概要
Pixivユーザーの白夜魔(Shiroyama)氏が連載していた、ジョジョの奇妙な冒険「黄金の風」の非公式二次創作漫画。
本作は、原作ではサルディニア島編でボスによって非業の死を遂げたリゾット・ネエロがジョルノ・ジョバァーナによって蘇生され、チョコラータ&セッコ戦まで延命した世界線を描いている。
エピローグのラストシーンをカラー化した作品を含めて、全9話。
2024年12月17日には、表紙絵などの加筆がされた全話一気読み版(合計72ページ)が追加された。
登場人物
パッショーネ(暗殺チーム)
サルディニア島におけるボスとの戦闘で瀕死の重傷を負うが、ナランチャ・ブチャラティ・アバッキオに発見され、その後、ジョルノ・ジョバァーナのゴールド・エクスペリエンスの能力によって蘇生・延命される。
2年前のリゾットの部下だった男達。
本作における彼等の最期は、TVアニメ版の設定を採用している。
パッショーネ(ブチャラティチーム)及び協力者
原作主人公である、ブチャラティチームの新入り。
本作では、リゾットをゴールド・エクスペリエンスの能力で蘇生・延命させたが、瀕死の重傷を負っていたリゾットの治療処置は「自身の全エネルギーを総動員しなければ難しかった」と内心で語っている。
ブチャラティチームのリーダーの男。
本作では「自分の魂は死んでいる」と評したリゾットの嘘を見抜き、「あんたの魂は死んでなんかいない」「いつだって血を吹き出していたはずなんだ」と言い、「オレ達はもっと早くに会うべきだった…」と吐露している。
原作と違い、リゾットを発見した後にムーディー・ブルースによるボスの似顔絵の作成を早期に行ったため、サルディニア島ではボスに殺害されなかった。
しかし、作者曰く「眠れる奴隷」の運命からは逃れることは出来ないとのことから、セッコとの戦いかボスとの最終決戦で……。
パッショーネ(ボスおよび親衛隊)
本作では、リゾットによってキング・クリムゾンのスタンド能力と二重人格者であることをブチャラティチームが早期に知ることとなった。
本作におけるラスボスを務める人物。
2年前にソルベとジェラートを惨殺し、その時の出来事を最高傑作と評した外道の中の外道。
チョコラータの元患者にして彼の共犯者。
