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「まさか。疑問に思ってるだけです。あ、それと呼び方はアニューで良いですから。」

プロフィール編集

年齢不明(外見では20代前半)
身長170cm
体重49kg
髪色藤色
髪型セミロング
血液型AB型
所属ソレスタルビーイング→イノベイター
CV白石涼子

概要編集

王留美の紹介によりCBに参加し、ラグランジュ3での補給後からプトレマイオス2に乗船し、操舵手を務めた。

「宇宙物理学、MS工学、再生治療の権威であり、操船技術や料理に長け、おまけに美人」とイアンに評されるほどの逸材である。

乗船後、プトレマイオス2の位置が悉くアロウズ側に把握されていることについて疑問を持ち、時折不審な行動をとるロックオン(ライル)が関係しているのではないかと当初は疑いの目を向けていた。

しかし、彼の素性を知ったことをきっかけに心を通わせ、徐々に恋人関係となっていった。


イノベイドとしてのアニュー編集

しかし、その正体は情報端末タイプのイノベイドであり、プトレマイオス2の位置が把握されていたことも彼女の存在が原因であった。

本人にその自覚はなかったが、同じ遺伝子ベースから生み出され、後に意図的に捕虜となったリヴァイヴの脳量子波を受けたことでイノベイターとしての使命に覚醒し、CBから離反した。

その際、トランザム及びツインドライヴシステムに関するデータが彼女によって盗み出され、イノベイター側の機体に利用されることとなった。

イノベイドは基本的に性別を持たないが、人間社会に潜り込ませる諜報員には偽装の為に身体やメンタル面での性別が与えられているらしく、劇中でもイノベイドとなった後もライルへの情を捨て切れず苦悩するアニューに対して、戦闘型イノベイドとして造られたリヴァイヴからは「女になんて造るからだ」と苦々しく思われていた。


最期編集

その後、ガッデスのパイロットとして他のイノベイターと共にプトレマイオス2を襲撃し、ライルのケルディムと死闘を演じた。

戦いの末、ライルの必死の説得に心を動かされ、イノベイドとしての宿命に逆らうことを決意。

愛するライルの元に戻ろうとしたが、それを許さないリボンズの脳量子波によって意識を完全に乗っ取られてしまい、攻撃を再開。

ケルディムを撃墜寸前にまで追い込んだが、あらかじめ「もしもの時は自分が撃つ」と宣言していた刹那ダブルオーライザーによって撃墜(しかもコクピット付近を正確に狙撃)され、死亡した。


彼女の死にライルは刹那をフルボッコにし、気づかないところでは銃口すら向けるほど憤慨していたが、この時の彼女はリボンズに自我を奪われ、完全に操り人形に成り果ててしまっていた為、刹那はライルだけでなく、アニューを救う意味でもその命を絶つしかなかった。

ダブルオーの狙撃によりヘルメットのバイザーが砕け(さらにライルの説得の際コクピットのハッチも力づくで開けられていた)息絶えるのも時間の問題となっていた中、既に戦闘によってボロボロだったケルディムを自機の爆発に巻き込まぬように突き飛ばして距離を置かせていた

イノベイター退場者第3号。最期の瞬間には、ダブルオーライザーによる意識共有領域にて、ライルと自分が分かり合っていたことを確かめ、このような形であれライルと巡り合えた運命に感謝していた。


『ねえライル、私たち、わかりあえたよね…』


この際、アニューはヴェーダを経由したリボンズの支配から解放=ヴェーダとのリンク切断状態であった為にヴェーダ内に意識データのバックアップがされておらず、復活は不可能、イノベイドにおける本当の意味で死亡している。

最終決戦後には彼女の墓石がロックオンの家族の墓の横に立てられた。



その他編集

突然イノベイターとしての使命に覚醒した理由について、アニメ本編では示唆されるのみで明言はされていないが、アニュー役の白石涼子のブログでは「今までの全ての記憶や感情は持ったまま、リヴァイヴの脳量子波によってイノベイターとしての使命が覚醒した」と説明されており、その後プラモデルの解説書などでも同様の説明がなされている。


なお搭乗機のガッデスは、彼女の中の人(=白石さん)のファンであるメカデザイナーの柳瀬敬之たっての要望によってデザインされたものである。


ちなみに二期最終話のラストシーンや劇場版には彼女と瓜二つの女性が登場し、一時話題となったが、これはアニューやリヴァイヴと同じ塩基配列から生み出されたイノベイドで、連邦政府の報道官として活動している。

声優こそ同じだが、髪型は若干リヴァイヴに近く、アニューとは別人である。


主な搭乗機編集

ガッデス


関連イラスト編集

無題センシティブな作品

アニュー・リターナー届いてるよ


関連タグ編集

機動戦士ガンダム00 ガンダム00 イノベイター 伊野部家

ロックオン・ストラトスライル・ディランディ) 刹那・F・セイエイ リボンズ・アルマーク

リジェネ・レジェッタ リヴァイヴ・リバイバル ヒリング・ケア ブリング・スタビティ デヴァイン・ノヴァ

ガッデス プトレマイオス2

ライアニュ 悲劇のヒロイン


Gジェネレーションシリーズ:『WORLD』にデビューして以来、着実に参戦。

『CROSS RAYS』では、ニール・ディランディのお叱りと叱責を受ける特殊セリフも。


第2次スーパーロボット大戦Z:再世篇に於いて、彼女が生き残るルートが存在する。

刹那がコクピットをギリギリ外して狙撃→コクピットブロックをライルに引き抜かせるというもの。

ライル大歓喜である。

刹那曰わく『狙撃のコツは先代ロックオンから教わった』という。


第3次スーパーロボット大戦Z:アニュー生存ルートが正史扱いになっている。

……のだが、同作以降の00は劇場版名義での参戦なのでTV版にしか登場していない彼女は加入どころか名前も出ない(会話の中でそれとなく言及される程度)。


菜々ママ:中の人が同じ同じ制作会社アニメのキャラクター。娘が「せつな」という偽名を名乗っているため、「偽名が『刹那』の人物に殺されたキャラ」と同じキャストが「偽名が『せつ菜』の人物の母親」を担当しているという何とも複雑な構図が生まれてしまった。

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