概要
言葉の初出は『ウルトラマンサーガ』。
同作にてウルトラマンゼロが自らと一体化しながらもある事情で変身したがらないタイガ・ノゾムに対し、「心の眼で敵を見るんだ」と言って気を反らした隙に無理矢理ウルトラゼロアイを装着させ変身を強行。
しかし2人の息が合わなかったため、身長5mほどにしか巨大化できず、結果周囲の子供達に「チビトラマン」呼ばわりされてしまったのである。
当然ながらまともに戦えるはずもなく、さしものゼロも「ウルトラマンゼロ一生の不覚だ!!」と嘆くほどだった。
ゼロ以外にも、このように何らかの事情で力が足りず巨大化ができなかったウルトラ戦士が何人かいる。
また、一部のウルトラ戦士は等身大あるいはそれ以下のサイズで活躍する事もある。こちらの場合は巨大化できなかったケースこそあるものの、大抵はウルトラ戦士自身が状況に応じて意図的に行ったものである。
ただ、ウルトラシリーズはあくまでも巨大怪獣との戦いが売りの番組である事から、本来より小さいサイズでの活躍は少なく、近年ではあまり見られなくなっている。
訳あって十分な巨大化ができなかったウルトラ戦士
ゼロは上述したため割愛する。
変身者の光の意志が弱かったため、20mにしか巨大化ができなかった。
元よりかなり力を失っていたため、10m程度にしか巨大化できない上に本来の能力は発揮できない状態であった。
本人が未熟だったため当初は10mにしか巨大化ができなかった。後に「気合」で克服。
等身大に変身した事があるウルトラ戦士
ダダのミクロ化機によって等身大にされたが、再び巨大化した。
等身大になって宇宙人と室内で戦う事が多く、人間と会話する事もある。
救助のために等身大に変身した事がある。
ブニョによって捕らえられた際に変身を強行するも、自身を縛っていた宇宙ロープの影響で等身大にしかなれなかった。
- U40のウルトラ人達
全員がウルトラヒューマノイド(ウルトラマンとしての姿)への変身能力を持つが、巨大化できるのは選ばれた勇者のみであり、通常は等身大である。
- ウルトラマンティガ
レイビーク星人戦で等身大化。
ディゴン戦で等身大化。
互いに等身大になって戦った事がある。
三面異次元人によってミクロ化された人々を救出する際に等身大化。
こちらも等身大での活躍が多い。
ダークファウスト戦で等身大化したが、すぐに巨大化した。しかし当初は等身大での対決もあったが、撮影時期が真夏の炎天下でスーツアクターに負担がかかる事から没になった。
最終回で等身大に変身。
ババルウ星人を追って地球に再来した時に等身大化している。
事故にあったレイトを助けるために病室の枕元に現れる。
ある理由で人間態に戻るのをやめているため、必要となれば等身大になって対応する。
等身大の敵に応戦するために緊急手段として変身する。
その他
ウルトラ戦士ではない。レイがレイブラッド星人として覚醒した姿。
こちらはウルトラ戦士と言うよりパワードスーツである。この宇宙ではウルトラ戦士扱いされている。
もっと小さくなった事があるウルトラ戦士
テンペラー星人の不意を突くために体を縮小させて子供の玩具「ウルトラマンボール」に入り、その中から登場しつつ巨大化。また、セブンはミクロ化して宇宙細菌ダリーと戦ったり、シャドウマンのミクロ化フォグで縮小されコップの中に閉じ込められた事がある。
- ウルトラマンレオ
怪獣人プレッシャーによって一寸法師さながらに縮小されてしまった事がある。
体を縮小させて体内に侵入し内部から相手を爆破する「ウルトラリダクション」でハングラーを倒した。
ザロームの神経中枢を破壊するためにミクロ化。
いくつかのエピソードでミクロ化した事がある。