※メイン画像奥側のロン毛の男性
「心配は要らん。第二護衛艦軍の砲手は優秀だ。上手くやるさ」
プロフィール
人種 | ナチュラル |
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性別 | 男性 |
生年月日 | C.E.43年1月21日 |
星座 | 水瓶座 |
年齢 | 28歳(SEED)→30歳(DESTINY)→32歳(FREEDOM) |
身長 | 198㎝(SEED) |
体重 | 81㎏(SEED) |
血液型 | A型 |
所属 |
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階級 | 一佐(SEED) |
CV | 千葉一伸 |
概要
オーブ国防陸軍・第21特殊空挺部隊に所属する、褐色肌が特徴な男性軍人。階級は一等陸佐。
元々はオーブではなく、北アフリカのタッシル出身。
アスハ首長家当主のウズミ・ナラ・アスハからは厚い信頼を受けており、彼個人の密命を受けて活動していることもある。
カガリの護衛としての出番が多く、特に初期の頃は暴走しがちのカガリを宥めたりする台詞で占められる。と言うか、台詞は「カガリ!」か「カガリ……」かが特に多い気もする。何なら『SEED』の最後の台詞もジェネシス爆破後の「カガリ……」である。
苦労している姫様の護衛役と言う印象が強いものの、イズモ級クサナギの艦長を務め、可変MSであるムラサメの操縦など戦った事もあり、白兵戦ではコーディネイターを相手に立ち回る能力の高さも含めて、マルチな活躍を見せる非常に優秀な軍人である。さらには、潜入工作もお手の物と多才すぎるナチュラルでもある。
『SEED』
ウズミの愛娘であるカガリ・ユラ・アスハが国を飛び出したために彼女の消息を追い、ヘリオポリス崩壊後に合流。以降は、護衛を兼ねてウズミからの「カガリに社会勉強をさせる」と言う指令に従い、自身の故郷タッシルへと連れて行き、反ザフトのレジスタンスでありウズミの恩師で明けの砂漠の首魁であるサイーブ・アシュマン達と接触した。
素性をバレそうになるカガリに忠言しながら明けの砂漠に協力し、地球連合軍のアークエンジェルの共闘もあって故郷タッシルの街を焼いたバルトフェルド隊は撃退された。
「しかし呆れたものだな、地球軍も。アラスカまで自力で来いと言っておいて、補給も寄こさないとはな」
「水や食料ならどうにかなるだろうが、戦闘は極力避けるのが、賢明だろうな」
アラスカへ向かうアークエンジェルにカガリと共に乗艦しており、マリューやナタルから聞かされた地球軍の補給事情に呆れている上、彼女らの航海ルートに提案を出すなど、カガリよりも先に自身の言動の方で正規の軍人と思わせる素振りを見せている。
モラシム隊との交戦、時にはカガリがスカイグラスパーと共に行方不明となる事態に見舞われながら、アークエンジェルへの協力を続けた。
オーブ近海でアークエンジェルの旅路を終わらせようとするザラ隊との交戦において、領海に近かったためにオーブ国防軍が出動してアークエンジェルとザラ隊へ警告を繰り返し、最終通告に従わなかったとして砲撃されてしまう。
砲撃によってエンジンを被弾したことで慌てだすアークエンジェルの面々や素性を隠すべきが自ら正体をバラしてしまったカガリを余所に、オーブ連合首長国がアークエンジェルを入港させる意図でオーブ国防軍を動かしていること、「アークエンジェルはエンジンの被弾で制御できずにオーブ領海へ侵入、これは不可抗力である」と言うあからさまにアークエンジェルを匿うための茶番を演じさせていることを示唆することを語り、アークエンジェルと共にオーブへ入港、正しくは「帰国」した。
流石にオーブ国防軍や行政府の判断について語ってしまったので、自身がオーブ国防陸軍の一等陸佐であること、カガリの護衛として活動していたことを明かした。
「確かに、前代表の知らなかったことさ。一部の閣僚が大西洋連邦の圧力に屈して、独断で行ったことだ。モルゲンレーテとの癒着も発覚した」
「"オーブの陣営を明らかにするべき"と言う者達の言い分も分かるのだがな、そうして巻き込まれれば、火の粉を被るのは国民だ。ヘリオポリスの様にな」
その後は、オーブ連合首長国から出航する予定のアークエンジェルの面々と戦況などの情報を交換し、物資の補給などの協力を惜しまず行っている。
ストライクとイージスが激闘の末に、イージスの自爆とストライクの大破と言う決着を迎えた際にはカガリとともにキラ・ヤマトの捜索に参加しており、アスラン・ザラを発見してザフトの迎えに引き渡している。
アラスカ攻防戦から命懸けで脱走したアークエンジェルがオーブへ戻ってきた際には、サイクロプスによる自爆と言う友軍を捨て駒にする戦略を聞いて『机の上の、冷たい計算』と語った。
地球連合軍のオーブ解放作戦では、持ち場を離れて前線に出ようとするカガリを引き留めるお目付け役をこなし、オーブ脱出の際はウズミの命令を受けてカガリとともにイズモ級2番艦「クサナギ」に乗り、宇宙へ上がった。
大戦終結までの長い間は、陸軍将校ながらクサナギの艦長として三隻同盟の一翼を務めた。
『DESTINY』
地球連合軍(東アジア共和国所属)に同行して、脱走兵から基地内部やザフトの機密を入手する為に、ジブラルタル基地へと潜入。シン・アスカに撃墜されたグフイグナイテッドからアスラン・ザラとメイリン・ホークを救出する。
ロード・ジブリールがオーブに逃げたためザフトが攻めてきた時は、エリカ・シモンズと共にカガリをアカツキ島へ連れて行き、ウズミの遺言とアカツキを彼女に託す。その後はアンドリュー・バルトフェルドが置いていったムラサメを駆り、トダカの遺志を継いだムラサメ隊を率いてオーブに攻め込むザフトのMS部隊相手に奮戦した。
『FREEDOM』
キラ・ヤマトに付き添いファウンデーション王国に囚われたラクス・クラインの奪還作戦に参加。
宇宙要塞アルテミス内での白兵戦で活躍。キラと共にイングリット・トラドールと対峙した際は彼女の銃を撃ち落として無力化するなど高い射撃能力を発揮した。
その際に、キラとラクスの再会、そして愛の告白を直接目撃した(イングリットを除く)唯一の人物でもある。
(しかし、なぜか小説版ではその場にいたのはただのオーブ兵となっておりキサカの名前は登場しなかった。)