概要
メカ野薔薇(メカ釘崎野薔薇)とは、『呪術廻戦』の嘘バレのひとつ。
同作品の渋谷事変編において退場した釘崎野薔薇が、メカになって再登場するというネタ。
彼女の受けた攻撃は特殊な物で、(ある程度の処置は受けたものの)死滅回游編の時点でも復帰は難しいことが虎杖悠仁と伏黒恵の会話からも察せられていた。
が、その後において意思を持った呪骸は特定の作成方法を用いれば意図的に作り出せることが判明。
本概念は、「究極メカ丸のようなメカの素体を用意して、釘崎呪骸の形で復活できないか?」という(冗談半分もあるが)思いがこもったファンの最後の悪あがきでもあるのである。
なお、派生にメカ野薔薇の腕をパイルドライバー(パイルバンカー)に付け替えた「パイルドライバー野薔薇(パイルバンカー野薔薇)」というものもあるが、いずれも嘘バレ。
人外魔境新宿決戦以降の動向
一時期の一発ネタと思われた本概念だが、新たな受肉を皮切りに始まった宿儺の覚醒により物語が佳境を迎えた人外魔境新宿決戦に突入しても、本ワードはTwitterのトレンドに定期的に上がっていた。諦めが悪い……。
ただ、本作はこの件の例を筆頭にファンの間で冗談交じりに広がっていた胡乱なネタのような展開が本当に起こることも多く、特に本章に突入してからはある人物の再登場や、野薔薇と同じ攻撃を受けて片腕を失った人物が腕にパイルドライバーならぬこれを付けて再登場を果たす等、ネタバレがネタバレとして機能しない事態が相次いでいた。
また、宿儺が完全復活に至りいよいよ最終決戦…となった段階でも、宿儺が力を取り戻すのに必要な特級呪物「宿儺の指」の最後の一本の所在は掴めていなかった上、更に釘崎野薔薇の扱う芻霊呪法の共鳴りは「切り離された相手の身体を通しても攻撃が可能」という特徴を持っていた。
その為、「最後の一本に共鳴りをぶち込む展開がきっとあるはず」という淡い期待が寄せられていたのである。
が…しかし、そのような儚い希望もその後の展開により消え去ってしまった。とある人物が「指はあることの為に使ったので今は存在しない」といった趣旨の発言をしたのである。
淡い期待は見事に打ち砕かれ、「メカ野薔薇」展開は最後の指と共に今度こそ完全に失われたのであった……。
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以下、物語最終盤のネタバレ注意!!
本編266話の最後のコマにおいて、唐突に「異形から切り離さた物らしき指」が映し出された。これにより界隈がまた沸き立ち、「メカ野薔薇」は最早何度目か分からないトレンドワード入りを果たす。
そして、続く267話においては(登場人物に厳しい暗い展開が多い本作では珍しく)「メカ野薔薇」の期待の斜め上を行く、かつ(本誌の更新時においては)恐らく最後となるであろう「メカ野薔薇」トレンド入りを起こす展開が待ち受けていた。
このように「メカ野薔薇」展開は嘘バレのままで終わったが、メカ野薔薇難民(?)の一部は晴れて救われることになったのである(ちなみに、エネルギー吸収アリーナ難民の方は本話よりもちょっと前に救われている)。