「カブトムシパワーが、満ち満ちたカブトムシ!フハハハハッ!」
「オレの硬さに敵うと思うなカブト~!!」
登場話:第19カイ!「ゼンカイ改め、超ゼンカイ!」
データ
身長/48.3m
体重/2270.1t
概要
カブトムシワルドの暴走したカブトムシパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級カブトムシ戦闘兵たるダイワルド。
頭部と両腕、人格がカブトムシワルドの物へ置き換わった結果、クダイテストの体形・カラーリングとも合わさってモチーフ元に相応しい重厚かつ威圧感のある外見へと変貌を遂げた。
カブトムシワルドと同じく、カブトムシ由来のパワーと防御力を活用したパワフルな接近戦が持ち味の他、頭部からは紫の電撃ビームが放てる。また誕生時に発生した周辺の巨木より樹液を発射、敵を樹液塗れのベタベタにして動きを封じる技「樹液スプラッシュ」も使える。
更には、頭の角から発生させた紫のバリアで全身を包み防御力を飛躍的に高める「勝って兜の緒を締めるフラッシュ」を使う事も出来る。尚、発生させたバリアは必殺技レベルの攻撃でないと破れない。
活躍
カブトムシワルドが倒れた直後、バラシタラが後詰めで呼び出したクダイテストがカブトムシトジルギアを踏んだ事で誕生。すぐさま自身以上のサイズを誇る巨木から成る森を呼び出し、街をセミの声が響く樹海に沈めてしまう。
程無く、世界改変に巻き込まれていたキカイノイド組が機界モードになって駆け付けるも、4人は自分達の知らぬ間に誕生していたスーパーゼンカイザーの姿に興味津々。そうして自身に注意が行ってない相手の隙を突き、電撃ビームで不意打ちして先制する。
しかし相手もすぐにゼンカイオージュラガオーン・ブルマジーンになって反撃。それならばと樹液スプラッシュを浴びせて動きを封じた所を尻尾の振り回しで追撃する。
直後にツーカイオーカッタナーが乱入し、これに勝って兜の緒を締めるフラッシュを発動して防御を固めるもいきなりカッタナー刀・烈火大斬を繰り出して高めた防御力を無効化されてしまう。
だがその隙に、ゼンカイマジーヌが魔法の洗剤でゼンカイオー達の樹液を消し去って元通り動けるようにしたため、結局2対1の不利な状況に戻ってしまう。
そこからはゼンカイオー達の連携に圧倒された挙句、止めの「ジュランソード円月クラッシュ」と「ブルーンピッカーアクセルストライク」の同時攻撃が直撃。自慢のバリアも流石に効かず致命傷を喰らい、「昆虫、スゴイぜ…!!」と言い残して敗北・爆散。体内のカブトムシトジルギアも完全に破壊されてカブトムシトピアが並行世界へと解放された。
余談
巨大な森は実際の森にビルのミニチュアを置いて表現された。
そのため予告映像を見た視聴者の中には「ゼンカイオーやツーカイオーが小さくなってる」と誤解した人もいた。