概要
実際の競馬では通常の平地競走の他に、コース上に置かれた障害物(生垣や水壕、竹柵など)を飛越しながら先着を競う「障害競走」という競技種目がある。
日本国内でも中山グランドジャンプや中山大障害が平地競走のGI級にあたるクラスに整備されている他、重賞競走も多く開催されている。
本記事で取り上げるのは、この種目とメディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』のウマ娘をかけ合わせた二次創作上のタグである。
2024年7月現在、アプリゲーム版では障害競走は実装されていない。
ただし登場するウマ娘のなかには、障害競走での出走や勝利経験がある実在馬がモデルの人物もいる。
またスピンオフゲームであるニンテンドースイッチ・PS4・steam版の『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』において、「ファン大感謝祭大障害」というギャグテイストがかなり強い運動会やバラエティ番組の企画系の障害物競走をプレイする事ができる。
モデル馬が障害競走の出走経験があるウマ娘
モデル馬は障害競走に2度出走し、未勝利戦では勝利したものの飛越を得意にできず擦り傷だらけとなり、平地競走に再転向した経緯がある。
アプリゲーム版では、プロフィールの「苦手なもの:ハードル走」にその関連要素が見受けられる。
また育成ストーリーでは、トレセン学園の生徒ではないウマ娘たちが出走する「フリースタイルレース」に参加した過去がある事になっているが、内容を鑑みるに草競馬をイメージした非リーグ制下のアマチュアレースと思われる。
固有スキルの一つである「ぶっちぎりロード」の演出では、障害競走と彼女のキャラクター性を組み合わせたからなのか、『SASUKE』や『Fall Guys』などを連想させるような愛嬌のある内容となっている。
2023年11月20日にシリーズ実装。
モデル馬はナリタブライアン号と同期で、その他に対戦経験があるポレール号(バローネターフ号以来18年ぶりに中山大障害3連覇)などがいる。
メジロパーマー号と異なり平地競走には戻らず完全に障害競走へ転向し、障害戦は8戦2勝(未勝利戦と400万下(現在は廃止)で勝利)の戦績を残して引退している。