概要
J・K・ローリングによるウィザーディング・ワールドの作品群における、魔法による防衛術の学問、闇の魔術に対する防衛術の教授。
ピクシブでは主に、『ハリー・ポッター』シリーズの主人公、ハリー・ポッターが通うホグワーツ魔法魔術学校の教授たちについて描かれる。
呪われた教授たち
通常一科目に対し一人の教授が担うのだが、ホグワーツの闇の魔術に対する防衛術の授業はハリーの在学時にはまるで呪われているかのようであり、同じ人間が一年以上教鞭を振るうことが出来なかった。
そのため、ハリーが在学している間に少なくとも七人の人間が教鞭を振るってはホグワーツを去っていった。
担当教授
『ハリー・ポッター』シリーズ以前
アクションRPG、ホグワーツ・レガシーに登場するオリジナルキャラクター。
元魔法省職員の老魔女であり、魔法省時代は神秘部所属だったのではないかと噂されている。
かつて魔法生物の密猟組織を叩き潰した実力者で授業も実践的で指導力も高い。
1927年とニュート・スキャマンダーの学生時代にDADAの教授をしている描写がファンタスティックビーストシリーズにて描かれる。
本来は変身術の教授なので後述のガラテアの休業中などに代理で授業していたと思われる。
19世紀末から1945年まで半世紀近くにわたって生徒たちに教授した老教授で、時期的にダンブルドアたち高祖世代は彼女が教授に就任したばかりの頃の教え子である。
そのためニュートの世代、トム・リドルの世代の面々も教え子である
上述のダンブルドアが闇の魔術に対する防衛術の教授をしていたのは彼女が一時的に授業できない状況にあったための臨時的な措置と考えられる。
出産や育児に伴う一時的な休業、外傷を負ったことによる療養、担当教科の更なる研究のために充てるための休業など様々な理由が考えられる。
また映画版の設定によると彼女のオフィスは他の教授よりも上等なものらしく、ホラス・スラグホーンは復職に当たってダンブルドアに出した条件の一つに彼女が使っていたオフィスを宛がうことを盛り込んでいる。
- 1985-86のDADA教授
スマートフォンゲーム、ホグワーツの謎で言及された。
ハリーより七学年年上の主人公(チャーリー・ウィーズリーと同学年)が二年次の時(1985-86)の先生。
翌年度の先生の無能ぶりの比較対象として挙がったが、この先生もあまり優秀な先生ではなかった様子。
- 1986-87のDADA教授
スマートフォンゲーム、ホグワーツの謎で言及された。
ハリーより七学年年上の主人公(チャーリー・ウィーズリーと同学年)が三年次の時(1986-87)の先生。
前年度の先生よりも更にお粗末な腕前らしく、まね妖怪ボガートを退治するリディクラスの呪文をこの教師から教わるよりも自習した方が確実と生徒に判断されてしまう程。
スマートフォンゲーム、ホグワーツの謎に登場するオリジナルキャラクター。
ハリーより七学年年上の主人公(チャーリー・ウィーズリーと同学年)が三年次の時(1986-87)に当初はグリンゴッツからきた呪い破りとしてホグワーツに滞在していたが、五年次にDADA(1988-1989)の教授となった。
しかし呼称はプロフェッサーではなくマダムとなっているため教授と言うより講師と言った方が適切である。
『ハリー・ポッター』シリーズ本編
リーマス・ルーピンとセブルス・スネイプを除いてまともな教師が誰一人いない。ほとんど死喰い人かその協力者であった。
ただし、上記2人以外もムーディーになりかわっていたクラウチ・ジュニアの指導は死喰い人であったとはいえ後のハリーに多大な影響を与える実践的なものであり、ロックハートも能力は皆無ながらもハリーが後にメインウェポンとなるエクスペリアームスを知るきっかけをつくっている。
- クィリナス・クィレル(1巻)
元々マグル学の教授だったが、アルバニアにてヴォルデモートに憑依され、彼に従うようになったためダンブルドアがハリーに最初の試練を与えるためにDADAの教授にした。
- ギルデロイ・ロックハート(2巻)
他人の偉業を我がものとしていた詐欺師であったことをダンブルドアは見抜いていたため、生徒たちに反面教師とさせるため、そしてその詐欺の実態を明らかにするために雇われた。
- リーマス・ルーピン(3巻)
元不死鳥の騎士団のメンバーであり、脱獄したシリウス・ブラックの友人であったため。
親を知らないハリーにとって親の学生時代の話を聞かせることのできる相手であり、脱獄したシリウスとの繋がりからどのような選択をするのか見極めるため。
- アラスター・ムーディ※(4巻)
他校と合同で行う三大魔法学校対抗試合の実施に伴う警戒のために招かれた。
実は本人ではなく、ヴォルデモートの密命を受けたデスイーター「バーテミウス・クラウチ・ジュニア」がポリジュース薬で変身し、約1年間ムーディに成り代わっていた。
- ドローレス・アンブリッジ(5巻)
ヴォルデモート復活を認めない魔法省コーネリウス・ファッジの指示によって送られた存在。ハリーが在学中受講したDADA教授の中でも人間性、教導力共に最低の教授であり、ミネルバ・マクゴナガルから「ロックハートでさえも(アンブリッジに比べたら)十分有能」と言わしめたほど。
- セブルス・スネイプ(6巻)
ダンブルドアが自分の死期を悟り、学年末に自分を殺すことでセブルスにホグワーツを掌握してもらい、彼が校長となることで呪いを避けさせた上でヴォルデモートを倒す選ばれし者をサポートさせるため。
- アミカス・カロー(7巻)
ヴォルデモート政権下における任命。その年、ハリーはホグワーツの戦いが勃発するまでホグワーツから離れていた為、彼の授業を受講していないが、ネビル・ロングボトム曰く「闇の魔術そのものを教える授業に変わってしまった」との事。最終的に一年の年期が終わる前にミネルバ・マクゴナガルによって捕まり、失脚したため、彼にも呪いが襲った形になる。