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どうする家康反省会

どうするいえやすはんせいかい

「どうする家康反省会」とは、2023年度の大河ドラマどうする家康に関連したTwitterタグである
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※この記事は、あくまでX(Twitter)上で多く出現した「#どうする家康反省会」というハッシュタグを解説するためだけに作られた記事です。

修正する際は、アンチかファンの一方に著しく偏った内容でないかを投稿前に今一度ご確認願います。







概要編集

Twitter(現X)にて、2023年NHK大河ドラマどうする家康について、ドラマ内での問題点を指摘する際に使用されるハッシュタグの一つ。


経緯編集

前年の『鎌倉殿の13人』が歴代最高傑作の一つとも言われるほどの完成度であった反動に加え、今まで時代劇経験がない主演の松本潤やこれまた時代劇経験の無い脚本担当の古沢良太に対して不安視する向きも少なくなかった。


そして第一回の放映開始早々から厳しい意見が溢れ、否定的な視聴者によってこのタグが作られてしまうことになり、最終回まで多くの批判意見がネット上に出ていた。

視聴率については最初から低調な出だしだったが最終的には大河ドラマワースト2位の視聴率で終えている。


種類編集

ツイートによってさまざまな問題が挙げられているが、


  • LGBTの要素の入れ方が雑
  • 馬のCGが雑すぎる
  • 掘り下げなくてもいい話に時間を使いすぎ
  • 回想シーンが多すぎて時系列がわかりづらい
  • 主演の演技が微妙
  • 地形等に関する考証が不十分

などの意見が多かった。


備考編集

視聴者の大多数が「これはあまりいい出来ではないのでは」と感じる作品には「#『(作品名)』反省会」なるタグが作られることがある。

これは元々連続テレビ小説発祥で、作品名の後ろに「反省会」を付けたタグが何年も前から使われていた。本タグが有名になったのは2018年上半期に放映された『半分、青い。』の時であり、タグを使った批判が度々バズった上に当時の脚本担当が本タグについて炎上商法も兼ねて言及してしまうなどしてそれをニュースサイトが取り上げた結果、多くの視聴層に「反省会」タグというある意味負の文化の存在を知らしめてしまう。特にこの件は『これまで一応の棲み分けができていたファン層とアンチ層』を一つの場に混ぜ込んでしまうこととなり、『ファン層が反省会タグを使う人への批判を行いアンチ側が反応して炎上』という場外乱闘にまで発展した。(この場外乱闘自体はどの作品でも日常茶飯事で行われている事だが、このタグも相まってそれが表面化してしまっている。)

ちなみに反省会ネタがネット上で本格的にブレークしたのは2023年上半期の連続テレビ小説『ちむどんどん』であり、放映開始当初から最後まで『ちむどんどん反省会』タグが踊りリスナーからの批判に晒されるのが恒例となっていた。


注意点編集

主演について編集

松本の演技については1983年の『徳川家康』で家康を演じた滝田栄を始め、それ以降の大河ドラマ青年期の家康を演じた8代目中村芝翫(『武田信玄』)、郷ひろみ(『信長 KING OF ZIPANGU』)、風間俊介(『麒麟がくる』)らと比べられるのはある意味仕方ない部分もある。これまでの家康像が「理知的かつ慎重、腹の中に野心を抱えている」といった人物像だったのに対して松本の演じる家康は「普段は泣き虫でヘタレだが、やる時はやる」という人物像であるため、これまでの家康像に慣れている大河ファンにとっては違和感が生じるのも当然であろう。なお、本作の時代考証を担当する一人である小和田哲男氏曰く「この人物像こそ史実の家康に最も近い」らしい。また同じく時代考証を担当する一人である平山優氏がTwitter上で「彦左の呪縛からの脱却」という発言をしていることもあり本作が『三河物語』の影響がある山岡荘八の小説をベースにした『徳川家康』とは全く違う作風になるのはある意味当然とも言える。


また、本作自体が松本氏を主役にするために作られたと言ってもいいようなものであるため、これまで時代劇に出たこともなく、本作が大河ドラマ及び時代劇初出演となる彼の演技が時代劇への出演経験が豊富なこれまでの役者と比べられ不安視されていたのも事実だが、老年期まで演じきったことで終盤になるとそういう声はほとんど無くなっている。


制作陣の意図編集

馬のCGが雑すぎる」という意見や清洲城の中国感に嫌悪感を示す視聴者は多かったが、馬のCGが他の建築物等のCGに重ねてキャストが演技するという手法はハリウッドでも使われていたものであったりする。また清洲城については江戸時代に廃城となり新たに尾張藩の居城として建てられた名古屋城と近隣しているためか混同され

  • 実際のところ設計や縄張りに不明な点が多い
  • 尾張守護・斯波武衛家が守護所にしていた時代はおろか信長の生存中でも天守閣は存在しない
  • 天守閣は織田信雄が天正地震をきっかけに大修築した時に備えられた。

という最新の考察を取り入れたものでもある。清洲城の中国感は「作中の家康(主人公)の視点になりきって作った」という制作陣の意図によるものである。視聴者の中にもそれを技術の発展を上手く使ったということでそれなりに高く評価している者もいないわけではないため、使う際にはできるだけそのようなファン層に配慮する必要がある

(例…ファンアートタグである「#どうする絵」と併用しないようにする、など)


問題点を指摘し批判することは決して悪いことではないが、そこにも何かしらの事情や制作陣による意図があることを一考することもまた必要であるということを忘れてはいけない。


関連タグ編集

どうする家康

半分、青い。…反省会の元祖

ちむどんどん反省会…反省会の金字塔

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