卒業式のシーズン。
チョロ松は一本の大きな桜の木の下にいた・・・。
※テレビ東京アニメの公式サイトから引用
概要
『おそ松さん』(第3期)に登場するエピソードで、第23話Bパートのサブタイトル。初回放送は2021年3月16日(15日深夜)で、チョロ松と立浪のメイン回である。
また、諸事情により同日に放送された他のエピソードについてもこちらの記事で記載する。
ストーリー
アバン『契約更改』
ある日、とあるニュースでは次のシーズンに向けた契約更改を終えたメンバー達の記者会見が報道されていた。ところが、6つ子達の年俸が(多少の差があるものの)昨年より下がっていた為、現地で彼らはその件について強い憤りを露わにしながら愚痴をこぼすが・・・・・・?
Aパート『買い出し』
ある日、外出中の6つ子達は新しい衣装を買う為に街のとあるデパートへやって来る。そして、偶然来ていた他の客が思わず困惑する中で彼らがどれを買おうかと悩んでいた物は・・・・・・?
Bパート『友』
ある日、チョロ松は桜の樹の下で立浪という人物と再会する。彼はかつて高校の同級生で、お互いをそれぞれあだ名で呼び合う程の親友だった。
特に、当時何度も先生や生徒達から目をつけたり怯えられ孤立しがちな不良だった立浪にとってチョロ松はエロ本で意気投合出来るかけがえのない存在でもあり、当の本人はいつも窮地を救ってくれた彼へ感謝していた。しかし、そんな2人の間に起きてしまった悲しい出来事とは・・・・・・?
Cパート『IF疑惑』
ある日、松野家の居間でくつろいでいた一松は本を読んでいたおそ松に「お前はおれの中で生み出したイマジナリーフレンドではないか」と疑問を投げかける。突然意味不明な事を言い始めた彼に、当の本人は困惑しながら必死に否定するが・・・・・・?
余談 (ネタバレ注意)
- アバンでは報道番組『MATSU』の元ネタは2006年から日本テレビで放送されている報道番組『ニュースZERO』が元となっている。
- おそ松がセカンドバッグを投げた行動と「今年は一歩も引きませんから」という台詞は日本ハムと西武に所属していた西崎幸広、会見で言った「こんだけしか貰えないならやってらんない!」という台詞は日本ハム・福岡ダイエー・中日・巨人に所属していた武田一浩が元になっている。
- チョロ松が話した「誠意は言葉ではなく金額」という台詞は、中日に所属している福留孝介が起こした言動への皮肉が元になっている。
- 十四松が話した内容は、とある人物のような喋り方となっている。
- カラ松が話した「高級車が買えねぇじゃねぇか馬鹿野郎!」という台詞は、2019年に彼の中の人がマクラーレン 570GTを購入した出来事を指している。
- なお、6つ子達の年俸が下がっていた(一松以外の六つ子は保留)一方でシャケ&ウメとトト子は逆に上昇していた。
- OP後の提供画面では、前回の告知通りおそ松と松造が隠れていた場所の答えが公開された。
- Aパートでデパートへ来ていた客に、3期2話『夜は静かに』で6つ子達に追われたカップルが再登場している。
- Bパートで登場するエロ本は、とあるエピソードで出た物と同じ表紙になっている。
- 桜の樹の下にとある物が埋まっている考え方は、1928年に発行された『詩と詩論 第二冊』で掲載された梶井基次郎の短編小説『櫻の樹の下には』が元になっている。
- ただし、作中で描かれていたのは別の物だった。
- 赤塚高校の同級生の名字の由来は殆どが実在の野球選手から来ており、今回の立浪の場合はかつて中日に所属していたミスタードラゴンズこと立浪和義である可能性が高い。
- 最後のオチでは立浪は空想の人物であることが判明するが、その際チョロ松は驚いてシェーをした。
- Cパートは、今回のBパートのオチを踏まえた内容となっている。
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関連エピソード
話数 | サブタイトル |
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2期13話Bパート | 『戦力外通告2017 -クビにされた末っ子-』 |
劇場版 | 『えいがのおそ松さん』 |