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曖昧さ回避

  1. 徳島県鳴門市池谷駅鳴門駅を結ぶ四国旅客鉄道(JR四国)鉄道路線(地方交通線)。
  2. 徳島県徳島市徳島駅と鳴門市を結ぶ徳島バスの路線系統の一つ。1とは競合関係にある。

本記事では1について記載する。

路線データ

路線名鳴門線
路線区間
  • 池谷〜鳴門(正式区間)
  • 徳島〜鳴門(運行系統)
路線記号N
ラインカラー赤紫
路線距離8.5km
軌間1,067mm
駅数
  • 7駅(正式区間)
  • 11駅(運行系統)
最高速度85km/h
非電化区間全線
単線区間全線
閉塞方式自動閉塞式(特殊)
保安装置ATS-SS
運転指令所高松CTC指令室
第一社鉄道事業者四国旅客鉄道(JR四国)

概要

池谷駅と鳴門駅を結ぶ四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線の一つで、地方交通線。全線徳島県鳴門市内を走行する。

殆どの列車が高徳線徳島駅まで直通運転を行う為、路線系統上は徳島駅〜鳴門駅間の路線として扱われる。また、起点は池谷駅だが列車運行上は高徳線にあわせて池谷駅・徳島駅方面を下り・鳴門駅方面を上りとしている。

高徳線高松駅方面との接続は悪く、特急うずしおに乗り換える場合30分から1時間程度の待ち時間が発生する場合がある。

途中駅では一切列車交換が出来ない。

日本国有鉄道(国鉄)時代に「赤字83線」に選ばれる程の赤字路線だが、現在に至るまで廃止を免れている。これは特定地方交通線選定までに徳島駅方面の通勤・通学需要の増加により、利用者数が国鉄の廃止基準を上回った為である。しかし民営化後はモータリゼーションの進行や徳島バスの路線網充実により利用者が減少している。

沿革

運行形態

優等列車は沿革の項で記載した徳島駅〜鳴門駅間ノンストップの臨時快速「鳴門きんときライナー」が2006年に平日限定で運行されたが、開業時より通常は全列車が普通列車として運行されている。但し平日のみ運行される鳴門駅6時52分発の池谷行は、種別こそ普通だが途中駅を全て通過する。

運行頻度は概ね毎時1本。途中駅発着の列車は設定されていない。上述した平日のみ運行の鳴門発池谷行ノンストップの列車及び折り返し池谷発鳴門行を除き、全て徳島駅まで直通する。また一部は徳島駅を跨いで牟岐線との直通運転を行う。牟岐線直通列車は鳴門駅〜桑野駅間に1往復と牟岐発鳴門行1本の計3本が設定されている。

駅一覧

現存区間

●:停車 レ:通過

駅番号駅名ノンストップ乗換路線備考
牟岐線桑野まで直通運転
T00徳島牟岐線
T01佐古徳島線
T02吉成
T03勝瑞
T04/N04池谷高徳線高松方面当駅発着あり
N05阿波大谷
N06立道
N07教会前
N08金比羅前
N09撫養
N10鳴門

廃止駅

  • 阿波市場駅:高徳本線池谷駅〜勝瑞駅間。1971年4月1日廃止。

廃止区間(1935年3月20日廃止)

駅名乗換路線備考
吉成現存
阿波中原吉野川連絡船
古川

使用車両

全て徳島車両所所属の気動車

全線で運用されている。なお牟岐線直通列車は1200形または1500形が担当する。

かつて運行された「鳴門きんときライナー」は1500形が充当された。

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