呉基地

くれきち

広島県呉市にある海上自衛隊の基地。メイン画像は近くにある海自史料館「てつのくじら館」。

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概要

呉基地（くれきち）とは、広島県呉市に所在する海上自衛隊の基地。海自が有する大規模拠点の一つである。

始まりは戦前の明治22年（1889年）に開庁した旧海軍の呉鎮守府で、以来呉市は重要な海軍の街として発展し、戦後の昭和29年（1954年）には呉鎮守府跡に呉地方総監部が設置されたことで、海自の重要拠点としても用いられるようになった。

現在でも海自の主要部隊である第4護衛隊群司令部、第1潜水隊群、第1練習潜水隊、第1輸送隊などが配置されている。配置されている自衛艦の艦艇数は40隻以上と海自基地としては最多。音響測定艦、敷設艦、油槽船などここにしか配置されていない特殊艦艇も少なくないほか、潜水艦も数多い。一方で、イージス艦は配置されておらず、護衛艦の数自体は少ない。

見学

土日は一部艦艇の一般見学が開催されている。広島駅からは呉駅まで直通となっており、駅から広電バスにて「昭和埠頭前」バス停にて下車後、徒歩2分の距離。詳しいことは呉地方隊か呉市公式の観光案内を見た方が早い。潜水艦は一般公開されないが、近くの公園「アレイからすこじま」から桟橋に停泊する潜水艦を近くから眺めることが出来る。

大荷物で来る場合、コインロッカーが駅構内や近くのゆめタウンにあるので、そこに預けられるが、呉海自カレー・呉グルメフェスタなどのイベント開催時はロッカーが埋まることもあるので注意されたし。

なお呉駅からは徒歩で迎える距離に「てつのくじら館」「大和ミュージアム」があるので、そちらも是非とも見学してもらいたい。てつのくじら館は入館料無料だが、大和ミュージアムは有料なので注意。お土産コーナーだけは無料でも入れる。