概要
『新スーパーロボット大戦』はシリーズ化が予定され続編の制作も開始されたが、同時期の『F』の作業量増加により制作ラインを統一する目的でお蔵入りとなった。
この続編については長らく詳細が明かされていなかったが、2017年3月10日に配信された『生スパロボチャンネル』にて、1997年に制作された『新スーパーロボット大戦2』というタイトルの企画書が公開された。
寺田Pによると前作同様のリアル頭身にするかは未定であったとのこと。また本作が中止になったことで、『A』にドラグナーを参戦させるよう指示されたことを森住惣一郎氏は明かしている
参戦予定だった作品
生放送中に公開された書類には以下が掲載されていた。
★は当時未参戦、※は続投となる作品。
機動戦士ガンダム
★機動戦士ガンダム第08MS小隊
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
※機動戦士ガンダム逆襲のシャア
機動戦士ガンダムF91
★機動戦士クロスボーン・ガンダム
※機動戦士Vガンダム
※機動武闘伝Gガンダム
※新機動戦記ガンダムW
★新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
★機動新世紀ガンダムX
無敵鋼人ダイターン3
※無敵ロボトライダーG7
伝説巨神イデオン
★最強ロボダイオージャ
★戦闘メカザブングル
聖戦士ダンバイン
重戦機エルガイム
※蒼き流星SPTレイズナー
★機甲戦記ドラグナー
★絶対無敵ライジンオー
★天空のエスカフローネ
ラインナップの解説
参戦作品は全てサンライズ作品となっており、実質的にサンライズ英雄譚の様相を呈している。
マジンガーシリーズ並びにゲッターロボシリーズが入っていないため、もし実現していれば『J』より前に御三家が揃わないことになる。
宇宙世紀ガンダムの1stからVまで当時のアニメ作品を網羅しているうえ、クロスボーンも名を連ねており、この豪華さはスパロボ30年目を越えた2023年現在でも実現していない。
また、ガンダム平成三部作ことG・W・Xが揃っているのもスパロボでは意外と珍しい。
しかしあくまで寺田Pが出そうと思っていた、'97の時点で画策していた、としか本人は語っておらず、版権元や他のスタッフとの調整がどこまで進んでいたのかは明らかになっていない。
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