概要
他人の言動や肖像や個人情報を動画・写真・スクリーンショットなどで積極的に衆目に晒す行為である。特にSNSや電子掲示板などインターネット上で行われる行為を指す。電子掲示板における詳細は晒しスレを参照のこと。
pixivのタグとしては自分タグとして用いられ、拙い落書きや過去絵に自虐的につけられることが多い。当然だが、他人の作品にこのタグをつけるのは侮辱に当たるのでしてはいけない。
解説
主に相手の悪事や失言や迷惑行為などを指摘する目的で行われるが、容姿や病気を嘲笑するなど明確に差別的な悪意をもってなされる晒し上げもある。
自分が気に入らない者を貶めるためにも行われるが、正義感からなされることもある。しかし、個人情報のみだりな暴露は許容されるべきものではない。また、容姿を無断でネットに公開することは肖像権の侵害にあたる恐れがあり、罪に問われる場合もある。誤解や捏造に基づいた虚偽の情報を拡散してしまった場合、名誉毀損罪や侮辱罪、営業妨害などに問われることもあるし、公益性がない晒し上げ行為は(たとえ事実であっても)民事名誉毀損として裁判沙汰になりかねない。
晒しを見かけた場合、個人情報の暴露やリベンジポルノ等については、明らかな違法行為なので発信者を通報するべきである。
言動についての晒しは政治家や有名人であれば、真偽をよく見極めた上で反応するべきか判断するべきである。Twitterなどの晒しではスクリーンショットなどが捏造されていたり、悪質な切り取りで趣旨が歪曲されている場合もあるので、元ツイートを確認した方がよい。
また無名の一個人の迷惑行為などは基本的に拡散はせず、ネットで見かけてもスルーしてよい。ネットで炎上させるよりは、警察や被害者などに通報するべきである。
また、このような晒し行為を行うまとめブログやSNSアカウントなどは興味本位で覗くのは基本的に止めた方が良い。