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未来(あす)を願う涙、笑顔に変わるまで

バーンバーンバンバーン バーンバンバンバン バーン

ブレイバーン


楽曲情報編集



概要編集

勇気爆発バーンブレイバーン』のオープニング主題歌。

勇者シリーズよりもさらに前、渡辺宙明菊池俊輔のような昭和チックな歌と、ロボット名や必殺技等ロボットアニメの主題歌のセオリーを入れているのが特徴。

非常に熱く、でもどこかノスタルジーな歌詞と曲調そしてブレイバーンの重厚な低音なイケボの魅力も相まって、一度聴くとつい口ずさんでしまう中毒性がある。




作中での扱い編集

…とまぁここまで書くと普通だが、作中の使われ方があまりにも衝撃的すぎて印象に残されてしまう強烈な一曲となっている


本作に登場するルイス・スミス第1話で、ハワイのバーでイサミ達と別れるとき、去り際でこの曲のメロディに似た鼻歌を歌っているという意味深げな演出がある。


そして1話の終盤。

最初はリアルロボ調のストーリーで進んでいた。

ブレイバーンが登場し、主人公イサミがブレイバーンに促されるまま乗り込みゾルダートテラーとの戦闘に突入すると同時にこの曲が大音量で流され始め、いきなりアニメの雰囲気とジャンルがスーパーロボット系へ変わるインパクト満点の演出により、視聴者の度肝を抜いたのだ。



ここまでは特撮やアニメ(の特に1話)でありがちな演出だと言えよう。



しかし、状況の理解が出来ない中必死にゾルダートテラーに応戦し、ようやくある程度周囲を理解してきたイサミが半ギレで叫ぶ。





さっきから何なんだこの歌は!?








そう、なんとこの曲は作中では ブレイバーン自身が流しており、コックピット内でも聴こえるという これまた仰天の扱いだったのだ(しかもブレイバーンの性格を考えると、自前でテーマソングとして作った可能性が高い)。

なおイサミの反応は中の人のアドリブである(後のワンフェスでの大張正己監督の話によると、BGMはブレイバーンの首後部の黒いパーツがスピーカーとなっており、そこから再生しているとのこと)。


そしてとどめと言わんばかりにエンディングにて、それまでのイメージをひっくり返すアニメーションと共に流された事で、このアニメの方向性を(歌が流れ始めてからたった5分で)1発で頭に叩き込んでしまった。


3話からは効果音がところどころに追加され、喧しい…否、賑やかな仕上がりになった。

手が加えられたのはブレイバーンのシーンばっかりな気がするのだが……。


以降も作中で何度か流れているものの特に登場人物からの言及はない(ただし前述の1話の該当シーンではブレイバーンのコックピット内では曲がくぐもっているという芸コマな描写があるため、コツを掴めば今後も見分けられると思われる)。









最終話ネタバレ注意!!編集























最終回の12話では勇気を爆発させ黄金の姿を得たイサミを象徴するかのごとく、なんとイサミ・アオ(CV:鈴木崚汰)verが流された

上述の通り、1話でブチ切れていたイサミが歌っていると考えると非常に感慨深い。


さらにさらに、エンディングにて記念に歌えとでもいわんばかりにサプライズとしてカラオケ画面(TVsize.ver)が流れた。…何言ってるかわからないと思うが、事実である。

しかもご丁寧にSEが全てのシーンに追加されており、演出が豪華になっているおまけつき。


最後の最後まで、徹頭徹尾ブレずに突っ走ったこのアニメを象徴するかのような幕切れを飾ったのだった。



…最後までなんなんだこの歌は⁉︎


ちなみに件のイサミver.だが、長らく最終話で少ししか聞こえなかったがサウンドトラックにて収録された。

どこかイサミらしさを残しながらも、しっかりブレイバーンをリスペクトした歌い方になっているためぜひ聴いてほしい。



スパロボDD編集

『バーンブレイバーン』が参戦するスパロボDDシナリオ「私のように熱く叫び、戦うのだ!」でも勿論使用され、ブレイバーンが戦うシーンでほぼ毎回流れるという破格の優遇を受けている

ちなみに本作でもしっかりコックピット内の設定は受け継がれており、イサミに「またこの歌が流れるのか!?」(PVでは新録で「さっきからなんなんだこの歌は!?」)とツッコまれていた。



ニコニコ動画では編集

スタッフの一人がシリーズ構成として参加した作品のOP曲と同じく、(ニコニコ恒例のツッコミを入れる)コメントや弾幕のテンプレ合戦が始まっている。

しかも話数を重ねる度に進化している


  • 時報(7:30など)
  • タイトルロゴに他作品タイトル全部載せ(例:FREEDOMドラえもんのび太の勇者ロボにあこがれて
    • ニコニコ定番のネタ。
  • 「この地球の嘆く声を聞け」→イサミの嘆く声も聞け
    • ごもっとも。
  • 「安らぎを守る盾となれ」→イサミの安らぎも守れ、(7話以降)スミスのプライバシーも守れ
  • 「命はメロディ」→(3話以降)こいつはガガピー
    • このシーンで映るルルのことを指す。余談だが彼女の出自(ネタバレ注意!)を考えるとルルのことを一つの「命」と歌っているようにもとらえることができ、非常に感慨深い。
  • 「絆はハーモニー」→(6話以降)オヤジはレフェリー
  • 「戦士の眼差しで」→まだ見ぬ変態たち
    • デスドライヴズ幹部達のこと。実際大体そうだから困る。なお、話が進むごとにシルエットに合わせ各幹部の名前も打たれている。
  • 「貫け」→(6話以降)推して参る杉田
  • 「愛を生を闘志を刃に叫べ」→さっきから何なんだこの歌は!?
    • 「叫べぇ〜」の辺りで投稿すると1話の様にベストなタイミングとなる。
  • 「(ブレイブズバーーッシュ!)」→(3話以降)何が違ぇんだよおおおお!!
    • 2話のイサミの発言から。
  • 「未来(あす)を願う涙」→ここスマブラ
  • 「笑顔に変わるまで」→マサミィーー!!イサミも笑顔に変えろ
    • 大張正己氏のテロップがあるため、イサミへのシャウトになぞらえて。
    • ぐうの音も出ない。



余談編集

スタッフトークショーによれば、OP映像は本編にリンクする伏線が多いとのこと(例としてティタノストライドと並走するブレイバーン。数は圧倒的に少ないが6話にて早速回収された。

ちなみにこのときのブレイバーンはスローモーションのような独特な走り方をしているが、かつて大張監督が関わっていた勇者シリーズ···詳しく言えば勇者特急マイトガインのオマージュで、監督本人からもファンからの指摘に言及があった)。

更に実は2話からの時点でライジング・オルトスが先行登場している(1:02でよく見ると一番手前で他のティタノストライドやブレイバーンと並んで並走しているのが確認できる)。


目上から呼ばれてやって来るのが「参上」で、目上の者が目下のところへ出て来てやるという上から目線の表現が「見参」。呼ばれもしないのに一方的に押しかけるのが「推参」であり、ブレイバーンらしいタイトルの付け方と言える。



また、 クーヌスに似たシルエットに水中で手を伸ばすスミス、スペルビアのボディに似た結晶体のペンダントを握り叫ぶルルに酷似した少女という意味深なワンカットがあるが···


因みにオリコンDLチャートでは初登場1位を記録。これにより共に音楽のランキング1位を獲得した経験がある事になった。こんな形で良かったのか?



さらなる余談(ネタバレ込み)編集

上述の通り、本編にリンクする伏線が多いとあるが実際は映像も合わせて見ると、伏線どころかネタバレに爪先を突っ込むレベルであった


ブレイバーン(本人)が出演することとなったアニサマ2024のDay3説明文によると「本人が作詞・作曲・編曲」とあるがこれが作中での設定とした場合、イサミと邂逅して数分しか経たない戦闘の際にいきなり流れ始めているためイサミの元に駆けつけるまでの僅かな間に即興で作ったことになる

これに関してはブレイバーンの正体(ネタバレ注意!!)が機械の身体となったことで人工知能レベルの思考速度を獲得したと仮定した場合、一応辻褄が合わないこともない。


鈴村氏がラジオ等で語ったところによると、初期はもう少しキーが高かったらしい。

本人曰く、キーが高い方が「鈴村健一としては歌いやすかった」が「ブレイバーンが歌うのなら、もう少しキーが低い方がいいのでは?」と考え、スタッフにその旨を伝えたところ、曲を作っている方からの要望もあって実際に顔を合わせて調整し、現在の形に落ち着いたとのこと。



関連動画編集




イサミ・アオver.編集



関連項目編集

勇気爆発バーンブレイバーン

ブレイバーン(勇気爆発バーンブレイバーン) イサミ・アオ さっきから何なんだこの歌は!?

劇中歌


双炎の肖像:エンディング。ある意味聞く価値あり。こちらも8〜9話の展開を回収するような歌詞が含まれている。


西川貴教:同時期に公開されたブレイバーンの中の人が出るガンダム映画の主題歌を担当しており、この曲のバズりに対して言及している。 そして、当の本人が引用してこれに返事している。

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