「ネオショッカーはドリームランドでドクロンを使おうとしている。止められるのはあんたしかいない。」(さゆりをおびき寄せる際の電話でのセリフ)
「猛毒ガス・ドクロンのボンベを車に移せ!こうなったら破れかぶれだ!東京のど真ん中を猛毒ガス・ドクロンをまき散らしながら走ってやる!」
スーツアクター:上田弘司
人間態:高木真二
登場作品『仮面ライダー(新)』
第24話「マダラカジン 毒ガスの恐怖」登場
概要
ボルネオのジャングルから魔神提督が呼び寄せたマダラカの怪人。
白いスカーフを巻いており、「マダラマダラマダラ~」という鳴き声を出す。
黒いトレンチコートと帽子を身に着けたサングラスの男に化け、学会を追放された復讐から猛毒ガス・ドクロンを開発した川口博士から3億円で買い取り、これをばら撒こうとする。
ドクロン発生装置を博士から買い取った後、博士を妹のさゆり共々口封じにかかるも筑波洋に阻止されるが、兄の研究に対する良心の呵責に苛まれるさゆりを、電話で声色を換えて遊園地ドリームランドにおびき寄せて捕えた。
世間への憎しみから洋への問いにも答えない博士だったが、妹の書置きを見てようやく口を割り、洋と共にドリームランドへ向かうが…
武器は口から発射するマダラカガンと右手に装着する注射針からのマダラカ毒。このマダラカ毒に犯された者は斑点が出来て死ぬ。(液は緑色だが、なぜか相手を刺す際は液を出す様には描かれず、血を抜き取られるような描写がある)
自身は使わないがアリコマンド用に柄がネオショッカーマークになっている剣を取り出して支給する。
ドリ-ムランドでのドクロンばら撒きと川口兄妹の始末に失敗した後はドクロンを東京中にばらまこうとするが、追ってきたスカイライダーに阻止され、スカーフをつかまれて振り回され、目が回ったところをスカイキックを受け爆死。装置もマダラカジンの死と共に爆発した。
なお川口博士は妹を助けようとした際マダラカガンで負傷したが、全治2か月で退院することになったという。
余談
「~ジン」という名前のネオショッカー怪人はシビレイジン・オオカミジン飛んでこのマダラカジンが最後だが、クラゲロン・サイダンプ・コゴエンスキー・ムササベーダー兄弟に、次のゾウガメロンもデザイン画では「~ジン」だった。
このマダラカジンが仮面ライダーシリーズ第一作目から怪人を演じてきた安原氏による最後のライダー怪人である。
27・28話や劇場版では怪人2世部隊として登場。この時は白いスカーフはしていない。27・28話では他の怪人同様黄色いスカーフをしている。
関連項目
タコギャング:ボルネオ仲間。