CV:井荻翼
「15分だな」
概要
第26話「大地に立つ」のエピローグに登場したスキンヘッドな農家の男性。
リヤカーを引いたシャンクに乗っていたところを日本を訪れたベルリ・ゼナムと出会い、富士山への道を尋ねられた。台詞はそれに答えた一言のみなのだが、後述の理由から視聴者の印象に残るモブキャラとなった。
余談
CVはまさかの富野監督御本人である。外見のモデルにもなっている。監督本人が「井荻翼」名義で出演すること自体は予告されていたが、どこに出演するかは伏せられていた。スタッフロールではキャストの最後に「農家のお父さん」としてクレジットされている。
ちなみに公式が病気で有名な農業がテーマのライトノベル『のうりん』(白鳥士郎)では富良野さん(通称:監督)という農家キャラが登場していたりする。(10巻第4限)
まぁ、それだけならどうということはないのだが、この富良野監督、自らが作った米(農作物)に「この米は、食べられたものではないので買ってはいけません!!」と殴り書き(一応、理由はある。興味のある方は「カントリーエレベーター」で調べてみれば一目瞭然)したり、主人公たちに「農業をするな」「社会へ出ろ。サラリーマンになれ」「農業が好きな人に作物は作れません!」とJA施設の中心で魂の叫びを上げるとっても絶好調なキャラ付けをされている。
そのため、この富良野さんのモデルは言わずもがなと申しましょうか……。
スーパーロボット大戦Xにも図鑑に載らない隠しキャラとして出演。登場時にはBGMが『Gの閃光』に変わり、強化パーツをくれる。条件は至って簡単で、レコンギスタルート第43話で「富野由悠季総監督が直接製作指揮に当たった、ガンダムのメインキャラクター」を特定のマスに置くことで、対象者はアムロ、シャア、カミーユ、ジュドー、シーブック、ベルリ。ちょうどマスクが初期配置されているマスのすぐそばの交差点が対象のマスなので、ステージ開始時にマスクに動かれる前にマークしておくと良い。
曰わく、「ずっと長い間戦いを見ている」とのこと。多くのロボットアニメを手がけ、数多くの戦いを描いてきた富野監督がモデルと考えると深い言葉である。避難を促されてもマイペースな返答を返す辺りも監督らしい。なお、アムロかシャアで条件を満たした場合にのみモノローグが増える。アムロからは「父親のよう」、シャアからは「(農家のお父さんと比べたら)まだまだ自分も若僧」という反応を見ることができる。
注意点は宇宙世紀作品の中で、富野監督が原作・原案としてしか関わっていない、機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート/鋼鉄の七人は対象外。トビアを置いても何も起こらない。
また、富野監督が製作指揮した作品はほかにダイターン3とダンバインも参戦しているのだが、ルート分岐の関係上不在のためこちらも対象外。
2018年にアニメ情報サイトのアニメ!アニメ!が実施した、「尊敬できる老人キャラ」のアンケートでは銀魂のお登勢と並び、Gレコの農家のお父さんが同率で首位となった。