概要
※ゲームの性格上、キャラクター紹介で大いにネタバレになってるかもしれません。閲覧にはご注意ください。
NAN氏によるRPGツクール2003製のフリーゲーム。公開は2014/12/03。
ジャンルはRPGだが、システムが比較的特殊であり、以下の特徴を持つ。
- 話しかける際、任意の言葉で質問する事ができる(カタカナで入力する)。重要な話から小話等まで、非常に多くの返答パターンが用意されている。
- 自宅でいつでもエンディングへ行ける(周回も可能)。エンディングへ行くタイミングにより、テキストが多岐に亘って変化。
- (町の外では)あらゆる崖をある程度登り降りでき、一定範囲に障害物がなければテントによってどこでも宿泊可能(解り易い目印に従う形式ではなく、プレイヤー自身の目よる判断がストレートに反映される)。
- 時刻や空腹の概念が存在。時刻は主人公のHPとリンクしており、歩行によって夜にはなるが、眠らない限り朝にはならない。満腹具合はMP(満腹ポイント)で表現されているが、餓死は無い。
- 戦闘は画面の切り替えを伴わず、ターン毎に1マス移動して相手に接近して攻撃する形式(タクティカルコンバット?)。攻防の際にはRド製の戦闘グラフィック(およびその改変)が表示される。レベルアップによる強化は微妙であるが、戦闘は基本的に避けるものとされており、また、やり方さえ掴めば難しくはない。なお、仲間が倒れたまま逃げたら仲間は死亡扱いで、それっきりとなってしまう。
- 男性同士でも結婚が可能。
全体的に自由度が高く、「冒険をしている」感が際立てられている。
限られた情報からの推察や勘が重要となり、難易度は高め(理不尽という程ではないかもしれない)。
仲間キャラクターをはじめ、一部のキャラクターには自作の立ち絵が用意されている。
攻略順や仲間の組み合わせに応じてセリフが変わるなどの小ネタ的なものも非常に多く存在。
物語
舞台は絶壁と海に囲まれた閉ざされた地域であり、その先は人が行ける場所ではないとされている。
しかし、少年がたまたま手に入れた地図によれば、絶壁の向こうにも世界が広がっていた。
それに刺激された少年は、前人未到の地を目指し旅に出る。
人々は電気も火薬もない文明レベル(魔法の類も存在しない)で生活しているが、「神の落し物」と呼ばれる現代~近未来的な文明の痕跡が所々に残っている。
曜日の概念があり、日、山、月、海の四日で一回りする。
複数の地域が分断された形となっており、それぞれに個性的な文化が存在している。
登場キャラクター
言葉を話す事はできないが、この地域では珍しく読み書きができる。
メイド服で女装するイベントがあるが、実は筋肉質である事により「意外と似合わない」らしい。
武器はナイフ。
猫
フォンに飼われている白猫。なぜか喋る事ができ、字も読める。
名前はプレイヤーが自由に付ける事ができ、デフォルト名は「マオ」。
性別はゲーム進行によって決まる。
人に話し掛ける際は、腹話術の要領で、主人公が喋ってるように見せかけて自らが喋る。
フォンの旅に強引に付いてきて、だっこをおねだりする。
もう一人の主人公的なポジションではあるが、死亡してもゲームは進行する。
赤髪の青年男性。髪型は三つ編みのポニーテール。普段は糸目だが、時々開く。
事情により故郷から逃亡中。語源は沙悟浄?
武器は槍。
ピンク髪の少女。髪型はミディアムヘアー。ママは双子の屈強な男性。
大抵、生理をはじめとした性的なネタの中心になっている。
武器は投げナイフ。
緑髪の既婚女性。髪型は前に垂らした三つ編みポニーテール。巨乳。
仕事熱心で切れ者だが、養ってた夫が行方不明になってからは塞ぎ込んでいる。
夫の名前がオールトである事から、語源は恐らく準惑星のハウメア。
武器はムチ。
茶髪で角の生えた青年男性。略称「シュート」。
病気により村から隔離されており、独り狩猟生活を行っている。
中身は子供で、主人公らをペット扱いする。しかもネーミングセンスが酷い。
武器はメリケンサック系。
髪型は当初はストレートだったが、冒険に出る際に二つ結びの三つ編みになる。
「猫は普通は喋らない」という事も知らない程の箱入り娘だったが、冒険の中で劇的な変化を遂げる。
プレイヤーの第一印象は恐らく悪いが、濡れ衣である。
武器は弓。
黒髪の人物。性別はゲーム進行によって決まる。
関連タグ
フリーゲーム RPGツクール2003 RPG ADV 冒険 探検 アウトドア SF
関連外部リンク
- 暗闇行灯…作者公式サイト
- 落葉の大地を走れ - Vector…ダウンロードサイト(1)
- 落葉の大地を走れ - ふりーむ!…ダウンロードサイト(2)、ファンアート付き
- 落葉の大地を走れ攻略wiki