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曖昧さ回避

  1. 1944年に発売された軍歌戦時歌謡
  2. 1945年に公開された戦意高揚映画。
  3. 手塚治虫が1945年頃に描いたとされる漫画。デビュー前の習作のひとつだが比較的良好な状態で現存しており、「手塚治虫漫画全集未収録作品集3」に収録されている。
  4. 2016年に発表されたSexyZoneの楽曲。フジテレビ系列「2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選兼アジア予選」のイメージソング。

本項では1.と2.について解説する。

概要

1944年3月10日にニッチクレコード(日本コロムビア)から発売された楽曲。

翌1945年に同名の映画が公開され主題歌に採用された。

映画

1945年1月25日封切、製作は東宝

海軍からの依頼を受け前線の将兵を慰問する映画として制作されたオールスター映画。

当初監督は今井正が務める予定だったが、応召したため成瀬巳喜男が務めることとなった。

戦後に数多くの娯楽映画を手掛ける田中友幸のプロデューサーとしてのデビュー作である。田中は後にゴジラシリーズで長い付き合いとなる円谷英二と初顔合わせとなったが、この時点では深い付き合いはなかったという。

映像は冒頭の15分を除き散逸している。

これは終戦後にGHQより上映禁止とされた際にフィルムが破棄されたためとされている。

小松左京は公開当時に連日のように空襲警報が鳴り響いていたため、かえって敗戦を予感したと語っている。

スタッフ

製作:藤本真澄本木荘二郎田中友幸(ノンクレジット)

演出:成瀬巳喜男

脚本:サトウ・ハチロー

撮影:立花幹也、木塚誠一

音楽:鈴木静一

美術:北猛夫

録音:北山絢二

照明:西川鶴三

主題歌

曲名は映画と同じく「勝利の日まで」。

レコードは戦時中に2種類発売されている。

  • 1

発売元:ニッチクレコード(日本コロムビア

作詞:サトウ・ハチロー

作曲:古賀政男

編曲:仁木他喜雄

歌唱:霧島昇、日蓄合唱団

B面「今ぞ召されて」

作詞:西條八十

作曲:万城目正

歌唱:霧島昇

1944年3月10日発売

また、映画公開と共に、8人の歌手の合唱によるカバー版も吹きまれて同じくニッチクから発売されている。

  • 2

作詞作曲は上記と同じ

歌唱:波平暁男近江俊郎志村道夫高倉敏菅沼ゆき子奈良光枝池真理子渡辺一恵

B面「勝利の進軍」

作詞:サトウ・ハチロー

作詞:古賀政男

歌唱:波平暁男、近江俊郎、志村道夫、高倉敏、菅沼ゆき子、奈良光枝、池真理子、渡邊一恵

1945年1月発売

映画『この世界の片隅に』では動員された女学生が軍需工場へと行進する場面で歌われている。

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勝利の日まで
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勝利の日まで
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