概要
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの初代主人公。以後のシリーズにも何度か登場する。
シリーズを代表する看板キャラであり、設定上でもベルモンド一族で最も高名な人物とされる。
彼が主人公の作品はいくつも作られているが「悪魔城に乗り込んでドラキュラ討伐」というスタイルは変えようがないためストーリー上の続編は『ドラキュラⅡ呪いの封印』のみである。
彼の先祖が主人公である『ドラキュラ伝説』以降、シリーズごとに主人公と時代が変わっていくスタイルが定着していく。
英雄クリストファー・ベルモンドの血を受け継ぐヴァンパイアハンターで、ドラキュラを倒す為、父譲りの鞭を手に悪魔城で戦う青年。
短剣、オノ、聖水、クロス(十字架)、懐中時計等、多彩なサブウェポンを使いこなす筋骨隆々の戦士。
1691年に、復活したドラキュラを封じる(『悪魔城ドラキュラ』)。しかし、その時に背中に呪いのキズを受けてしまい、徐々に体を蝕まれていく。
7年後の1698年 『ドラキュラII 呪いの封印』では、死期を悟り一族が眠る墓場で己に人生を振り返っていた際に出会った女性によってドラキュラが再び復活しようとしていることと呪いを解く方法を知り、ドラキュラの遺骸を封印する旅に出る。
英語では「サイモン」と発音される。
外見
当初から外見のイメージがあまり安定しておらず、初登場時でさえパッケージイラストと説明書のイラストで外見が全然違う。
金髪か茶髪の場合が多いが、アーケード版に至っては青髪である。
「悪魔城年代記」で小島文美により大きくリデザインされ赤髪の青年となったが、色々と艶めかしすぎたのか「ホモン」と呼ぶ者もいた。
「ジャッジメント」ではキャラクターデザインに「デスノート」の作者、小畑健を起用しており新世界のムチ使いと化している。CV:鈴村健一
近年は初代をベースにしたデザイン(茶色の鎧)で登場することが多い。
リブート作品「ロードオブシャドウ宿命の魔鏡」では赤髪に髭を蓄えた野性味溢れる豪傑肌の戦士として描かれている。CV:アレック・ニューマン
悪魔城ドラキュラシリーズ
「白夜の協奏曲」ではボスラッシュモードで使用可能である。
「ジャッジメント」では使用可能キャラとして登場している。
「Harmony of Despair」ではDLC追加キャラとして登場。ほかのキャラより小さい、FC時代の8bitドット仕様。
「Grimoire of Souls」では使用可能キャラとして登場しており、キャラデザは小島文美ではあるもののファミコン版に準じた筋肉隆々なデザインになっている。
悪魔城ドラキュラ | FCD│FC│GBA│VC |
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悪魔城ドラキュラ | MSX2 |
ドラキュラII 呪いの封印 | FCD│VC |
悪魔城ドラキュラ | AC│PS2 |
悪魔城ドラキュラ | SFC│VC |
悪魔城ドラキュラ | X68000 |
悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ | PS ※X68000版のアレンジ移植 |
キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲 | GBA ※ゲストで登場 |
悪魔城ドラキュラ ジャッジメント | Wii |
悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair | XBLA│PSS |
キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ 宿命の魔鏡 | 3DS |
また、他のコナミ作品等にゲストで出演している。
シモンのパロディキャラクターとして『月風魔伝』に「死門」という敵が登場する(死門は『白夜の協奏曲』にも登場する)。
外部出演
ポップンミュージックシリーズ
初代をベースにしたデザインで登場。英表記は"Simon Belmondo"。
プロフィール
出身地 | トランシルヴァニア |
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趣味 | ムチ振り |
好きなもの | ロウソク |
嫌いなもの | ドラキュラ |
誕生日 | 不明 |
担当曲
カテゴリ | pop'n music 15 ADVENTURE |
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ジャンル名 | CASTLEVANIA│悪魔城ドラキュラ |
曲名 | 悪魔城ドラキュラメドレー ~ハイブリッド・ヴァージョン~ |
アーティスト名義 | 山根ミチル |
作曲 | コナミ矩形波倶楽部+山根ミチル |
編曲 | 山根ミチル |
BPM | 120-135 |
曲コメント | ビシッ!! 謎のムチ「ヴァンパイアキラー」を片手に、伝説のヴァンパイアハンターが華麗に登場! |
キャラコメント | 邪悪な雲が町を覆う・・・世界を救うため、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンが立ち上がった! |
レベル | N21 │H33 │EX45 │(5B13) │ES2 │B18 │BH34 │ |
ノーツ数 | N361│H687│EX1043│(5B267)│ES98│B361│BH692│ |
キャラデザイナー | ちっぴー |
カテゴリ | ee'MALL (KEYBOARDMANIA 2ndMIXからの移植曲) |
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ジャンル名 | K-Classics│K-クラシック※キーマニのページ (Archive) |
曲名 | AKUMAJO DRACULA MEDLEY |
アーティスト名義 | 矩形波倶楽部 |
BPM | 102-142 |
担当キャラ | 【AC16まで】ユーリ(4-2P) → 【AC17以降】シモン・ベルモンド(15-2P) |
AC13までの曲コメント | Keyboardmaniaに入っていたね!あの名作ゲームの曲だね!!人気曲だしやったね!!! |
AC14からの曲コメント | 伝説のゲームの伝説の曲が登場だよ。ドラキュラは四度蘇る! |
レベル | N20 │H34 │EX41 │(5B11) │B9 │BH10 │ |
ノーツ数 | N220│H467│EX683│(5B187)│B187│BH206│ |
NET対戦時のセリフ
攻撃 | 受けてみろ! |
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ダメージ | しまった… |
GOODプレー | ビシッ!! |
BADプレー | ウッ! |
WIN | CLEAR! |
LOSE | 今に見ていろ |
pop'n music portable での際のセリフ
ジャンル名 | 悪魔城ドラキュラ |
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遭遇時 | |
ポップンランド(レコードバトル) | このレコードが欲しいならキミの力を見せてもらおう。 |
闇の世界 | 聖水も十字架も効かぬとは…ヤツの仲間ではないのか? |
レベル選択 | |
EASY | まずは小手調べというところだな。 |
NORMAL | そちらも本気ということか? |
HARD | ベルモンドの名にかけて、全身全霊で相手になろう! |
レベル不足 | 今のキミにはまだ荷が重い。もっとレベルを上げたまえ。 |
勝負後 | |
クリア成功 | くっ…無念だ… |
クリア失敗 | まだまだだな。ウデを磨いてきたまえ! |
わくわく!ポップンマンガ登場話
第158話 | 天敵 |
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収録サントラ
ハイブリッド収録 | ポップンミュージック 15 ADVENTUREサウンドトラック |
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AKUMAJO収録 | KEYBOARDMANIA 2rdMIX Original Soundtrack |
追記事項
- pop'n music 15 ADVENTUREの隠し曲で登場。条件「ステージ2で「ラテンREMIX」を出現させる。
選曲画面でコナミコマンド「4466373728」を入力何か好きな曲をプレイしてクリアすると、ステージ3で出現」
- pop'n music 18 せんごく列伝でご先祖様の、ラルフ・ベルモンドも登場。タイムパラドックスが起きそうである。
- ハイブリッドは、VAMPIRE KILLER→Bloodlines→真実の嘆き~レオンのテーマ~のメドレーである。
- AKUMAJOは、悲劇のWedding March→十字架を胸に→血の涙(Bloody Tears)→悪魔城の崩壊のメドレーである。
ワイワイワールドシリーズ
1作目
プロフィールによると登場しているのは「シモン・ベルモンド3世」。
キャッスルステージに捕らわれている。
順当に行けばゴエモンの次(2番目)に助けに行くことになるのだが、ボスまでの道程ではドット単位でのジャンプアクションが強要され、牢の手前は床がランダムで上下するのでタイミングがつかみ難く、特殊武器の獲得は踏み切り位置がはっきりしない場所を越える必要がある、と難易度が高く設定されている。
2作目
リックルの変身パターンの一つ。
リーチや攻撃力に優れるが、連射が効き難く、攻撃力はフウマに、リーチはビルやゴエモンに劣る、とどこか半端な性能となっている。ただし変身可能パターン4通りの内3通りが
ウパ(リーチも攻撃力もない)・シモン・上述の3人の内1人のため、使われる可能性は高い。
がんばれゴエモン外伝2
ドラキュランを倒すためにわざわざ日本まで出張。ゴエモン達に協力する。
あくまでドラキュラン討伐が目的なため、その目的が達成されるとすぐにパーティから外れてしまう。
ちなみに4番目のキャラは装備が共通なため、彼の武器(鞭)を外しておけば後々参入する女性キャラに装備させることも可能。
牌の魔術師
MSX用のコナミクロスオーバー麻雀ゲーム。本作では、原作で「ムチや聖水を使っていた」というわけなのか「変態代表」という不名誉な肩書きが付けられていた。
それが今やシモンどころか一族全体が変態呼ばわりされることになろうとは、一体誰が予測できただろうか…
ドリームミックスTV ワールドファイターズ
ハドソン・コナミ・タカラのクロスオーバー対戦アクション。
担当声優は石川英郎。
ハイパースポーツDS
隠しキャラとして参戦。
コウモリを撃ち落とすミニゲーム「ベルモンド・チャレンジ」も収録されている。
モンスター列伝 オレカバトル
第六章追加キャラクターとして参戦。
通常攻撃時に横視点になるなど、コナミのこだわりが感じられる。
やはりオレカバトルでも、元ネタが悪魔城シリーズの吸血鬼モンスターとは、何らかの面識があるらしく、ボス版の彼との特殊演出が存在する。(ドラキュラ、アルカード、レディ・カーミラで挑むと発生。)
その一方、なぜか悪魔城シリーズとの接点がない、というか読者応募モンスターの吸血竜ヴァンプスドラゴンとのカットインが存在する。(こちらはシモンをプレイヤー側にして、ボス版のヴァンプスドラゴンに挑むことで、特殊演出が発生する。)
ナイフ、オノ、聖水、十字架といった多くのサブウェポンが技として反映されてはいるものの、唯一懐中時計だけは、アルカードにEXという形で奪われてしまい、反映されてない。
さらに、サブウェポン使用時にハートを消費するという効果が、使うにはEXが必要という形でナイフとオノに反映されてるが、こちらについては使った後再行動可能となっており、連続攻撃が出来る。
さらに新6章では、特殊な条件下で「透明薬」も使えるようになった。
大乱闘スマッシュブラザーズ
ヴァンパイア・キラー
何と大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにゲスト参戦。
デザインは初代のものがベースだが、かなり年季のある顔つきになっており、歴戦の戦士感を漂わせる威厳ある風貌になっている。CVはドリームミックスTVと同じく石川英郎。
同じ悪魔城シリーズの作品からはシモンのダッシュファイター「リヒター・ベルモンド」も参戦する為、まさかの悪魔城シリーズから2人が参戦する予想外の展開である。アシストフィギュアではアルカードも参戦。
同じコナミのソリッド・スネークとまさかの再会である。しかもドリームミックスTV以来の対決になる。要するにコナミからはダッシュファイターを含めても3人のファイターが参戦しているという史上稀に見る奇跡が起きている。
収録BGMも悪魔城ドラキュラシリーズから複数チョイスされている・・・おや?一つだけ何故これが?(※)なお、悪魔城シリーズの曲は人気が高い為か、参加コンポーザーの間でどれをアレンジするかの競争率が高かったらしい。
※…実はコレとそっくりすぎる作品である為、開発がバンダイナムコが手がけるものに曲が使われる事が密かに話題になっていた。
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 斧 |
→B | クロス |
↑B | アッパー |
↓B | 聖水 |
切りふだ | グランドクロス |
楽曲 | 『Vampire Killer(SP)』 |
基本武器のムチ(鎖)は隙が大きい代わりに長大リーチを持ち、必殺技として斧、クロス、聖水と3つのサブウェポンを入れるという原作再現にこだわりつつもスマブラで戦えるミッドレンジキャラとなっている。なお、体術自体はコンパチ先のリヒターの方がベース。
良くも悪くも長所短所が露骨なピーキーすぎる性能ゆえ、安定して勝ちを見込むにはそれなりの練度を要する。どちらかと言えば中級者以上向けのキャラと言える。ある意味使うにも使われるにもビギナーにはあんまりやさしくない。
長リーチと各種飛び道具により「相手の攻撃が届かない所から刺せる」点と、高威力でバーストも可能な弧状に飛ぶ斧、拘束力が強く「崖聖水横スマ」に代表される強力な戦術を展開できる聖水を持つことから「崖狩りが非常に強い」点が長所。
ムチは根元の方で当たっても弱めで、リーチが長いとはいえ判定の幅は細い。しかも空Nを除けば持続も短い技がほとんど。よってムチ系の攻撃は上下シフトを駆使しつつ場所・タイミングともにピンポイントで狙って振る必要がある。「中距離を維持してクロスや空前後、横強で捌きつつ、崖外にまで出せたら一気に攻める」という立ち回りになるが、どうしても間合いを詰められてしまったときの対処としてはガーキャン上Bによる反撃が非常に強力。
大きな欠点は「ワザの発生が遅く隙が大きい」、「復帰阻止に極めて弱い」の2点。特に斧と横スマは強力だがハイリスクなので決して適当に出してはいけない。復帰は空上前後のいずれかによるワイヤー復帰が基本となる。それなりに届くが、他のワイヤー復帰がメインのキャラに比べるとやや短い。また、ワイヤー復帰中の崖までのルート上で技に当たってしまうと空中ジャンプを温存できていない限り復帰は困難である。上Bでも下からなら復帰できるが、斜めに飛ぶ関係で外を向いたまま反転せずに出すと崖を掴めないことに注意。
リヒターとの性能的な違いは体の縦横の判定の幅が僅かに異なる(シモンの方が縦に、リヒターの方が横に大きい)、聖水の属性がシモンは火炎な一方でリヒターは波動であることだが、立ち回りや使い方が変わるほどの差異ではないので好きな方を使えばよい。
最後の切りふだは「グランドクロス」。本来はリヒターの技だが、シモンも過去に使用したことがある。
勝ち上がり乱闘「悪魔城スマブラ」では、悪と闇がイメージのファイターが登場する。ボスは宿敵のドラキュラである。ドラキュラ戦は徹底的に原作再現されており、二段階目の変身まで行うこだわりっぷり。惜しむべきはドラキュラ伯爵に若本規夫御大の声が無い所であるが、必見である。
相手にガノンドロフやダークサムスなど闇っぽいファイターがいると勝利時まれに「闇に還れ!」と言うことがある。
DLCのファイターにもいかにもそのセリフを言われそうなものもいるが適用されるかは不明。
実は「Captain N: The Game Master」というアメリカNBCで製作されたテレビアニメで、ピットとロックマンと共演したことがある(ただし、みんな見た目や設定は原形がないほど変わっているが)。ピットは同じ世代の出身である彼を知っているとスマッシュアピールで語っている。
予言イラスト
悪魔城ドラキュラシリーズ参戦ファイター
No | ファイター | 初出演 |
---|---|---|
66 | シモン | SP |
66’ | リヒター | SP |
65.リドリー→66.シモン(リヒター)→67.キングクルール
同社出展ファイター
- 31.スネーク
63.ベヨネッタ→66.シモン(リヒター)→71.ジョーカー
パワプロアプリ及びパワプロサクセススペシャル
野球ゲームであるはずのパワプロシリーズの1つであるパワプロアプリとそのPS4・PSVita移植版であるサクセススペシャルにて、シモンを基にしたイベキャラである史門泰司が登場。
ヴァンプ高校所属の投手で変化球 シルバーバレットを持つ。
関連タグ
悪魔城ドラキュラ / ドラキュラⅡ呪いの封印 / 悪魔城年代記 / キャッスルヴァニア / 白夜の協奏曲 / 悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair / 宿命の魔鏡
ゼルダ姫(神トラ/神トラ2):『スマブラSP』で共演したキャラクター。どことなく容姿が似てるため、「ゼルダの真の姿」などとネタにされる。
ベルモンド一族
レオン(始祖、1094年から一族とドラキュラの長きに渡る因縁の始まった)
ラルフ(1476年に初めてドラキュラを滅ぼしたヴァンパイアハンター)
クリストファー(1576年と1591年に二度ドラキュラと戦い倒した英雄)
シモン
ジュスト(シモンの孫、シモンの戦いから50年後(1748年)のヴァンパイアハンター)
リヒター(ジュストの孫・シモンの玄孫、最強のヴァンパイアハンターと謳われた男)
ユリウス(1999年にアルカードらと共にドラキュラを完全に滅ぼした人物、ドゥエリスト)
セピア(「ボンバーマン」の関連作品である「ボンバーガール」のキャラクターであり、ベルモンド一族の血縁者)
ロードオブシャドウシリーズ