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仮面ライダーアイアンガッチャードの編集履歴

2024/05/27 14:48:15 版

編集者:

編集内容:一部編集。

『TENLINER!』

「行こう…テンライナー!」

テンライナー「テンライナー!」

『ライナーオン!』『ライナー!』

「変身!!」

『『ガッチャーンコ!』』

『出発進行!』『『アイアンガッチャード!』』

『シュポポポーン!』

「俺は…"アイアンガッチャード"だ!!」

概要

テンライナーライドケミーカードを装填し、召喚されたテンライナーを変形させガッチャードライバーにセットして変身する仮面ライダーガッチャード強化形態

第24話から初登場。

プテラノドンマルガムワープ能力でスチームライナー以外のケミーを奪われた宝太郎スチームライナーをテンライナーへと再錬成し、古の錬金術による人間とケミーの完全融合を用いる「混合錬成」によって変身した。

そのためこれまでのガッチャードやマジェードの多重錬成とは根本の原理から異なる変身形態となる。

これらの禁術はとある人物の協力を借りて一度アルケミストリングを金と赤の高ランクの物へと底上げし、ガッチャーイグナイターの力を併用してスチームライナーを再錬成させたことで成し遂げた。

初変身後にまた指輪は通常色へと戻ってしまったが、以降の変身時には宝太郎(とスチームライナー)の意思で自由にカードの再錬成が可能となっている。

しかしその変身は禁術のため、鏡花からは「君(=宝太郎)の体が持たない」と警告されている。

ガッチャードの「仮面ライダー」は基本的に2つの力を合成しての「調和」で成り立っており、ケミー1体のみと融合している本形態は仕組みとしては仮面ライダーよりもマルガムに近い。それでも仮面ライダーとして成立しているのは宝太郎の悪意の無さ、そしてケミーとの絆の強さによるものである。

また、公式によればカラーリングが黒を貴重としたものになっているのも「禁術=冥黒の力」を使用しているからと説明されている。

変身

テンライナーのカードをドライバーに装填、背後に現れた巨大なカードからテンライナーが出現して小型化。

変形してドライバーへ装填すると3両のテンライナーを格納した機関庫が地中から現れる

アルトヴォークを操作するとアンダースーツとアーマーが形成、宝太郎の背後のうち横2両のテンライナーが発車。変化して腕にガントレットとして装着され、宝太郎の真後ろにいる中央の1両は発車と同時にエネルギー体となってガッチャードを通過するような形で装着される

最後に機関庫にひびが入って砕け散り、変身が完了する。

変身音は小西克幸氏とテンライナーの声を担当する檜山修之氏のユニゾンとなっている。

容姿

ガッチャードのマスクにドレッドのような鉄仮面が装着されており、今までとは大きく異なる暗黒騎士のような風貌となっている。また、鉄火面は汽車のカウキャッチャーのようにも見える。

一方でガッチャードの代名詞ともいえるゴーグルが存在せず、複眼も矢印形状なのか非常に分かりづらくなっている。また、両腕には巨大な列車を模したガントレットを装備しており、必殺技発動時に分離可能。

スペック

身長203.7cm
体重2422.5kg
パンチ力55.0t
キック力36.1t
ジャンプ力3.7m(ひと跳び)
走力1.9秒(100m)

禁術を使用したことにより、仮面ライダーファイヤーガッチャードはおろか仮面ライダーガッチャードデイブレイクすらパンチ力と走力で上回っている。

しかしテンライナー単独の変身のためか体重がかなり重くなっており、ジャンプ力はぶっちぎりのワーストと、その性質上かなり極端な数値となっている。

腕に搭載された超巨大機関鉄拳は「ヘビーエクスプレッシャー」と呼ばれ、アイアンガッチャードの超高圧スチームを用いた凄まじい推進力を最大限に発揮して、その重量と硬さによる威力を倍増させる特性を持つ。

このヘビーエクスプレッシャーの力により基本的に脚力に優れライダーキック技を得意とするガッチャードの中ではかなり珍しいパンチ主体の形態となっている(パンチ力そのものも同じ近接パワー型であるバーニングゴリラの約3倍近くにまで上昇した)。

そのパンチ力はレプリケミー3体の力を使用したドレッド参式すら直撃さえすれば吹き飛ばしてしまう程のパワーがあり、格闘戦において高い能力を発揮する。

上半身の強化に伴って脚部は「レックレスライナー」と呼ばれる装備が追加され、ヘビーエクスプレッシャー用か高い耐荷重性能を搭載されている。

宝太郎が「テンライナーの硬さはケミー1」と豪語する程の耐久力を持っており、仮面ライダーヴァルバラド仮面ライダーマジェードを追い詰めたプテラノドンマルガムのワープ能力を用いた攻撃を意にも介さなかった。

ガッチャードライバーに空いたスロットに別のケミーカードを使用すればそのケミーに対応した能力をアイアンガッチャードに上乗せすることが可能で、仮面ライダードレッドと同じくアイアンガッチャード状態のまま他のケミーの力も使えるのも特徴。

なお、やはり本来意図されていないケミー1体と人間の融合となる禁術を使用しているが故に持久力や安定性は今までのガッチャードの形態でも最低レベルであり、変身者・ケミー双方に極めて甚大な負担が掛かる。

初変身の時はテンライナーが禁術の力に耐えられずに戦闘中に元のスチームライナーへと戻ってしまい、変身が解けた宝太郎も気絶して風雅に支えられるなど凄まじく消耗していた。

2回目の戦闘でも技の反動で変身が解除され、マジェードとヴァルバラドに2人がかりで支えてもらってもらうのがやっとであった。

また、同じレベルナンバー10に昇格し、耐久力が上がっても始祖のケミーの1体と言われているドラゴナロスの規格外のパワーには付いて行けず、ドラゴンマルガムには敗北してしまっている。

第33話タソガレ/仮面ライダーエターナルサイゲツ/仮面ライダーダークキバ戦で再登場。必死に食らい付くもエターナルの「エターナルレクイエム」を喰らって変身が解除された。

また、第34話では、サイゲツがアークゼロからアークワンにチェンジしたことで劣勢になったカグヤ/ゴージャスディケイド コンプリートフォームに加勢。不意打ちの「アイアンナックル」でアークワンを吹き飛ばした。

第37話では、マルガム化したホッパー1から親子を守るために変身。嘗てホッパー1達を取り戻すために変身を果たしたアイアンガッチャードがホッパー1を結果的に葬ってしまうという皮肉のこもった事態になってしまった。

必殺技

アイアンナックル

『『ガッチャーンコ!』』

『『アイアンナックル!』』

アルトヴォークを押し込み、再度引いて発動。

両腕のヘビーエクスプレッシャーを一つづつ相手に向け撃ち出し二両を連結させ、拳からトドメのエネルギー弾を打ち出し相手に押し込む

34話では不意討ちだったとはいえダークキバとエターナル以上の性能と予測演算を誇る仮面ライダーアークワンを吹き飛ばしている。

アイアンナックルフィーバー

ヘビーエクスプレッシャーにケミーの能力を付加して放つ必殺技。

『ライドオン!』の音声通り、発動時にはヘビーエクスプレッシャーにケミーが乗車するような描写がされる。

  • アイアンナックルフィーバー(ワープテラ+テンライナー)

『WARPTERA! ライド・オン!』

『『ガッチャーンコ!』』

『『WARPTERA! TENLINER!』』

『『アイアンナックル!』』『ライナー!』『『フィーバー!』』

ワープテラのケミーカードを追加装填し、アルトヴォークを引いて発動。

片方のヘビーエクスプレッシャーを赤黒いワープゲートに放って相手の後方に送り、もう片方のヘビーエクスプレッシャーを打ち出して前後から相手を挟み撃つ。更に両拳を打ち付けることで勢いを上げ、相手を押し潰す。

余談

  • これまでのガッチャードと比べてもかなり異質な見た目から、情報解禁時は暴走フォームなのでは?」と心配半分に見る声も少なくなかった。
    • 実際は暴走こそしないまでも、身体への負荷が凄まじく、第24話本編でも枝見鏡花鶴原錆丸の口から「宝太郎の体が持たない」「命に関わる」と心配されていた。
      • 実際、この手の強化フォームとしては「リスクが改善されなかったパターン」で、リスクが一切無い第4の強化フォームである仮面ライダープラチナガッチャード登場以降はリスクを冒してまで変身する必要性が無いので、現状の総合的な登場話数は近年の激増した強化フォームの例に漏れずかなり少な目。
    • また、変身したとしても、宝太郎への負担も大きい(リスク解消の描写や解説は現状無し)らしい。
  • 変身に使うケミーカードが1枚のみ、そしてテンライナーのカードイラストが繋がる仕様になっている点から、令和ライダーではお馴染みとなっている別のアイテムを組み合わせて更なるフォームへと強化されるのでは?」との予想もある(ソレに加え、『リバイス』以降は強化フォームが最強フォーム登場前の時点で4つに増えた事もあってコレで終わりと思う人は少なかった)。
    • そして、2024年2月29日の情報解禁によりテンライナーと組み合わせる新たなケミー「クロスホッパー」とそれらを利用して変身する新たな強化形態「プラチナガッチャード」が公開された。
  • 防御面に秀でた形態であり、実際プテラノドンマルガムの攻撃は一切受け付けていなかった……のだが、本格的に戦闘を行った25話より後の出番では防御力の高さはさほど発揮されていない。
    • 逆に攻撃面では必殺技のアイアンナックルが一貫して敵に通用している。継戦能力の低さも相まって、テンライナーの硬度を活かせるのはどちらかというとこっちなのかもしれない。
  • これまでのガッチャードのフォームが「明確に見た目でどういうことをするフォームか分かる」点を重視してデザインしており、頭にUFOをすっぽり被せたりどでかいブースターを背中に付けたりするなどインパクトのある登場が相次いだため、それを超える衝撃的で一目で忘れられない姿にするか難航したようである。企画当初は、
    • そろそろライダーキックではなくパンチを主体とする
    • スチームライナーが進化して強化アイテムになる
    • 古代の錬金術が絡む

の3点だけは決まっており、その時点での仮称は「古代ガッチャード」とそのままなネーミングであった。結果として両腕に機関車が付いた現在の姿に決定したが、その背景には某巨大ロボからデザインの着想を経たという逸話がある。

仮面ライダーアイアンガッチャードの編集履歴

2024/05/27 14:48:15 版

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