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ディオと奇妙なジョジョたち

でぃおときみょうなじょじょたち

『ディオと奇妙なジョジョたち』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』を題材としたうたの氏作のギャグ漫画である。
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概要編集

 ディオと奇妙なジョジョたちとは、『ジョジョの奇妙な冒険第一部』をパロディ化した、うたの氏によるギャグ漫画である。

 全17話。


 特徴は細かい原作ネタや巧みな伏線回収、本編の展開とかけ離れているようで、実は大筋は殆ど同じということ、ジョナサンとディオの性格と台詞が原作から反転していること、原作では絶対にありえないジョナサンとディオの仲の良さであり、ギャグ作品でありながら「ディオが善人だった場合のジョジョ」が真面目に描かれている。

 原作の名台詞は一通り回収しているが、中にはジョジョをパロディした作品からもネタを拾う場合も。

(「卒論のページ数は13枚だぞ」→「なに? 今まで食ったパンの枚数だって?」)


登場人物編集

ディオ・ブランドー編集

 ジョースター家の養子になるが、初っ端からキャラの濃すぎるジョースター父子に圧倒されて考えるのをやめた

 別に野心があるわけではなく、ジョナサンと彼の変な知り合いに振り回されているだけの普通の人。ちなみに犬好きである。

 ツェペリのしつこい勧誘を「おれは人間をやめたくないぞ!」と泣きながら断ったが、不慮の事故で哀れ吸血鬼に。吸血鬼になってさえもジョナサンの理不尽な強さを恐れており、ジョナサンを怒らせた時は恐怖で震えていた。

 日光を避けている以外は普通の生活を送っていたが、とある事件で波紋を使い肉体が消滅する。その時のある行為が元で一悶着起きることに…。

 調子に乗りやすい性格は原作と同様だが、怪しいものを見ると衝動的に「せずにはいられない」癖もあり、この悪癖のせいで酷い目に遭うが百年後も治らなかった


ジョナサン・ジョースター編集

 ジョースター家の長男。初登場時点でディオと同い年であったにもかかわらず、既に原作青年期のガチムキマッチョだった。

 温和で礼儀正しい性格だが、行動を共にする義弟のディオには傍若無人。ディオによると紳士の仮面の下にドス黒い本性を隠している。ブチ切れると何をしでかすか不明な部分があり、徐々に原作DIO化している…?

 波紋を完全マスターしており、吸血鬼のディオに「やっぱお前人間じゃないわ…」と言わしめる人間離れしたチート。うっかり首の骨を折っても平気だったり、波紋が練れない状態ですら翌日には傷が完全回復したとか…。「首を吹っ飛ばされた後もしばらくは大丈夫」と言った通り、首だけになっても元気にいじけ続けていた。

 自分が知っている知識を語り始めると止まらない傾向がある。子供の頃からディオの爆発力には一目置いているらしい。

 百年後も健在で、むしろ化物っぷりが進化している。


ジョージ・ジョースター編集

 ジョナサンの父親。言動こそまっとうな紳士なのだが、女装癖や露出狂変態

 ジョナサンの時計を下着代わりにしてジョナサンに刺殺された。以来ジョナサンはジョージを死ぬほど嫌っており、百年後も女装や全裸の男に対してトラウマが残ってしまった(ディオが「ジョージ・ジョースター卿の名誉」という言葉を言った際には「あんなクズに名誉などあるものかァーーーッ!」とブチ切れ、二度と彼の名前を口にしない様釘を刺している程である)。

 ジョナサンが百年後住む屋敷では『心も体も男でありながら、己の変態欲を満たすためのみに行う館内での女装を禁ずる』というルールを設け、破った場合は輪切りにされて床にコレクションされる

だが、女装癖はジョセフ受け継がれた


ダニー編集

 ジョナサンの愛犬。なぜか炎に包まれており、口から炎を吐くこともできる。

 只の犬ではない所が、流石はジョナサンの愛犬と言ったところか。

 ディオもダニーを可愛がっており、よく一緒に遊んでいるようだ。


エリナ・ペンドルトン編集

 ジョナサンのガールフレンド

 やはり彼女もジョナサンの彼女だけあってか、いきなり初対面のディオにファーストキスをしてジョナサンを怒らせてみたりとアレ。

 2話ではジョナサンとディオの3倍の身長を持つ巨人に成長した。遠近感ブレイカー。

 それ以外は原作同様の心優しい美女で、ディオとジョナサンの一番の理解者。


ロバート・E・O・スピードワゴン編集

 ジョナサンの…友人…?

 初対面のディオに「ゲロ以下の臭いがプンプンする」という理由で燭台を蹴りつけ顔に大火傷を負わせるが、一応ディオに続く常識人。

 ジョナサンを慕っているのはもちろん、ディオのことも友人として認識している様子。


ウィル・A・ツェペリ編集

 ジョナサンの波紋の師匠。

 常人には「パウパウ」としか聞こえない波紋語しか喋れない(孫のシーザーやその師匠リサリサはちゃんと喋れた為トンペティの指導方針が原因と思われるが、そのトンペティは普通に喋れる)。

 ディオに波紋の素晴らしさを伝えるため、骨折した腕の治療を実演しようとした。しかしディオが骨折していなかったため、無理矢理骨折させて治そうとするが、うっかりディオの腹を突き破った。

 その後も諦めず、契約書を手にディオが泣き出すまで勧誘が続けられた。私と契約して波紋使いになってよ!


タルカス編集

 ジョナサンの卒業論文の手伝いでウィンドナイツ・ロットに行った際、「せずにはいられない」癖が治まらずジョナサンに殴られたディオの血しぶきが死体に飛び散り、屍生人(ゾンビ)として復活した。

 基本的に原作と同じ。


黒騎士ブラフォード編集

 タルカスと同じく、ディオの血でゾンビとして復活した。

 しかし刎ねられたジョナサンの首を見て生前のメアリーの記憶を思い出し、高潔な魂を蘇らせた。

 その後はただ感動するだけで何もせず、スピードワゴンには気持ち悪がられた。


ストレイツォダイアーさん編集

 両者共に波紋戦士であり、波紋法の総帥・トンペティ老師の弟子。ツェペリと同じく、波紋語でのみ会話している(スト様は後に普通に喋れる事が発覚した為、他の連中と会話する時だけ使っているものと思われる)。

 ジョナサンの結婚を記念した船上でのパーティーに出席する。


トンペティ編集

 チベットの山深くの寺院に住む「波紋法」の老師。ツェペリらとは違い、普通の言語で会話している。弟子と同じくジョナサンの結婚を記念した船上でのパーティーに出席する。


ポコ編集

 「ウインドナイツ・ロット」という村に住む少年で、ジョナサンの結婚を記念した船上でのパーティーに招待される。何故か船に括りつけられたロープで宙を舞っている。


ポコの姉編集

 文字通りポコの姉であり、ジョナサンの結婚を記念した船上でのパーティーに招待される。

 原作とは違ってディオに心酔しており、彼の気を引いて永遠の若さを手に入れようとしていた。


ワンチェン編集

 金目の物を盗もうと、ジョナサンとエリナの結婚記念パーティを行う船に忍び込んだコソ泥。

 尚、原作とは違いこの話では毒薬の下りが無い為、ディオとも一切面識は無かった。


第一話編集

ディオと奇妙なジョジョたち


関連タグ編集

二次創作漫画

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

ジョジョの奇妙な夏休み・・・本作の続編。第3部「スターダストクルセイダース」を元にしたギャグ漫画。

ジョジョの奇妙な宝探し・・・更なる続編?第5部「黄金の風」を元にしたギャグ漫画。

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