ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ガラスの仮面の編集履歴

2024-07-28 06:23:54 バージョン

ガラスの仮面

がらすのかめん

美内すずえの漫画作品。およびそれを原作とした各種メディアミックスの呼称。

概要

美内すずえによる少女漫画。舞台演劇をテーマとしておりアニメTVドラマ舞台など様々なメディアで作品化されている。


花とゆめ』(白泉社)にて1976年1号から1997年20号にかけて連載された。その後『別冊花とゆめ』(こちらも白泉社)にて2008年9月号から2018年7月号にかけて掲載されたが『別冊花とゆめ』は2018年7月号限りで廃刊となった。


未完


芸能界にも数多くのファンがいるにもかかわらず、作者の都合により連載は度々長期中断している。人気があるのに続きが読めない名作として有名で、ファンの間では少女漫画界のサグラダ・ファミリアと呼ばれている。


なお、作者は、「なんとかエンドマークは出したい」という主旨の発言をしてはいる。


ストーリー

事故により引退したかつての大女優月影千草は、ある日、貧しい家庭で育った少女北島マヤと出会う。マヤは一見何の取り柄もない平凡な少女だったが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を完璧に記憶するという特技を持っていた。また、本能的に役を理解し憑依したかのように演じるという、役者としての底知れぬ才能を秘めていた。


そんなマヤの資質を月影は見抜き、封印された自身の代表作「紅天女」を演じる女優に育て上げるべく指導にあたる。マヤも演劇の面白さに目覚めていくが、劇団での稽古中に天才である子役出身の姫川亜弓と出会い…。


登場人物

※CVは順に1984年エイケン版、1998年OVA、2005年東京ムービー版


長期連載の理由

作者の弁によれば、すでに20年前(96年ごろ)から最終回の構想はできあがっており、最終ページの構図もセリフも決まっているのだが、「もう少し置いておこう」「ちょっと寄り道を」と思った結果、話が進まなくなっているのだという。


なお、現在では考えられないが、本来は2巻程度で完結の予定であった


また、現代を舞台にした長期作品の常として、作中の時代背景とリアルタイムの習俗のズレが大きくなっている。連載開始時点では黒電話が当たり前だったのだが、42巻(2004年)では携帯電話が登場し、ちょっとした騒ぎになった。


長期連載にも耐えうるよう、作中の小物については時代性を出さないようにしており、キャラクターの服装についても流行のファッションは取り入れず、できるだけ定番ファッションだけで回していたのだが、携帯電話ほど普及した機器は「出さない方が不自然」と判断し、苦慮の末に登場させたという。


その携帯電話ももはや時代遅れとなり、47巻(2011年)にはついにスマートフォンが登場。これで開き直ったか、スマートフォン関連商品とコラボしたCMも放送された。


アニメ

1984年に日本テレビ他にて放送されたエイケン版と2005年から2006年にかけてAT-Xテレビ東京テレビ大阪テレビ愛知にて放送された東京ムービー版、1998年から1999年にかけて販売されたOVA版が制作された。


東京ムービー版は、2005年4月から2006年3月にかけて全51話が放送された。なお、半年(2クール)以上続いた深夜アニメは極めて異例(ではあるが、他にも「はじめの一歩」などがありはする)。


主題歌

オープニングテーマ

「Promise」(第1話 - 第26話)

歌 - Candy

「zero」(第27話 - 第51話)

歌 - 幾田愛子


エンディングテーマ

「やさしいさよなら」(第1話 - 第13話)

歌 - 愛名

「Step One」(第14話 - 第26話)

歌 - Sister Q

「素直になれなくて」(第27話 - 第39話)

歌 - Splash Candy

「HELLO HELLO~another star~」(第40話 - 第51話)

歌 - CORE OF SOUL


スピンオフアニメ

ガラスの仮面ですが

秘密結社鷹の爪制作したことでしられるDLEがあらたに制作した作品


テレビドラマ

1997年7月から9月までおよび1998年4月から6月まで連続ドラマ版が、さらに1999年9月には2時間スペシャル版が、いずれもテレビ朝日系列(25局中24)局で放送されたほか、連続ドラマ版についてはテレビ高知TBS系列局)でも放送されている。

原作第12章までを、多少のアレンジを加えた上で実写化したものだった。


なお、連続ドラマ版の平均視聴率は11.6%・11.3%と当時としてはあまり好成績とは言えなかったが、実は(本来の)放送枠であった月曜ドラマ・インにしてはこれでもまだマシな方であった(なにせ件の枠は裏番組が強力すぎて平均どころか全話1桁が当たり前だった)。そして野際陽子扮する月影千草のインパクトは語り草である。


関連イラスト

マヤ、恐ろしい子‥‥!二人の王女

無題紫の薔薇

ガラスの仮面ガラスの仮面 36巻☆


関連動画


関連タグ

美内すずえ ガラスの仮面 がらかめ 演劇 舞台

マンガ アニメ 花とゆめ 白泉社


紅天女 ふたりの王女:オリジナル舞台


おそろしい子:月影千草の台詞でパロディとして使われ事も多い。

紫のバラの人:北島マヤの支援者

マスマヤ:NLカップリング


月曜ドラマ・イン:連続ドラマ版の放映枠


外部リンク

公式サイト

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました