概要
畠中悠(ボケ)と伊藤俊介(ツッコミ)による吉本興業所属のお笑いコンビ。共に東京NSC17期生、2014年結成。同期に空気階段、コットン、ガーリィレコード、蛙亭、ミキ(亜生のみ)、さや香などがいる。
伊藤は森本サイダー、蛙亭の岩倉美里(現芸名イワクラ)、ママタルトの大鶴肥満という性別も所属事務所もバラバラな芸人4人で同居していた。2022年初頭にイワクラがシェアハウスを出てその後伊藤も独立したが、数か月後に伊藤とイワクラの交際が発覚。後述の『新・乃木坂スター誕生!』を含んだ数々のバラエティ番組にて、周囲からいじられる羽目になった(ちなみに畠中とイワクラの相方・中野周平は二人の関係を全く知らされておらず、ネットニュースで初めて知った。伊藤が畠中に知らせなかった理由は「死ぬほど口が軽いから」)。
畠中も同じ事務所の芸人素敵じゃないかの柏木成彦、太鵬の太朗と同居していた。また、2023年12月14日にタレントの井上咲楽との交際が発覚したが、2024年5月19日に破局(ちなみに一度は破局して復縁をしていた)。その破局した日以降で畠中は井上共々、数々のバラエティ番組で周囲からいじられる羽目になった。
芸風はシュールでローテンションな漫才。ネタは畠中が最初にテーマを持ってきて2人で作る。
第42回ABCお笑いグランプリ王者、根っからの東京芸人が優勝するのは史上初(東京芸人はそれ以前にGAGとファイヤーサンダーが優勝しているが、どちらも最初の拠点が大阪だった)。
M-1グランプリ2019~2022ファイナリスト。何故か順番に恵まれなく、2019年と2020年はファーストラウンドでそれぞれミルクボーイ、マヂカルラブリーとその年の王者に続いて漫才を披露する羽目になり成績は振るわず(2019年は7位、2020年は5位)、2021年は1位通過で最終決戦に残るもその年の王者錦鯉の後に披露することになって準優勝に終わった。2022年は初の敗者復活戦からの復活だったが7位に終わった。
そして、2023年も準決勝敗退で敗者復活戦は新システムでナイチンゲールダンスに敗れてしまい、連続決勝進出記録が途絶えた。
2022年4月25日放送開始の『新・乃木坂スター誕生!』にてMCを務めることとなった。オズワルドにとってはこれが初の番組MCとなる。
メンバー
畠中悠(はたなか ゆう)
身長180cmの長身で、マイペースなお人好し。好きなアーティストは、中島みゆき。オリジナルソングも多数作詞作曲する。その内の一曲である「コンビニエンスマン」がT字路’sによってカバーされ、カバーアルバムに収録された。
2024年2月に初期の腎臓癌だったことが発覚。同月29日に手術が行われ、無事に退院した。
伊藤俊介(いとう しゅんすけ)
駒澤大学卒業
ちょび髭と丸眼鏡が印象的。実妹が2人いて下の妹は女優の伊藤沙莉。妹曰く、「ボーッとした人」らしい。妹の友人である松岡茉優からも「多くを語らない人柄」と評されている。母子家庭であったため、沙莉を含め妹たちの面倒を一手に引き受けていた。
遅刻魔で言い訳が得意だが、先輩芸人のほんこんには通用しなかった。また、過去にキャバクラのボーイをしていたので土下座も得意。
2023年に入って、横浜DeNAベイスターズのファンになった。そのきっかけも、特異なものであり、ロクに野球も分かっていなかったがWBCでの侍ジャパンの活躍に感動し、その直後に開幕4連敗だった横浜について「開幕4連敗するチームなんか優勝するわけねえだろ」と言ったところ、その発言に怒った横浜ファンからのリスナーからSNSで「一回球場に来い!!」と返事があり、その通り観戦したら一気にファンになったというもの。(そもそも、チームのコンディションにより順位は変動し得るものであり、開幕時点の状態が、必ずしも最終順位に結びつくことはなく、極端な話、前半戦終始低迷しながらも大逆転優勝を決めた2022年のオリックスと開幕11連勝しながらもその後大失速しCS出場も逃した同年の楽天のような例もある。そのため、いかに伊藤が野球に無知であったかを象徴するエピソードとなっている。)
そのため、先述の通り、野球のルールについて全然理解していないどろか、横浜ファンでなくとも、少なくともプロ野球を観たことがある人なら知っているはずの、横浜DeNAベイスターズ暗黒時代脱出の象徴の一人でもある筒香嘉智のことを知らなかったことを、元より熱心な横浜ファンであった鬼越トマホークの金ちゃんからSNSにて暴露されていた。
関連タグ
真空ジェシカ…人力舎所属の同期芸人でライバル。ガクに至っては伊藤の彼女であるイワクラに長年恋心を抱いていたため、恋敵でもある他、ファンを公言している乃木坂46の冠番組MCをオズワルドが務めていることに不満を抱いている。
おいでやす小田…こちらはR-1ぐらんぷりで自分の直前にネタ披露した芸人が王者になっている。
歴代ABCお笑いグランプリ王者