概要ダヨ~ン
CV
【アニメ第1期】 大竹宏 (第1話のみ神山卓三)
【アニメ第2期】 神山卓三 (第80話~第83話のみ緒方賢一)
赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』に登場するキャラクター。『もーれつア太郎』など他の赤塚作品にもゲスト出演している。
言葉の最後に「だよーん」とつけて話す。
大口が特徴で、口の中で雪だるまがつくれるほど。大食漢でもある。趣味は俳句。
主役を演じることはないが、保安官、誠実な政治家、ギャング、怪盗、警察など善玉も悪玉も演じ分ける。53歳。
亜種
男女ともに数多くの亜種が存在する。または話によってはイヤミの『イヤミの娘』と同じく実娘設定のキャラクターも。⇒娘ダヨーン
ダヨーン族も参照。
『おそ松さん』
公式HPでは「THE怪人」と称され、何を考えているかわからない神出鬼没のキャラクターとして描かれている。実際、作中の性格もかなりブレがある。
そこらへんでモブにまぎれているほか、六つ子のショートコントの相方を勤めたり、イヤミやデカパンとセットで登場することも多い。
第1~6話
幻となった1話の冒頭ではアニメ放映の嬉しさのあまり号泣している。逆作画崩壊(松☆RISH)では不良役として整った顔つきで登場したが、膨らんだ頬はそのままだった。
2話Aのブラック工場では彼が大量生産され、Bパートでも至る所に現れた。なおブラック工場のベルトコンベアは彼の顔を模した並びになっている。
円盤未収録となった3話の「デカパンマン」では刑務所にてチビ太をいじめる悪役として登場。かなり流暢にしゃべっている。
4話アバンでは、イヤミの「シェー」の練習に付き合っていた。4話Bでは嫌々ながらトト子のライブチケットを購入しており、財布が空っぽになっていた。またCパートでは銭湯にてトド松といきなり湯船から現れてデリバリーコントを繰り広げ、入浴しにきたおそ松はたまらずに逃げ出すも石鹸を踏んで転倒した。
5話Bでは、デカパン博士の研究所で、メイド服という誰得な衣装で登場し、十四松も吐き出すレベルのまずいジュースを提供した。
6話Bパートでイヤミの付添いに登場し、市役所をその呼吸だけで大わらわにし、イヤミの「シェー」の前振りを買って出ていた。イヤミの靴下を口に含んであまりの臭さに泣いたり、有名になったイヤミにテレビ出演させてもらおうと頼み込むが、断られると号泣したり、子供っぽい面が目立っていた。
第7話
7話Aではデカパンと「スタバァコォヒィー」からコーヒーを持ち帰りしていた。
デカパンとの主役回となるBパート「北へ」では、常に「だよーん」というセリフしかしゃべらない。デカパンと旅をしていた(カナダへオーロラを見に行こうとしていた?)が、寒冷地にてデカパンが途中で氷漬けになってしまい、吊り橋に差し掛かったところで回想に浸りながらも何とデカパンを突き落とし殺害してしまう。その後目的地に到着し、オーロラがかかった夜空で星になったデカパンに見守られたところで話は終わる。わけがわからないよ
またCパートに「ダヨーン相談室」を設けており、相談に来たおそ松の無責任な提案に対して問答無用でおそ松を落とし穴に叩き落した。またBパートの最中でもデカパンとケンカの際にデカパンをボコボコにしている等、全般的にかなり冷酷な役回りをしていた。
なお、回想の中の一場面で歯をむき出しにしているシーンがあるが、歯は上下合わせて6本しかなく、人体としてはかなり謎な作りになっている…。
8話以降
8話Aパートでは一瞬だけ火あぶり中の焼死体役で登場。地味に前回のデカパンとの回想の1シーンから繋がっている。
しかし、おそ松は火を消すどころかその火で焼き芋をしていた。
10話ではイヤミやチビ太と共に路上でレンタル彼女として売り出すが、あまりの不細工さゆえに客はこなかった。ノリ気じゃなかったのか、六つ子からルックスの醜悪さを指摘された際はイヤミとチビ太に向けて「お前達バカなのかヨ~ン!」と叫んでいる(だがお前が言うな)。
Cパートではデカパンが開発した美女薬を服用した状態でミスビューティコンテストに参加し、見事にグランプリに選ばれるが、インタビュー中に薬が切れて元に戻ってしまい、その番組を見ていた松造は飲んでいたビールを噴き出してしまった。
一応6話Bで言っていた「テレビに出たい」という願望はこれで叶えたことにはなった。
11話「マッチ売りのイヤミ」ではイヤミが付けたマッチの火の中の光景にて金持ちの老夫婦の坊や(孫かどうかは不明)として登場。6話Bで見せた吸引力をここでも披露し、食事どころか老夫婦や机すら吸い込んだ。
久々のデカパンとの主演となる「愛」では2人で楽しそうにクリスマスパーティを開いていた。その後、酔った勢いで路上に繰り出した2人はそこで目に留まった光の溢れる扉の中へ真剣な表情で入っていくが、その先は…。
また2度目となるカラ松がやって来た「ダヨーン相談室」にて、自身の扱いを良くしてくれと訴える彼をまたもや落とし穴に叩き落としていた。
2クール目の13話Cでは正月用の着物を着てデカパンと共に松野家の前を歩いていた場面があった。
14話Aでは聖澤庄之助と共に六つ子の体内のウイルスとして登場。登場直後に十四松菌に駆逐される。
15話Cでは、聖澤庄之助と共に指名手配されており、最終的にドブスに捕まっていた。
17話では、十四松によって概念化された世界では「口」と表現されていた。
18話Bではデカパンと共に「ベストフレンド」というマシンに乗り主役争奪レースに参加。冒頭では「楽しくドライブするヨーン」と語っていたが、イヤミの車(?)にデカパンと共に細工したり、先頭を走るトド松を皆さんご存知ファイナルダヨーンで跡形もなく消し去り、「茶番は終わりだクソガキども」とキャラも語尾も捨てて流暢にしゃべり出すなどかなりゲスい行動をしていた。その様子は実況アナウンサーに「世の中で一番怖い存在、本気を出したおじさん」と言わせるほどである。
その後、六つ子のスーツを着て2クール目OPを歌いながら花畑を快走するが、ミスターフラッグの車を奪い追い上げてきたイヤミの罠にかかり死亡。その後、おそ松とイヤミが死闘を繰り広げている際に主役への執念から復活し、「女を抱きたいヨーン‼」と叫びながらファイナルダヨーンで人々を抹消していた。なお、イヤミの車に細工していた工具は口の中にしまっていた。
19話では「時代劇おそ松さん」の「松尾バショ~ン」と「デカパン裁き」に登場。詳細はリンク先へ。
20話Cにてデカパンと共に劇場スタッフとなり、六つ子に対して「お前達が登場する時、『超絶面白い六つ子』って紹介してやるヨ~ン」とからかっていた。
21話Aではラストの暴風の中で聖澤庄之助と共に飛ばされていた。
22話Bではイヤミが武術大会にて対戦相手に首を絞められ、あわや敗北かと思われたその時、伝説の鳥「鵬」のような巨大な鳥に乗って会場に眼帯と無数の古傷を付けた道着姿の逞しいダヨーンが登場。すぐさまダヨーンが取り出した「あるもの」を見たイヤミは…。
23話Bでは、彼の体内に彼に似た民族がいたことが判明した。六つ子の上3人も彼らの暮らしに馴染んでしまい、顔も彼らみたいになってしまったが…。→ダヨーン族
24話Bでは、トド松が住み始めたボロアパートの住人として登場。なぜかネグリジェを着ていた。このアパートが11話でデカパンとクリスマスパーティを開催したアパートなのか、ダヨーン相談室の会場なのかどうかは不明。
だが25話では、ドラフト選抜を決める野球試合では、甲子園で流れるサイレンのような感じで試合開始の合図を出した。そして、宇宙最強チーム「四銀高校」に次々とやられていく松野家チームの元にデカパンと共にいかにも強そうな容姿(デカパン曰く「妬みと性欲で手に入れた姿」とのこと)となって現れるも、隕石によって宇宙船もろともやられてしまう。