REAL×TIME
りあるたいむ
全人類全滅まで、あと60分
アナタは、最期を共にする。
概要
2020年12月18日に公開された『仮面ライダーゼロワン』の劇場映画。同時上映は『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』。
本作の内容は60分を共に戦う体感型タイムリミットサスペンスとされている。
なお、本作は後述の事情でスーパー戦隊の劇場版との同時上映ではなくなった結果、例年60分前後だった上映時間が80分に伸びている(これは過去作で言えばパラダイス・ロストの劇場公開版と同程度)。
登場人物は本編の蟠りを既に解消しており、敵対はしておらず、共通の敵に対して全員で立ち向かっていくという構図になっている。
主要キャストが1人でも欠けていれば今回の事態の終結は有り得なかったと思わせる程に登場人物を際限なく引き立たせる演出に、60分(劇中内)という制限時間をフルに活かした脚本、そこで明かされる敵の本質、敵ライダーを単なる悪役で終わらせない魅力と設定、本編の問題に対する1つの答え等が多くの視聴者に評価されており、ゼロワンの最後を見事に飾った。
登場人物
主要キャスト
本作オリジナルキャラクター
ゲストキャラクター
STORY
「神が6日で世界を創造したのなら、私は60分でそれを破壊し、楽園を創造する。」
突如姿を現した謎の男エス/仮面ライダーエデンは、賛同する数千人の信者と共に、世界中で大規模な同時多発テロを引き起こす。人々が次々と倒れ、世界中が大混乱に陥る中、飛電或人、不破諫、刃唯阿、天津垓、更に滅亡迅雷.netの迅、滅も、仮面ライダーとなり敵と戦いながら真相を究明しようと奮闘する。
果たして、圧倒的な強さを見せるエスの正体とは。エスが作り上げようとする楽園とは、いったい何を意味するのか?
関連動画
特報
特別映像①
予告編
変遷
本作は当初2020年7月23日に『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE』との同時上映の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による影響で公開は延期。
同年8月30日に再び上記の公開日が設定されると共に『キラメイジャー』とは別に単独での上映とされたが、10月18日に次作『仮面ライダーセイバー』の劇場版との同時上映に改めて変更された。
また、その影響か例年約2ヶ月前には発表される正式タイトルや本予告も公開1ヶ月を切った11月22日に公開された。
作品のシナリオ自体も公開時期に合わせて変更され、時系列も当初はテレビシリーズ終盤のとある一日となっていたが、最終回の後日談(或人VS滅の決戦より3ヶ月後)になり、他にも登場キャラクターに変更があったことが制作陣より語られている。
ただ、上記以外の物語の大筋は夏に公開予定だったものから殆ど変更されていないそうである。
余談
ちなみにこの作品も前2作と同様にタイトルがREAL×EYEZなのでは?と言われていたが、実際にはそれを捩ったタイトルになった。ちなみにREAL×EYEZは劇中の特に重要なシーンで絡んでくる為、詳細は是非とも作品をご覧いただきたい。
関連タグ
Over Quartzer→REAL×TIME/不死鳥の剣士と破滅の本→スーパーヒーロー戦記
仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション→ REAL×TIME/不死鳥の剣士と破滅の本→スーパーヒーロー戦記
TWENTYFOUR:事件がリアルタイムに進行するドラマ作品。折りしも日本版が同時期に放送されており、雷(雷電)役の山口大地氏も出演していたりする。