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具体例の羅列は編集合戦などのトラブルを防ぐ為、本記事では行わないようお願いします。
内容
些細な言動や行為に対して過剰に反応し、身勝手にも自分の正義・礼儀・道徳を振りかざして他人を圧殺しようとする独善家のこと。正義厨とも呼ばれる。
「小さな親切大きなお世話」「地獄への道は善意で舗装されている」という諺を戒めにしよう。
法律に反するなど明確な場合を除けば、「正義」の考え方は千差万別であり、統一された定義を導き出すことは不可能である。いくら正義を盾に声高に叫んでも、実際には単なる私見の押し付けでしかなく、客観的に見ると悪でしかなかったりする場合も多い。
加害者には何をやっても許されると勘違いしている人が多いが、それは間違いである。状況が悪化する、誰か(特に被害者サイド)に迷惑がかかる、(更生する気があり真剣に努力している加害者の)更生の邪魔になるのであれば、それもまた悪なのである。正しければ正義になるが、間違えれば悪にしかならない。人を裁くのは簡単そうに見えて、実は人を救うことに匹敵するくらいには難しくデリケートなのである。
些細とは言えない犯罪・嫌がらせ・虐待・迷惑行為・誹謗中傷を見咎められた張本人が逆ギレし、これを咎めた第三者へのレッテル貼りとしてこの言葉を用いる場合もある。
こういったことはいじめ(ネットリンチ)や自粛警察・暴動・私人逮捕といった歪んだ形で深刻な社会問題として取り扱われている。ウィキペディアやニコニコ大百科やピクシブ百科事典のような交流型のプラットフォームにおいても、不正行為を糾弾するあまりに注意喚起を促す側や編集者自身が規約に違反するような暴言・暴挙に出てしまい荒らしと同レベルまたは荒らし以上にコミュニティを疲弊させる傍迷惑な存在に成り下がるという本末転倒な事象が見られる。
要するに、自分のことを正義の味方と思い込み、独りよがりの正義感に酔って暴走してるだけの人のことを指す。
彼らは、ターゲットさえ始末出来れば、他はどうでもいい。被害者は加害者の人生が詰む事しか望んでいないと考えている節がある。
冷静に考えればこれも身勝手な思想であると気付きそうなものなのだが、彼らはそれを自覚していない。
彼らの身勝手な正義ごっこのせいで却って状況を悪化させることも少なくはないため、被害者に迷惑をかけている、被害者から邪魔に思われていることも少なくはなく、そのため被害者から感謝されるどころか、被害者から逆に恨まれている場合も少なくはない。
正義マンの制裁が原因で加害者が刺激され被害者への攻撃がエスカレートしたり、追い詰められたことが原因で別の犯行に及んでしまう危険性もある(正義マンは正義を自称している割にはなぜか、その辺りのリスクを考えないし責任もとらない)。
また、警察の捜査の邪魔になっていることも多く、酷い場合には彼らの浅はかな正義ごっこのせいで犯人が警察から逃げ切ってしまうことや、最初の加害者側に訴えられて正義マンだけでなく最初の被害者まで逮捕されてしまうこともある。
無事に逮捕されたとしても、彼らの行動が原因で社会的制裁を受けた判定を裁判所から受け、減刑されてしまうこともある。被害者が犯人の減刑を望んでいなかった場合は、目も当てられない。
このことから、被害者の味方のつもりで参加している人も多いが、実際には無能な味方でしかない。
文字通りの正義マンはほぼいないに等しく、仮にいたとしても全体の一握りに過ぎない。大多数は正義どころか迷惑しかかけていない迷惑マンに化している。
そのため、ネットリアル問わず、正義マンの行動が世間から非難され、正義マンも炎上するというケースも見掛ける。
尤も、正義マン共は自分達がどれだけ浅はかなことをしているかを自覚していないことも多いが。
関連イラスト
関連タグ
正義 正義中毒 偽善 自粛警察 誹謗中傷 名誉棄損 レッテル貼り 迷惑行為
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ ミイラ取りがミイラになる
小さな親切大きなお世話 地獄への道は善意で舗装されている ありがた迷惑
人の振り見て我が振り直せ 泣きっ面に蜂 過ぎたるは猶及ばざるが如し
Social justice warrior (英語圏)