RIDER_TIME_ジオウVSディケイド
らいだーたいむじおうたいでぃけいど
仮面ライダージオウのスピンオフ作品。正式タイトルは『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!』。
2021年2月9日よりTERASAにて配信。
また、同時に東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信される『RIDER TIME 仮面ライダーディケイド VS ジオウ』と対になる作品となる。
これまでのRIDER TIMEシリーズと異なり、主役はジオウ自身である。
監督は諸田敏、脚本は前作『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』も担当した井上敏樹が再び務める。
時系列としては、「RIDER TIME 仮面ライダーディケイド VS ジオウ ディケイド館のデス・ゲーム」の後日譚に当たる。
なお、本作には残虐描写が存在する為、苦手な方は要注意。
- 門矢士 / 仮面ライダーディケイド…演:井上正大
- 山田ゴロウ…演:田中穂先
- 少年…演:伊藤駿太
本作のラスボス。いつもとは様子が異なるようだが…?
学園の周辺に生息する人喰い怪人。作中では一貫して「モンスター」と呼ばれ、攻撃を受けても身体が浸食されることは無く、肉を食べても身体に影響は無さそうな事から、見た目が同じだけの別物である可能性が高い。
門矢士がケータッチ21で変身したディケイド(ネオ)の強化フォーム。
常磐ソウゴがディケイドライドウォッチ&セイバーライドウォッチで変身した、新たなファイナルフォームタイム。
- なお、撮影時期がコロナ禍真っ只中に行われていたこともあって、本来出演予定のキャストが濃厚接触者に指定、もしくはコロナに感染という予想外の事態が多発していたため、当初の脚本から二転三転した模様。現場で急遽変更されたシーンも多いなど、非常に不安定な状況が続いたという。
- よりによってそれがドンブラザーズの東映公式サイト・ドン25話あとがきで明言されていた。(東映HPのリニューアルに伴いソース消滅)恐らく脚本繋がりと、ドンブラザーズ26話で似たような危機的状況に陥ったことが由来だろう。
がっこうぐらし!:突如現れた脅威から学校に立て篭もるサバイバル作品。本作には初級インベスが登場するが、奇しくもがっこうぐらし!は鎧武にも参加したニトロプラスが携わっており、原作を手掛けた海法紀光氏は「鎧武」第33話で虚淵玄氏と連名で脚本を担当した。
漂流教室:第1話のサブタイの元ネタ。
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ネタバレ注意
・常磐ソウゴ
光ヶ森高校の常磐ソウゴ。おそらくTV本編ラストと冬映画、Vシネマで登場したソウゴ本人。ソウゴA。
・別の次元の常磐ソウゴB〜F
別の次元のソウゴ達。
理由は様々だが光ヶ森高校にたどり着いて、他のソウゴと対立する。
中にはジオウへの変身シーンに専用の演出が追加されている者もいる(投げキッスからのハート、夜露死苦の当て字、テディベアの「くまちゃん」)。
戦いの中でディケイドやオーマジオウの攻撃によって次々と始末されていったが、花園学園の常磐ソウゴ(通称:ソウゴB)のみ生き残り、久遠ミサと共に高校を後にする。
・門矢士
真実のソウゴことオーマジオウを倒すために現れた。
新フォームであるコンプリートフォーム21でオーマジオウに挑むものの敗北。
デス・ゲームに参加していた別次元のソウゴから受け取ったセイバーライドウォッチをソウゴAに託した後、「やっと旅が終わる」と言い残して消滅した。
が、ウォズによって復活の可能性がほのめかされている。
・明光院ゲイツ
救世主を目指す光ヶ森高校の生徒。突然の漂流とツクヨミが行方不明な事でピリピリしておりオーラのラブレターを今はそれどころではないと破り捨てた。彼も仮面ライダーゲイツとして敵と戦い生徒達を守った。
・ツクヨミ
ボランティア活動のため学校を離れていた。また、光ヶ森高校の生徒会長である事が判明した。
一人だけ森の中で倒れており、謎の少年を保護、ソウゴたちの下へ合流する。
今回久々にダメージ負い、追い詰められたかと思いきやそのままの体勢で咄嗟にタイムジャックを放ち一気に殲滅する姿は相変わらずの戦士っぷりである。
・ウォズ
今回はライダーに変身せず状況の説明、語り手として学校の屋上に現れた。最後に消滅した門矢士がまた我々視聴者の前に現れるかもしれないとほのめかし本作は終了する。
・スウォルツ
タイムジャッカーとしての記憶を取り戻している。
作中でウール達をモンスターから守ったり、アナザーディケイドに変身したりと序盤のギャグ描写からも本編のスウォルツからも想像できないようなソウゴの協力者として活躍する。というかアナザーライダーが仲間として活躍した数少ない場面でもある。
最終的にタイムジャッカーとして完全復活し、姿を眩ませる。
※ただし、本編でも(やり方や性格はともかく)彼は彼なりに自分の世界を守りたかっただけであり、そう考えると積極的に生徒を守ろうとしていた姿に違和感はないという考察もある。
・オーラ
ゲイツマジェスティに続きゲイツに片思いしており、ウールを顎で使ったりいじめたりしていた。
最後にタイムジャッカーとしての記憶を取り戻し、姿を眩ませる。
・ウール
先輩であるソウゴの事が別のソウゴと入れ替わったらすぐに気づくほど好きで、最後はこの戦いを仕向けた黒幕の攻撃から彼を庇い命を落とす。
タイムジャッカーとしての記憶を取り戻すことは無かった。
スウォルツによると「俺たちはタイムジャッカーだ。時の渦の中でまた会うこともあろう。」とのことでいずれは復活・再会することもあり得る模様。
・久遠ミサ
ソウゴBと呼ばれたソウゴのガールフレンド。
自分の彼氏であるソウゴBを選挙で勝たせようと色々と動いていたが、最終的にソウゴAが選挙で勝利することになる。結果的にソウゴBが戦いで消滅するのは避けられており、世界が元に戻ると共にソウゴAの世界に取り残された。しかし気にする様子もなく彼と共に光ヶ森高校を後にする。
・ソウゴ(仮)
ツクヨミが出会った少年。名前が思い出せないため、ツクヨミがソウゴと名付けた。
その正体は、門矢士が倒そうと探していた真実のソウゴ。
彼もまた常磐ソウゴであり、本作の「7人のジオウ」の7人目である。
自分が完全復活するために、最も優れた常磐ソウゴを探すべく無数の次元のソウゴ達を一つの世界に集めて潰し合わせようとしていた。
詳細は真実のソウゴを参照。