※注:この項目にはゲーム『アズールレーン』の重大なネタバレが含まれます。
CV:春日望
概要
「本部から遣わされた『特殊作戦の補助システム』」と名乗っており、「主機」と接続して指揮官を戦闘や探索のサポートを行っているが、その正体は謎に包まれている。
ゲーム本編では、唯一艦船以外でCVのあるキャラクターでもある。(セイレーンですらCVはない!)
無表情な立ち絵通り、普段は淡々とした話し方をするが、
感謝や謝罪の際には感情を込めた声を発する。
また、なぜかアザラシに対しては、気分を高揚させたりしている。
その胸は平坦であった。また、ロングスカートでパンツが確認できない。
2023年9月9日に開催された6周年イベント一日目では、彼女を主体としたスチルが何枚か公開された。
中には、母港の艦船達に負けず劣らずの大人体型に成長した姿も見受けられる。
そちらの姿では、笑顔を見せたり、恥じらっていたりと、感情も豊かになっている。
ちなみに、ちゃんと「TB」のネームカードを携帯しているので、別固体というわけではないようだ。
しかし、スチルに対するコメントを含めて、一切これ以外の情報は報じられていない。
指揮官の間では、「開発中のTBメーカーなのではないか?」と囁かれている。
そして2024年1月、「TB育成」というまんまなコンテンツが実装された。育成結果によってTBはより感情豊かになり、見た目も成長する。結果次第では本当に大人体型になったりもする。もうぺったん娘なんて言わせないとばかりの変容ぶりである。
しかもこれに連動して「特殊秘書艦」としてホーム画面に呼べるようにもなった。半分プレイアブル化したと言ってもいいかもしれない。
関連項目
関連タグ
正体
この先、アズールレーンの根本的なネタバレが含まれる可能性があります。
読者諸君に、ぜひ見ていただきたい画像がある。
これはTBではない。
この画像は、TBが初めて現れる半年以上前に投稿されたもので、もちろん当時TBなんてものは誰も知らない。
これは、セイレーン最上層端末、兼セイレーンの本体ではないかと言われている存在、すなわちセイレーン側のボス、オブザーバー零である。
実はTB登場当時より、その不気味なほどの酷似から、「TB=オブザーバー零」との説が騒がれている。
正直、TBの見た目というのは、分厚いマントを脱ぎ捨てたオブザーバー零としか言いようのない代物である。髪型、肌や目の色、特徴的なメッシュに至るまで、ことごとくオブザーバー零そっくりな姿に、当時から「アズールレーン上層部がセイレーンの手に墜ちた」とか「誰かがセイレーン上層部と内通している?」など大騒ぎになった。
また、TBにセイレーンのことを質問すると、「接続が切れた」などと露骨に誤魔化されることもあるために、TBとオブザーバー零が無関係だと仮定すると、あまりにも不自然な言動が散見されている。
しかしながら、セイレーン作戦に参加している艦船達からは、(少なくともアズールレーン側には)存在を受け入れられており、「ちゃん」付けで呼ばれて可愛がられている様子。両方の姿を知っている人物がいないからだろうか…?
もちろん、一部の艦船もセイレーンとの関連を疑っていた。が、後にTBがセイレーンからジャミング攻撃を受けるという想定外の事態が発生したことで、「TB=セイレーン」との構図が(表面的にだが)崩れることとなった。
では、仮に本当に、『TB=オブザーバー零』なのだとして、なぜセイレーンのボスたるオブザーバー零が、ここまで露骨に指揮官たちに接触を試みているのだろうか?
そして、2024年に実装された「TB育成」は、一体何を意味しているのだろうか?
そしてこれらは、オブザーバー零の本来の行動目的たる、「セイレーンの使命」とどう関わってくるのだろうか?
その全ては、今なお謎のままである。
TBとは結局何者なのか?その正体はいまだに不明である。
もっとメタな話
公式アカウントがTwitterで公開した情報などにより、そもそもセイレーンが各並行世界を侵略している真の黒幕が、セイレーンの故郷を侵略した「エックス」なる正体不明の知性体であることが判明している。
一応、このTwitterアカウントはジャベリンが広報を担当しているという体裁なので、まだ確定とは言えないが、公式資料集に掲載された情報や、2024年現在までの流れから考えても、この設定が史実であることはほぼ確定と思われる。
すなわち、セイレーンは人間社会と敵対してはいるものの、真の意味での滅亡の首謀者というわけではないわけである。(セイレーンやオブザーバー零の該当項目も参照)
そうなると、TB自体は純粋なセイレーン=アンチエックスではなく「この世界で新たに誕生したオブザーバー零」であって、「向こうの世界(=セイレーンの故郷)から来たオブザーバー零」とはまた別の存在であると考えた方が妥当と思われる。
TB育成に見られるように、このTBはまだ未成熟かつ兵器ではないオブザーバー零であって、「向こうの世界」のような成長過程でもなければ、(疑似?)敵対することもないものと思われる。
無論、「ではTBは誰が生み出したのか?」「本当にTBとオブザーバー零は最初から完全に独立した存在なのか?」など不明な点が多い。
以前から、鉄血上層部、重桜上層部、北方連合上層部がそれぞれバラバラにセイレーンと接触していることが明かされてきたが、ここにきてユニオン上層部もセイレーンと接触していること、どこの並行世界かは不明だがアイリスとセイレーンが手を組んでいることが発覚したこと、またセイレーンと手を組んでいるMETAが確認されていることなど、セイレーンとの関係については、いまだにその闇の奥底が知れていない。
セイレーンと和睦した場合に何が起こるのかなど、これまで想定すらもされてこなかった疑問点も増えており、TBはまさにこれらの問題の鍵の1つである可能性すら秘めている。
その存在そのものにいまだ数多くの謎が残されているTB。その本当の正体が明らかになるのはいつになるだろうか。
第二の関連タグ
オブザーバー零…TBの正体ではないかと推測されている存在。
これまでに存在した、味方組織内部に忍び込んでいた黒幕たちの例
ミア、ディオ、トリア…黒幕に限りなくよく似た姿をしているが、正体も関連性も不明のまま味方にやって来た存在。トリアの正体と考えられている存在は、物語開始以前から味方組織の奥深くに潜んでいた。
もるがな…黒幕の1個体。何らかの目的があって友好的に振る舞っているようだが、その目的や真意は今なお何もわかっていない。
エボルト、ダークザギ…物語開始以来味方組織内部に潜み、あたかも味方であるかのように振る舞い続けていた黒幕たち。ところで、ダークザギといえば配下のスペースビーストの攻撃を受けていたことがあり、自作自演の疑惑もある。
旅の道化師リコ…友好を装って味方組織に接触し、次々に味方を手籠めにしてきた不審な存在。後に黒幕の生き残りであることが発覚した。