概要
ニノン・ジュベールはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
ゲーム内での表記は主に「ニノン」。無印版にも同名で登場していた。
プロフィール
年齢 | 16歳 |
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身長 | 163cm |
体重 | 51kg |
誕生日 | 8月31日 |
血液型 | O型 |
種族 | ヒューマン |
ギルド | ヴァイスフリューゲル ランドソル支部 |
趣味 | 忍法開発 |
CV | 佐藤聡美 |
人物
テンプレ通りな外国人口調(「~デース!」といったカタコトの日本語)で喋る女の子。
主人公のことをショーグン(将軍)と呼び、自身のことは彼の家来と称している。
トーゴク(日本)文化、特に時代劇が大好きで博識である。しかしその知識はどこかズレており、時折間違った諺や古めかしいセリフを日常会話に入れたり、手料理を作る際に本に載ってた作法の裸エプロンが武士道の伝統と思い込み実践しようとしていたこともある。さすがに恥ずかしくて裸エプロンは実践できなかったが、いろいろあった結果主人公がギルドメンバーにいらぬ誤解を受けることに…。
本人は忍者のつもりでいるらしいが、容姿も言動も完全に侍のソレであり、愛読書も「BUSHIDO」と完全に混同している。「天下統一」も忍者がやることじゃないと思いますよ。
モニカの目には戦士にしか映ってない(彼女が「忍者」を知ってるかどうかはさておき)。
諺については、ことごとく文言を間違い続けるリノとは異なり、間違ってはいないというレベルで使えていることも多い。なお、時代劇のみならず、現在では死語になった言葉にも精通しているようで「イケイケドンドン」と言った言葉も使う(恐らくは忍者繋がりでのネタなのだろうが)。
実はまともな忍術も使える事には使えるが、畳返しをちゃぶ台返しと言い間違えたり、忍術を根本的に勘違いしている節がある。というかチュバメ返しを使うのは忍者じゃなくて剣豪でござるよ!!
チュートリアルの★3確定ガチャで仲間にできるキャラクターのひとり。
イベント『ショーグン道中記 白翼のサムライ』ではメインを務める。
江戸の雰囲気が流れる古風の町「オーエド町」にランドソル支部の面々を誘い、水先案内人として江戸の文化をメンバーに体験させた。
その後町の様子がおかしいことに気づいた時、オーエド町が「アクダイカン」と呼ばれる魔物に支配されていたことを知り、オーエドの町を救うことを決意する。
なお、このイベントでの彼女の格好は正真正銘のくノ一。奇しくもこれこそが彼女の目指す姿そのものであり、ある意味こちらこそが彼女の本来の姿と言えるのかもしれない。
イベント『激走! ランドソルギルドレース』では、【ヴァイスフリューゲル ランドソル支部】として第1区を走った。
1区を走ってる途中でタマキがズルをして独走し始めたため、忍法「メデ鯛乱れ打ちの術」によって(ニセの)タイ焼きをばらまくことでタマキの独走を抑え、第1区では2位でモニカにたすきをつないだ。
メインストーリー第1部では長い間出演しなかったが、第15章の王都終末決戦にてついに(脇役だが)登場。覇瞳皇帝配下の魔物と戦うモニカとクウカのもとへ駆けつけ、二人と共に魔物と戦った。
第2部では第6章にて、先述のイベント『ショーグン道中記』の出来事に言及しながら、クウカと共にオーエドバージョンの姿で登場。「オーエド町」を訪れた【トゥインクルウィッシュ】のユイおよび、主人公やコッコロ、シェフィ、ミツキに町を案内する。
スキル
通常
ユニオンバースト | 忍法・灼熱地獄 | 範囲内の敵に物理中ダメージ |
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忍法・烈火之紅蓮旋風 | 範囲内の敵に物理大ダメージ+自分の物攻中アップ+TPを小回復(とどめを刺した敵の数に応じて増加) | |
スキル | 旋風撃 | 範囲内の敵に物理小ダメージ+倒すとTPを中回復 |
旋風撃+ | 範囲内の敵に物理中ダメージ+倒すとTPを特大回復 | |
火炎扇 | 敵単体に物理中ダメージ+小さくノックバック | |
EXスキル | ホンノウジブースト | 物理攻撃力中アップ |
ホンノウジブースト+ | 物理攻撃力大アップ |
オーエド
ユニオンバースト | 忍法・フジヤマ手裏剣 | 敵単体に物理特大ダメージ(クリティカル時ダメージ3倍) |
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スキル | 忍法・チュバメ返し | 敵単体に物理中ダメージ+物理防御力小ダウン |
忍法・チュバメ返し+ | ↑の効果量アップ+クリティカル時ダメージ3倍 | |
忍法・影分身の術 | 自分の物理攻撃力中アップ+行動速度大アップ | |
EXスキル | 忍法・剛力ハッスルの極み | 物理攻撃力中アップ |
忍法・剛力ハッスルの極み+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
中衛で、強力な範囲攻撃を操る、忍術の使い手。
範囲攻撃のスキルで敵を倒すことで、自分のTPを回復し、強力なユニオンバーストの発動頻度を上げる。
中衛から強力な物理範囲攻撃で敵を一掃するアタッカー。一体に対してのダメージは低めだが、大勢巻き込んだときの総ダメージはかなりのもの。上記の通りスキルで敵を倒すとTPを大きく回復できるので、条件がそろえばユニオンバーストによる追撃で更にダメージは増す。
また、火炎扇で相手を吹き飛ばすことができるのもポイント。こちらのパーティーが前進することができるので、その分だけ範囲攻撃の射程も伸び、より多くの敵を巻き込めるようになる。吹き飛ばし距離はマヒルのミルクタンクアタックに劣るものの、他のスキルや使うタイミング等色々違うので一長一短。
欠点として、範囲攻撃が主なのでボスや防御力の高い敵に対してはダメージ不足に陥りがち。また、上記のTP回復はスキルで敵を倒さないと発動しないため、ニノン単体ではなかなか旋風撃でトドメを刺せる機会がやってこない。もっとも刀の装備効果のおかげでTPが溜まりやすいキャラなのでTP回復なしでも、そこそこの活躍はできる。
主な戦場はバトルアリーナ・プリンセスアリーナであり、過去環境ではタマキやアリサと組んでイリヤをメタる組み合わせが優秀だった。他二人は1ターン目、ニノンは2ターン目に攻撃を行うためニノンの旋風撃でイリヤにトドメを刺せる形になる。専用装備があればここにUBによる追撃も加わるため、開幕から一気に優位に立つことができた。
プリコネRリリース直後は希少な範囲物理アタッカーとしてアリーナで活躍していたものの、ハロウィンシノブの登場以降は、そちらに出番を奪われてしまったことと、その後様々な範囲物理アタッカーが登場したことで、長いあいだ各コンテンツで最前線を張るには厳しい性能となっていた。
ただし後述する★6の登場によって、その印象は払拭しつつある。
ガチャでは★3排出のため、入手は難しめであるがそれに見合うだけの性能がある。メモリーピースは基本的にハードモードクエストの報酬での入手になる。ハード10-3まで進めれば2ヶ所で、20-3にたどり着けば3ヶ所で入手できるようになるが、なかなか高い戦力が要求されるため、女神の秘石なしでは才能開花にかなりの時間を要する。
2018年12月31日に専用装備「紅蓮爆炎扇」が実装。旋風撃が中ダメージに強化される他、敵を倒した際のTPが特大回復(具体的には一律で1000回復)という半ばヤケクソのような強化が施された。1000回復というのは要するに確定で最大まで回復する値のこと。結果的には長所を伸ばす方向の強化と言える。
★6
「チューシンの生き様をご覧アーレデス!」
2020年10月7日、『★6才能開花』によってニノンに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「忍法・灼熱地獄」から「忍法・烈火之紅蓮旋風」に変化し、セットボーナスによって物理攻撃力・物理クリティカル・TP上昇・命中が大きく上昇する。
このユニオンバーストは威力が上がっただけでなく、倒した敵が多いほど物理攻撃力とTP上昇の値が上がるという恐ろしい強化を遂げている。
そんな彼女のメイン舞台はアリーナで、一度UBを放ったが最期。鬼のような連発により敵を全て灰燼に帰す。
実装以降バトルアリーナ・プリンセスアリーナ環境の最前線で猛威を振るう性能(2021年2月現在)となっており、★3勢としての面目躍如と言える超強化を受けたと言えるだろう。
また、バトルアリーナのランキングがリセットされた時は、ニノンを軸としたパーティを組むことで低~中レベルのNPCの編成を蹴散らせるため、その点でも活躍できる。
なお、ボス戦では範囲攻撃アタッカーという特性上マルチターゲット持ちならお呼びが来るが、単体ではあまりその性能を十分生かせないので不向きと言える。マルチターゲットでもムイミや水着ルカなどの強力な限定キャラを仲間にしている場合、そちらが優先されやすい。
上述の通りニノンの主戦場はアリーナであるため、そちらで存分に暴れさせよう。
クエストでフレンドから借りるサポートキャラとしても凄まじく優秀であり、高レベルの★6ニノンを借りる事が出来れば、一度UBが発動した途端あっという間に全WAVEが消し飛ぶ。攻撃性能は全てニノン任せでよいため、自キャラは★3を落とさないためのタンク・ヒーラーやニノンの回転を底上げするバッファーで固めるのがいいだろう。
オーエド
【物理】
最前衛で、忍法を駆使して敵と戦うクノイチ。
ユニオンバーストはクリティカル時のダメージを1.5倍にする特性を持ち、うまくかみ合った時の威力は抜群。
イベント『ショーグン道中記 白翼のサムライ』に合わせて登場した、オーエドバージョンであるクノイチ姿のニノン。
セクシーな着物とクナイを身に着け、武器種も刀から短剣へと変更し、より忍者らしい姿になった。
通常版とは違い、単体に特化したアタッカーとなった。
スキルの使用頻度が高く、2ターンに1回のテンポで物理防御力のデバフをかける。ユニオンバーストもクリティカルでダメージが一気に増えるため強力。デバフと火力を両立できるキャラである。
ただしデバフの持続が短く2~3回しか重複しないため、専用装備なしではマコトなどと比べると爆発力はない。それでも貴重な物防デバフ持ちということでクランバトルでは重宝される。
単体ではデバフ量が足りないこともあるため、レイやクリスティーナなどの同じ物防デバフ持ちと組ませたい。
2020年5月10日にはもう一人のオーエドと共に専用装備「なりきりクノイチセット」が実装された。
「忍法・チュバメ返し」のダメージ量とデバフ量が増加しかほか、ユニオンバーストと同じようにクリティカル時にダメージが2倍ではなく3倍になる効果が追加された。
プリコネRには攻撃対象の敵と自身のレベルとの差があるほどクリティカルしやすいという仕様があるため、特に比較的レベルが低めなクランバトル1~2段階目のボス相手ならばマコトよりもダメージを稼ぎやすい。
3~4段階目においても、専用装備により基礎火力が上昇したため、2020年12月時点の物理防御デバフ持ちの中では比較的採用しやすいキャラとなっている。
なお、なりきりクノイチセットは設定上は何も効果のないただのコスプレグッズであり、ニノンは純粋に思い込みだけで強くなっている。
関連イラスト
関連項目
プリンセスコネクト!Re:Dive / ヴァイスフリューゲル ランドソル支部
モニカ / ユキ / クウカ / アユミ…同じギルドに所属。
ペコリーヌ…同じく金髪の少女であり、あちらの世界ではカタコトの日本語をしゃべる外国人という共通点がある。ただしニノンは典型的な外国人を示すキャラ付けとしてのカタコトなのに対し、あちらのペコリーヌは「mimi」の翻訳機能を使わないとまともに会話ができないという表現としてのカタコトになっている。
クロエ・ルメール…前作では同じAmebaによるゲームであるガールフレンド(仮)の登場人物。金髪で日本好きなカタコト口調のフランス人と共通点が多い。あちらの中の人はこちらではイリヤを演じている。
ニンジャマン / サムライマン…忍者と侍を混同している先輩。
シオン(グラブル)…同社他作品におけるエセ侍枠。
「あちらの世界」の姿
前作プリンセスコネクト!では留学生の少女として登場。私立王林道高校の生徒で、士条怜(レイ)と学校が同じ(他に、前作にいないRe:Diveの新キャラだが黒江花子(クロエ)も同校の生徒)。
前作にて「【フレンチ剣豪ギャル】ニノン」というカードが登場している事や、本名の「ジュベール(Joubert)」という姓からして、出身はフランスであることが分かる。Re:Diveのキャラクターストーリーの現実パートでも「フランスを飛び出して~」という発言があるため間違いないだろう。
ちなみに、前作のオープニング(物語の始まり)にて、主人公にアストルムを始めさせた模索路晶の次にセリフを言ったキャラクターが、アストルム内の姿のニノン(但し当初は「武士っぽい子」という表記)であった。その時のセリフは、「お覚悟でゴザルデス!」…今と何ら変わっていない。