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異形の花々の編集履歴

2014-07-07 01:01:10 バージョン

異形の花々

いぎょうのはなばな

「仮面ライダー555」の公式ノベライズ。

概要

 井上敏樹による小説。特撮番組『仮面ライダー555』の並行世界を描いた物語。正式名称は『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』

 もともと平成でも一二を争うほど暗いノリの「555」を更に陰鬱にした作品であり、暴力描写、性描写(エロいのを期待してはいけない)などが苛烈。少なくとも映像化はまず不可能である。pixivでも投稿数は記事作成時点でたったの1枚、それもR-18Gという始末。

 長らく絶版だったが、講談社キャラクター文庫にて後日談の「五年後」が追加された文庫本『小説 仮面ライダーファイズ』として復刊された。


特徴ならびに原作との差異

 本来はスマートブレインの護衛のために作り出しただが、本作では逆にオルフェノクを狩るために作り出されたという設定。仮面ライダーデルタは一切登場しない。アクセルフォームブラスターフォームも出ない。

 また、終盤では仮面ライダーカイザが量産され、誰でも変身できるようになっている。ライオトルーパーじゃないんだから。

 全く登場しない。

 原作とは異なる人物が変身することも多い。


登場人物

乾巧/ウルフオルフェノク

 我らが猫舌たっくん。とにかくムキになりやすい子。


園田真理

 本作のヒロイン。面倒見がいいがちょっと口が悪い。草加に片思いされているが…。


菊池啓太郎

 愛すべき馬鹿。結花とに落ちるが…。


草加雅人

 本作で一番損をした人物。途轍もないヤンデレゲスな人物として描かれており、暴力で思いを遂げようとする。その末路は因果応報というにはあまりに無残なものだった。しかも後日談では…。


木場勇治/ホースオルフェノク

 仲間に裏切られて殺され、オルフェノクになったのは原作と同じ。人間不信だったが、真理に思いを寄せ、巧らとの交流により心を開く。

 一応、本作のラスボス。でもそんなに悪い怪人ではない。むしろ草加の方がよっぽどだな…。


長田結花/クレインオルフェノク

 本作で2番目に損をした人物。陶芸家の義父からは存在しない者として扱われ、その娘からは散々に迫害された結果、怪人化し暴力の渦に身を落としていった。失語症であり、普段は手話筆談で会話している。啓太郎と恋に落ちるが…。


海堂直也/スネークオルフェノク

 ムードメーカー。「いいオルフェノク」の鑑のような人物。


木村沙耶/ドラゴンオルフェノク

 草加に憧れる女性。


カイザ兵団

 終盤に登場する、オルフェノクに敵対する組織の兵隊たち。血液エネルギー溶液に変えており、その血は真っ黒。


勇介

 オリジナルキャラ。後日談の事実上の主役。


怪人

スラッグオルフェノク

 肥満体の変態親父が変身するナメクジ怪人。長い舌と溶解液が武器。


オックスオルフェノク

 公園で真理を襲った怪人。


スカラベオルフェノク

 全身を岩のような装甲で覆ったコガネムシ怪人。タックルでオックスオルフェノクを倒して一息ついていたファイズを痛めつけるが、突然現れたカイザにハチの巣にされた。


マンティスオルフェノク

 女性を襲おうとしていたカマキリ怪人。ホースオルフェノクに倒される。


スコーピオンオルフェノク

 結花を襲撃したサソリ怪人。


エレファントオルフェノク

 後日談に登場した怪人。歩き回るだけでバイクを横転させるほどの巨体の持ち主だが、何者かによりアッサリ殺害されてしまう。


スパイダーオルフェノク

 蜘蛛の怪人で、後日談のラスボス。果たしてその正体は?


関連項目

ノベライズ どうしてこうなった 俺の知ってるのと違う お茶の間の良い子号泣シリーズ

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