ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ランページの編集履歴

2020-12-23 14:54:16 バージョン

ランページ

らんぺーじ

英語で「暴れ回る」などの意味を持つRampageの日本語読み。ランペイジとも。

曖昧さ回避

  1. トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター。当記事にて解説
  2. ニンジャスレイヤー』に登場するキャラクター。⇒ランペイジ
  3. 2018年公開の怪獣映画。⇒ランペイジ巨獣大乱闘
  4. LDH所属のダンスボーカルユニットは「THE RAMPAGE

概要

トランスフォーマーにおけるランページはデストロンディセプティコン)の戦士である。多くの作品に同名のキャラクターが登場しているが、別人である。


メイン画像は『ビーストウォーズメタルス』のランページ。


G1シリーズ

CV:ローリー・ファソ/吹き替え:難波圭一山口健

アニマトロン部隊の砲兵で、ジャガー型ロボットに変形し(IDW版コミックでは)、プレダキング合体時は左腕を担当する。日本国内ではローマ字読みのラムページとなっている。


武器は6万ボルトのライトニングライフルと5000℃の高熱を発するヒート剣で、ビーストモードになると執拗に敵に喰らい付き続ける暴れ者。だが、テレビ視聴が好きという意外な一面もある。


玩具

変形パターンはレーザークローとまったく同じだが、ジョイントが異なるため、プレダキングの胴体にはできない。アメリカでの初回販売版は腰部にダイキャスト製パーツが使用されており、2004年12月にタカラトミーより発売された復刻版もこれに準じた仕様となっている。


2017年にハズブロがリリース(日本では2018年に販売開始)した『パワーオブザプライム』では、シリーズのトリを飾る大型商品タイタンクラスとして発売されたプレダキングのセット品の一つとして発売(G1版とは異なり、単品販売はなし)。当シリーズから海外版との仕様を統一したため、日本版と海外版の仕様に差異はない。外観はG1版よりも鋭角的になり、剣は付属せず、銃は2丁から1丁に減ってデザインも変わり、ビーストモードでは尻尾として接続するようになっている。


ビーストウォーズメタルス

ランページ

CV:キャンベル・レーン/吹き替え:檜山修之

元の名は「プロトフォームX」で、ランページはアドリブ大帝が名付けた(彼曰く芸名)。

後述の落下ポイントが森林帯のためいつスキャンしたのか不明(とはいえ森林や淡水域にも蟹は棲息するため、そこからスキャンした可能性もある)だが、6本足のメカ(当人曰くデッカい蟹)に変身する。蟹だが、前にも歩ける。豪快(と言うか荒々しいと言うか)な広島弁を話し、しきりに「チョッキンな〜!」と叫ぶ。パワードコンボイ登場まで両軍の全戦士の中で一番巨大だった。


戦闘力は非常に強大であり、初登場時にはタランスをバラバラにして鮮烈なデビューを飾った。また、誕生の経緯からほぼ不死身で岩が胸を貫通しようと自身の砲撃が誤爆しようと、例え自身の何倍もあるミサイルが直撃しようとも時間が経てば再生する。そのため、完全に死に至らしめるにはスパークそのものを破壊するしかない。


落下時にメタルス化しており、タンクモードに変形可能。その状態でのミサイル砲は強力で、一撃で山の頂上を吹き飛ばし、サイバトロン基地のシールドを40%も削ってしまう(ランページ以外のデストロン戦士の総攻撃では20%削るのがやっと)。また、その状態で崖を登ることも可能。


元々はサイバトロンが極秘に行っていたスタースクリームの不死身のスパークを再現する為の実験体「プロトフォームX」として誕生したが、植民惑星コロニーOのサイバトロンをデプスチャージのみを残して全滅させたため封印される(要は「スタースクリームの不死性を人為的に再現できるか?」という発想の産物なのだが、そのせいか、日本では彼の初登場となる映画版第一作にてスタースクリームのクローンと呼ばれてしまったが、間違いである)。


その後ビーストメガトロン追跡に向かったビーストコンボイの宇宙船に乗せられ、追跡がてら宇宙に放棄されるはずだったが、ポッドが地球に落下し暴れ出した。劇中ではメガトロンにエネルゴン製のナイフでスパークを分断され、(メガトロン曰く通常のスパークであれば分断が完了する前に潰れてしまっていた筈)半ば脅される形でデストロンに加入(分断されたスパークの片方はメタルスダイノボット誕生の際に利用された)。この分断されたスパークはエネルゴンの棘で囲んだカプセルに収納され、これを挟み込んで痛めつけると、ランページにも苦痛が与えられる仕組みで、彼自身も何度かスパークを奪還しようとしたが失敗している。


なお、この初登場話は1998年冬劇場版として放映されたため、本編登場が少々唐突気味になった(メタルス本編では、いきなり現れ自己紹介している)。後にサイバトロン側の戦士として登場したデプスチャージとは因縁を楽しむかのように戦う。


性格は凶暴な暴れ者である一方、劇中では似た境遇のトランスミューテイトには友好的な態度を取り、死を看取った際は大いに嘆き悲しんだ優しさも持つ。

友達じゃ・・・

この両者はファンにも人気が高く、両者共にハズブロのトランスフォーマー コレクターズクラブにて新たな世界観での新たな設定とともに、新規玩具(既存商品の仕様変更品)が限定販売されたこともあった。余談だが、同エピソードではランページとシルバーボルトの間でトランスミューテイトをめぐる戦いが起きており、日本版での玩具セットで両者が『勇猛の対決』として選ばれたのもこれを意識した可能性がある。


また、誰からも心配されないワスピーターに「すまんのぉ…」と謝った貴重なキャラクター(ただし、これは日本語版のみのアドリブであり、原語版の同一シーンは撃破された直後で行動不能ということもあり無言)。


最終話間近でデプスチャージと水中決戦を繰り広げ、最期はエネルゴンキューブの剣でスパークを破壊されて大爆発。デプスチャージも爆発に巻き込まれ相討ちとなり、水底へと沈んでいった。


リミックス

中の人が同じ広島県出身ということで、ワスピーターと広島弁で会話し意気投合。モノマネは出来ないとして2回ともパスを使っているので、残念ながら中の人ネタなどは見ることは出来ない。


全くの余談だが、2018年のテレビアニメ『ポプテピピック』では、檜山氏の演じるキャラクターがモノマネを強要されるシーン・メガトロン役の千葉氏の演じるキャラクターがモノマネにダメ出しするシーンが存在しており、当時を知る一部ファンからは、ランページが18年越しにツケを払わされたとネタにされている。


玩具

劇中のデザインを忠実に再現しているが、日本版と海外版とではカラーリングに若干差異があり、ロボットモードの肩部のタンポ印刷も海外版では"RAMPAGE"、日本版では"DESTRON"と異なっている。


ビーストモード時は触角、脚、ハサミが自在に可動し、ハサミの内部にはミサイルと銃を収納できる。もちろん三段変形も可能で、タンクモードで接地させて走行させると無限軌道が動き、砲身部のローラーと連動して3連装ランチャーからミサイルを連射するギミックがある。


また、ランページの玩具をリペイントした、ショカラクトなるキャラクターも後年登場している。


マイクロン伝説

ランページ

CV:マイケル・デンジャーフィールド/吹き替え:千葉進歩

元々はサイバトロン戦士でホットロッドの旧友でもあったが、故あってデストロン軍の戦士として登場する。海外放送版『Transformers Armada』ではウィールジャックという名称で呼ばれている。ガルウィング式のドアを持つスポーツカーに変形し、F-117風のジェット機に変形するマイクロンのホーク(海外名はウインドシアー)をパートナーとして従えているが、アニメには登場していない。更に短距離のテレポート能力があり、第31話ではこの能力を駆使してステッパーを翻弄するシーンがあった。漆黒のボディを持つが、セイバートロン星在籍時は白いボディだった。


かつてのセイバートロン星での戦いで炎の中で負傷して(それにより胸のサイバトロンマークが裂けた痕が残っている)、ホットロッドが助けを呼びに行こうとして離れた際に現れたメガトロンに助けられ、デストロンに加入することになった。


しかし、デストロンに身を置いているのは恩人のメガトロンに恩を返すためであり、完全にサイバトロンを裏切ったわけではない(実際に終盤ではホットロッドと見事なコンビネーションを見せた)。メガトロンのためになるのなら彼に口を挟むのも厭わずホットロッドとの仲介をしたのがきっかけでスラストの暗躍とユニクロンの存在を突き止めることに成功した。


ラチェット曰く「コンボイ司令官とデバスターのような関係」。過去の事で結果的に助けに戻れなかったホットロッドのことも恨んでおらず、そのことで悔やみ続けているホットロッドにそれを忘れさせようとしているのはコンボイも察している。


日本語版の中の人は本作でジェットファイヤー、『ギャラクシーフォース』ではノイズメイズを演じている。


メガトロン役の梁田氏は『メタルス』でデプスチャージを演じており、奇しくもランページの名のつくキャラと縁のある方である。


玩具

日本版と海外版とでカラーリングの差異がある以外はほぼ同じ仕様。マイクロンのホークをルーフに取り付けるとガルウィングドアが開き、ドアの下部にあるスイッチを押すとミサイルを発射する。このミサイルはロボットモードの武器にもなり、両手に持たせることが可能。ちなみにロボットモードへの変形はドアを開くのが初めの手順となるので、ホークを紛失してしまうと変形させることが不可能となる。


後年には『シャッタード・グラス』版サイドスワイプがランページの仕様変更品としてBOTCON2008にて発売されている。


トランスフォーマーリベンジ

実写映画版2作目『トランスフォーマーリベンジ』に登場したディセプティコンの一体。キャタピラー社のD9Lブルドーザーに変形する、コンストラクティコンズ(建設車両に変形するディセプティコンの戦士)の1人(実はこれがボーンクラッシャーになる筈だった)。


完全に人型体型から逸脱したバネ状の下半身が大きな特徴で、歩行はせず跳ね回るようにして移動する。武器は両前腕部のキャノンとビークルモード時の履帯を用いた鞭。


劇中では他の仲間と共にビークルモードで船に潜伏しており、メガトロンの眠る海底へと向かった。その後はエジプトでの決戦でスタースクリームの指示で捕らえていたサムの両親を人質に用いて、サムにマトリクスを渡すように迫るが、密かに忍び寄っていたバンブルビーに気付かず不意討ちを受け戦闘になる。応戦するもののバンブルビーの素早い動きに全くついていけず、一方的にボコボコにされた末に両腕を引き千切られて死亡した。


劇中ランページと呼ばれたのはバンブルビーと戦った単体で変形する赤い個体だが、デバステーター合体時に左脚になる黄色の同型個体「スキップジャック」も登場した(ちなみにファンからは両者一括して「ランページ」と呼ばれることも多いが、スタッフからは逆に「スキップジャック」で統一されていた)。現在は赤い方がランページ、黄色い方がスキップジャックと呼称されている。


玩具

映画公開時に発売された玩具は劇中未登場の四足形態にも三段変形できるという扱いで、一般販売品の黄色のランページのほか、赤色のランページも後に発売されており、海外版は黄色の成型色が赤に変わり、運転席のクリアパーツが紫となっているが、日本版は運転席がオレンジで、転輪とドーザーブレードのアームが黄色のままとなった。更にドーザーブレードにはタンポ印刷によるウェザリングが施されている。


2019年4月には「スタジオシリーズ」のラインナップとしてデバステーターに合体可能なランページが発売された。サイズはボイジャークラスとなり、旧版よりもサイズアップし、バネのような脚部も再現されている(そのままでは直立できないため、付属のスタンドを使用)。更にビークルモードのシリンダーはロボットモードの腕部に付け替えることで劇中でサムの両親に突き付けていたキャノン砲を再現できる。2020年11月には黄色いカラーリングのスキップジャックがタカラトミーモールにて限定販売(予約は同年7月より開始:現在は終了)されている。


関連タグ

トランスフォーマー ディセプティコン アニマトロン ジャガー(動物)

ビーストウォーズメタルス 

マイクロン伝説 スポーツカー

トランスフォーマーリベンジ コンストラクティコンズ ブルドーザー

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました