「ジェイの代わりに、この私をラッキークローバーに推薦していただきたいのですが」
「お前はオルフェノクでありながら人間を襲うことを拒んでいる。処刑する」
演:坂田鉄平
登場話:第20話「美しき刺客」第21話「加速する魂」
データ
身長 | 205.0cm |
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体重 | 128.0kg |
特色/力 | 頭部にある3本の毒針、自在に操るフレイル |
(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
蠍の特質を備えたオルフェノク。変身者は大野木(おおのぎ)という青年。
騎士か剣闘士のような見た目をしており、胸にはサソリのボディの意匠がある。クラッシャーは縦に割れている。
その体は1500度もの高熱や毒液などの兵器では絶対に死なない耐久力を持ち、頭にある3本のスコーピオンニードルを相手に突き刺し動きを止める神経毒を注入する。
武器はフレイル。自身を傷つける可能性もある扱いが難しい打撃武器だが、自在に操って技量の高さを見せていた。また、パンチ力は2t、キック力は2.5t、ジャンプ力20mと素手でもなかなかのスペックを誇る(出典:「決定版仮面ライダー555図解超百科」より)。
ミスタージェイが死亡したことで空席となったラッキークローバーの座を狙う野心家であり、影山冴子と接触。次期ラッキークローバー候補として認められると、人間を襲わない裏切り者の青木茂久をピザ配達中に冴子と共に襲撃するがホースオルフェノクに妨害され撤退。
冴子の脅迫で命が惜しくなりスマートブレイン側に就いた青木と共に乾巧を空き地に追い詰めて倒そうとするも、今度は仮面ライダーカイザの妨害に逢う。
巧が変身したファイズを一時は三人がかりで優位に立ったが、アクセルフォームに変身したファイズのグランインパクトを受け灰となった。
派生作品
『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』では野良オルフェノクとして登場。
木の上から出現し長田結花を襲うが、クレインオルフェノクに心臓を貫かれ死亡した。
『MOVIE大戦2010』ではスーパーショッカーの怪人として登場。
フレイルの代わりにスティングフィッシュオルフェノク(このスーツを改造した物がスコーピオンオルフェノク)のトライデントを持つ。
最終決戦では仮面ライダーカブトのライダーキックでガライと共に倒される。
余談
- 人間体が登場したオルフェノクの中で唯一、変身時にオルフェノクの顔が浮かび上がる演出がなかった(花形/ゴートオルフェノクも描かれなかったが、彼に関しては変身シーン自体が存在しない)。
- 声及び人間態の大野木を演じた坂田鉄平は『仮面ライダーW』第11-12話にも出演した。
- 元ネタはサソリブラウン。自信過剰な性格が引き継がれている。