイドが変身した仮面ライダーネクストカイザと共闘したがそれでも圧倒されてしまい、最終的にはワイルドキャットオルフェノクの切り裂き攻撃とファイズのクリムゾンスマッシュを立て続けに受けてしまい、草加型アンドロイドとともに爆発四散した。


余談

  • 未成年(少年の姿)で消滅したはずの北崎だが、なぜアンドロイドが青年(30代)の姿をしていたのかは不明。おそらくこれまでの資料やデータに掲載・収録された顔写真を年齢シュミレーターにかけてそれを参考にしてそれっぽくデザインした可能性がある。

関連タグ(ネタバレ)

檀黎斗(ヒューマギア):似た者同士。

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