概要
東京都多摩地域西部に位置し、西多摩郡に属する町。青梅市・あきる野市に隣接している。
町名の由来は、町内にある「日の出山」から。平井村と大久野村の合併時に名付けられた。
町内は大きく平井地区と大久野地区に区分される。
基礎データ
国 | 日本 |
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地方 | 関東地方 |
都道府県 | 東京都 |
郡 | 西多摩郡 |
市町村コード | 13305-1 |
郵便番号 | 190-0181・190-0182・190-0192 |
面積 | 28.07㎢ |
総人口 | 16,706人 |
人口密度 | 595人/㎢ |
隣接自治体 | 青梅市・あきる野市 |
町の木 | 樅 |
町の花 | 藤・桜 |
町の鳥 | 鶯 |
町長 | 田村みさこ(2023.10時点) |
特色・名物
- 杉・檜等林業が多く行われており、質の良い木材が知られる。
- これらの木材を使用した塔婆・棺桶の生産が盛んで、特に塔婆は日本全国の生産量の60%以上を占める。
- 大久野地区の幸神神社境内に生育するシダレアカシデの古木は国の天然記念物に指定されている。
- 町の一部は秩父多摩甲斐国立公園に指定されている。
- 大仏がある。
- 温泉がある。
- 廃棄物広域処分場を抱え、周囲の市町村からゴミの受け入れを行っている。
- かつて中曽根康弘が所有していた別荘「日の出山荘」がある。日の出山荘は当時のアメリカ合衆国大統領、ロナルド・レーガンとの首脳会談会場として使用され、いわゆる「ロン-ヤス関係」発祥の地となった。他には、ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領や全斗煥元大韓民国大統領、歴代駐日アメリカ合衆国大使などが招かれている。2007年から一般開放されている。
- 故に町の名物は「ロンヤスまんじゅう」
- 武蔵五日市駅〜つるつる温泉の区間を走っていた、日本国内で唯一の定期運行トレーラーバス「青春号」を有する(運行は2023年に終了)。機関車のような独特な外装を持つ本号は、トミカとして商品化されている。
- 町内の春日神社に奉納される民俗芸能「鳳凰の舞」は、1973年11月5日選択無形民俗文化財に、2006年3月15日に重要無形民俗文化財、2022年11月30日にユネスコ無形文化遺産の風流踊の一つとして登録された。
- 「メイプル超合金」の安藤なつの出身地。
- 町名の由来となった日の出山は、漫画「鬼滅の刃」の登場人物・悲鳴嶼行冥の出身地とされている。
- 日本テレビ系土曜ドラマ「高校生レストラン」のロケ地となったレストランがある。
- 武蔵村山市・檜原村と並び、都内で電車が通っていない3つの区市町村(島嶼部を除く)の内の1つ。なお、町民の大半の最寄駅は五日市線の武蔵増戸駅及び武蔵引田駅である。