詳細
ズ・ザイン・ダをリーダー格とする、グロンギで下級に当たる集団。メンバーは全員がズ・○○○・○という名前で統一されている。グムンのように特殊能力を持つ者もいるが、基本は素手で闘う肉弾戦を得意とするメンバーが多い。
最初にゲゲルを開始するも、メンバーがクウガに倒され続けた上、ザインがゲゲルに参加する前に「ズではゲゲルの達成は無理」と判断したバルバの権限でメ集団へゲゲルの権利が移ってしまった。
外見
ベルトのバックルが銅色なのがメンバー共通(集団の名前も恐らく「ブロンズ」が由来か)。
TV本編に登場したメンバー
括弧内は警察からの呼称。B群は人間態に振られた番号。
ズ・ザイン・ダ(未確認生命体第22号、B群3号)
リーダー格に当たるサイ型のグロンギ。人間態は強面の男性で、怪人態よりも体格が良い。メ集団によってゲゲルへの参加が出来ない事に怒り、勝手にゲゲルを開始する。
怪力が自慢で、頭部の鋭い角が武器。人間態でも五代雄介を圧倒した。
ズ・グムン・バ(未確認生命体第1号)
口から粘着性の糸を吐き、捕まえた相手を両腕の鉤爪で仕留める。
ズ・ゴオマ・グ(未確認生命体第3号、B群2号)
グムンとほぼ同時期に活動を開始したコウモリ型のグロンギ。人間態は黒い傘を差し黒づくめの服装をした青白い男性。メからゴ集団にゲゲルの権利が移ってからも多く登場している。
他のグロンギからはこき使われ虐げられている。
ズ・メビオ・ダ(未確認生命体第5号)
東京でゲゲル開始前に殺戮を行ったヒョウ型のグロンギ。人間態は不良風の女性。
時速270㎞の素早い動きと両腕の爪が武器。プライドが高く他人に触れられる事を極端に嫌う。
ズ・バヅー・バ(未確認生命体第6号、B群5号)
最初にゲゲルを開始したバッタ型のグロンギ。人間態はアフロヘアーの青年。
ズ・ガルメ・レ(未確認生命体B群4号)
劇中で唯一ゲゲルを成功させたカメレオン型のグロンギ。人間態は髪を白く染めた青年。
身体を透明化する能力を持ち、長く伸びる舌で攻撃する。
警察に怪人態の姿を確認されなかった為、この時はまだ怪人態の番号を振られていない。
ズ・ジャモル・レ(未確認生命体第13号)
新聞に記事が載っていたヤモリ型のグロンギ。人間態・能力共に不明。
ジャモルがクウガに倒された後、メ集団にゲゲルの権利が移った。
タトゥーのモチーフは壁をよじ登るヤモリで、ガーゲのタトゥーに酷似しているが、こちらは爪や目の形状でヤモリと判別できるようになっている。
TVに登場しなかったメンバー
※イラストは想像図。
ズ・グジル・ギ(未確認生命体第7号)
タトゥーのモチーフは背を向け、潮を吹いているクジラ。
ズ・ガルガ・ダ(未確認生命体第8号)
カンガルー種グロンギ。マイティキックで倒された。
タトゥーのモチーフは正面を向いたカンガルー。
ズ・ミウジ・ギ(未確認生命体第9号)
ウミウシ種グロンギ。マイティキックで倒された。
タトゥーのモチーフはアオウミウシ。
ズ・ガズボ・デ(未確認生命体第10号)
ウツボカズラ種グロンギ。マイティキックで倒された。
ちなみに番組の初期段階では登場予定が有ったらしく、“仮面ライダークウガボックス”に収められている『仮面ライダークウガ デザイン画集』に頭部のラフ画(検討用なので2種類)が収録されている。
タトゥーのモチーフは正面を向いたウツボカズラ。ちなみに、リマジ版での未確認生命体10号はコイツになっている。
ズ・ダーゴ・ギ(未確認生命体第11号)
タコ種グロンギ。マイティキックで倒された。
水系やジャンプの得意そうな怪人が多いというのに、さっきから青はどうしたんだ。
タトゥーのモチーフは足を広げたタコ。
ズ・ネズマ・ダ(未確認生命体第12号A)
ネズミ種グロンギ。警官に蜂の巣にされて倒された(神経断裂弾がまだ未開発であるという点を踏まえると、時間切れで爆死したという説も。)。
タトゥーのモチーフはネズミの顔。
ズ・ネズモ・ダ(未確認生命体第12号B)
ネズマとの血縁関係は不明。マイティキックで倒された。
タトゥーのモチーフはネズミの顔だが、ネズマの物とは違い、耳や髭が逆立っているのが特徴。
余談
クウガと最初に戦う怪人が蜘蛛と蝙蝠なのは、もちろん初代ライダーへのオマージュである。
末路
作品のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
ゲゲルの権利が無くなった後、再起を掛けて暴走したザインがクウガに倒された事で完全にゲゲルから脱落。その後、ゴ集団によるゲリザキバスゲゲルの最中、ゴオマがグロンギの王のベルトの破片を横領し、自身を強化して反旗を翻すも逆に返り討ちに遭い死亡。
他にも多くのズが存在していたが、ゴ・バダー・バの死後ダグバによって全員ザギバスゲゲルのウォーミングアップを兼ねて最下級のベ集団と共に粛清された。