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リヒター・ベルモンドの編集履歴

2021-07-19 12:15:17 バージョン

リヒター・ベルモンド

りひたーべるもんど

コナミのゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物。

概要

CV堀川仁(血の輪廻)・梁田清之(月下の夜想曲、Xクロニクル、Harmony of Despair、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL)、三木眞一郎(ラジオドラマ 追憶の夜想曲)


初出は『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』で、この作品とそのリメイク作『悪魔城ドラキュラXX』・『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』における主人公

月下の夜想曲』・『ギャラリーオブラビリンス』・『ハーモニー オブ ディスペアー』にも操作可能キャラとして登場している。


代々ドラキュラ伯爵と戦ってきた一族ベルモンド家の末裔である吸血鬼殺しのヴァンパイアハンター。

正義感が強く、曲がったことが嫌いな熱血漢。

戦闘服が特徴的。髪型は作品によって短髪鉢巻をしていたり、長髪だったりする。茶色

リヒターリヒター

(左19歳、右24歳)


性能も作品によって異なり、『月下の夜想曲』以降では歴代ベルモンドで最も身体能力が高くなっておりハイジャンプなどの体術が使える。武器として(『血の輪廻』『XX』『月下の夜想曲』『Xクロニクル』では聖なる鞭、『ギャラリーオブラビリンス』『Harmony of Despair』ではヴァンパイアキラーとなっている)を使い、サブウェポンとアイテムクラッシュも使える。

また、最強のヴァンパイアハンターとも称されている。


アネットという恋人がいる。何気にリア充。しかも後にロリ巨乳金髪(義)妹まで登場した。リア充爆発しろ


ストーリー・性能

血の輪廻

蘇ったドラキュラを倒し、さらわれたアネットを助け出すべく、先祖伝来の聖なる鞭を手に魔物達に立ち向かう。

道中でアネットや村の少女、遠い親戚のマリア・ラーネッドらを救出する。死神シャフトら伯爵の配下を倒し、最終的にドラキュラを滅ぼした。


サブウェポンの性能をフルに発揮する新登場の「アイテムクラッシュ」や、バック宙返りが出来る。


…しかし、HP(防御力)以外のほぼ全ての性能でマリアに上回られてしまう。2段ジャンプ可能で動物や精霊の力を操り圧倒的火力を誇る「マリア兵器だもん!」な彼女のに隠れてしまい、ベルモンド最強の称号にあっさり(笑)が付いてしまった。


短髪に鉢巻というスタイルや、アニメ調の絵柄から、『ストリートファイターII』のリュウに似ているとされ、リュウ・ベルモンドなどというあだ名で呼ばれたりする。

ただし、茶色の短髪や白い鉢巻はIZEROシリーズの方のリュウの特徴の方が近い。


XX

シモン・ベルモンドの時代より約100年後で、マリアはアネットの妹となっている。蘇ったドラキュラにさらわれたアネットとマリアを助け出し、ドラキュラを再び封印すべく、先祖伝来の聖なる鞭を手に悪魔城に向かう。


性能は『血の輪廻』とだいたい同じだが、操作感は微妙に異なる。特にジャンプは小ジャンプと大ジャンプがあるが、大ジャンプはふわっとしている。ちなみにここではマリアは救出しても操作キャラにならない。


月下の夜想曲

血の輪廻から5年後、何を思ったか悪堕ち

「戦う相手が欲しい」という理由で自らドラキュラ城の主となり、ドラキュラ復活を謀る。


これは、前作でシャフトに呪いをかけられたためであり、駆けつけた今作の主人公アルカードに救出されることになる。

ただしこれは、グッドエンドでのみ判明する真相であり、バッドエンドの場合は、「平和な時代に自分の居場所はなかった」と呟いて死亡する。

かつての英雄が、乱心の末に魔王となり討伐されるという悲惨な結末だが、この物悲しい雰囲気が好きというファンも少なくない。


クリア後におまけモードとして操作可能。PSになりハード処理性能の向上やゲームシステムが探索型になり『血の輪廻』での性能のままでは進めないこともあって、徹底的に性能向上されている。もうマリアより弱くはない。

別ゲームよろしくタックルで空中ダッシュが出来、驚異の対空能力を誇る。その気になれば攻撃で敵を殲滅しながら可能な限り地に足を着かずに移動することも可能。また、アッパー重力など関係なしの上昇を見せ、アスリート顔負けの大ジャンプで通路を一気に横断できる。最強の肉体を持つリヒターに行けない場所は無い。バグを使えば場外にも行けるぞ!

戦闘でも強さは遺憾なく発揮される。聖水を雨のように降らせ画面中の敵にダメージを与えるサブウェポン「聖水」のアイテムクラッシュ「ハイドロストーム」は強化されており、ボス戦では開始早々大ダメージを与え、一瞬にして葬るという、前作ではあまり感じられなかったベルモンド最強の力を披露してくれる。マリア共々どっちが魔物なんだか分からなくなってくる。


前作では短髪で、いかにも正義漢風の風貌だったが、本作では髪を伸ばしており、表情や絵師の画風も相まって、ちょいワル風味なイケメンと化している。


なお、本作以降のベルモンド一族は聖なる鞭・ヴァンパイアキラーを手放さざるを得なくなる。

その理由は、「1999年にドラキュラが復活する」「それまでベルモンドとムチを分ける必要がある」という予言によるもの。(「悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス」、ベルモンドの分家にあたる本編キャラの台詞より)

以後、ベルモンド家はヴァンパイアハンターの役割を分家のモリス家に預け、確認される限りでユリウス・ベルモンドの時代まで雌伏の時を過ごすことになる。


ベルモンドがムチを手放した理由として、ファンによる「洗脳された結果とはいえ、ベルモンド一族ともあろう者が悪に染まってしまった為にヴァンパイアキラーから拒絶された」といった考察が人口に膾炙している。

ベルモンド一族がドラキュラ復活に手を貸してしまった前例は、ゲームボーイ版『ドラキュラ伝説』のソレイユ・ベルモンドがあるが、彼の場合はこのようなことは起こらなかった。このことから、「戦う相手が欲しい」というリヒターの言葉は、この考察が正しければ、彼が内心で抑えこんでいた本心であった可能性がある。

この場合、ドラキュラは、リヒターと戦う直前に「私は自分の意思で復活するのではなく、人間の欲望によって復活するのだ」と言い放ち、リヒターはこれを「お前の勝手な言い分にすぎない」と切り捨てているが、皮肉にもリヒター自身がドラキュラの言葉を立証してしまう結果になったと言えるだろう。

ただ、この考察は「悪堕ちしているリヒターがヴァンパイアキラーの力を存分に引き出した状態で普段通りに振るっている」等の弱点も存在することには留意が必要。いずれにしても、リヒターおよびベルモンド一族がヴァンパイアキラーから拒絶されたかどうかは明らかになっていない。


ギャラリー オブ ラビリンス

先述のとおり、第二次世界大戦中の物語である今作では聖なる鞭・ヴァンパイアキラーの記憶として、ボスキャラとしての登場である(ボス名はリヒターではなく「ムチのきおく」)。

前述通り、ベルモンド家はヴァンパイアキラーを使用出来なくなってしまっており、モリス家に託している。

だがヴァンパイアキラーはベルモンド家以外の人間が使うことも基本的に出来ず、分家であるモリス家が使うにはリカード家の力を借りて試練を攻略しなければならない。今作の主人公ジョナサン・モリスはヴァンパイアキラー使用のリスクを承知し、最後の継承者であったリヒターと戦う。これに勝つことによって、ヴァンパイアキラーを使えるようになる。


クリア後はリヒターモードとして、血の輪廻仕様のマリアとタッグを組んで操作することになる。個人の性能は月下仕様の性能から下方修正されているが、相変わらず高火力のマリア(鞭攻撃よりもマリアのハト攻撃の方が威力が高い)に対し、リヒターは高い機動力を持つことでバランスが取られている。


TAS動画ではキャラチェンジの動作を繰り返すことで凄まじいスピードで移動する二人を見ることが出来る。

最強のヴァンパイアハンターたる所以である、身体能力をフル活用してのアクロバティックなアクションで街中や地下迷宮や訳の分からん世界や悪魔城ダンジョンを縦横無尽に駆け巡り・飛び回る。特にハイジャンプを素早く連続することによる高速上昇はこの世の物理法則を超越した速さであり、落下速度よりも速い。その際のヤムチャしやがってポーズでスイーッと上へ昇る光景は変態の一言。いつしか「上に落ちる変態」とも呼ばれるようになり、それが頻発する場所のBGMは「上に落ちる変態の曲」()や「リヒターが上に落ちる時の曲」などと名付けられてしまっている。

マリアとの連携によるステージの蹂躙は凄まじく、道中の敵は一瞬にして蒸発し、ボスも数秒で消滅する。最強の兵器コンビである二人を視聴者は「機動のリヒター、殲滅のマリア」と呼んだ。


補足

・・・本来は「歯車は狂い始める」(悪魔城内「刻死塔」エリアのBGM)という曲名。TAS動画では転じて「重力は狂い始める」とか言われてるが気にするな!


Harmony of Despair

追加ダウンロードコンテンツで使用キャラとして使えるようになる。性能は月下基準。

宝箱から入手出来るマーシャルアーツとして、スピニングキックやタックルなどの体術を覚えられる。これを駆使してのコンボ攻撃や空中戦が得意な、攻撃力重視キャラ。また、スライディングキックのスピードも速い。おなじみのサブウェポンも使用可能。アイテムクラッシュは使えず、マルチプレイ時のデュアルクラッシュ(協力必殺技)に変更されている。


他の使用キャラと比べると異様にテンションが高い。戦闘時の掛け声など全体的に声が大きく、エコーが掛かっているものまである。

文章にすると全てのセリフに濁点を付けて表現されるほど \ま゛か゛せ゛ろ゛!!/

特にデュアルクラッシュ要請時の声やオーラブラスト発動の声はまるで熱血ロボットアニメのよう。…梁田氏が頑張り過ぎである。


同行者にアルカードがいると彼にデュアルクラッシュ要請しまくって、アルカードから了解(わかった)×2で返されるのがリヒター使いの嗜みとされている。

\ア゛ル゛カ゛ー゛ド゛ォ゛!/\ア゛ル゛カ゛ー゛ド゛ォ゛!/\ア゛ル゛カ゛ー゛ド゛ォ゛!/ ワカッタ・・・ワカッタ・・・


大乱闘スマッシュブラザーズ

スマブラSP

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8」にて、シモンダッシュファイターとして参戦することが発表。ダッシュファイターとはいえ、他社の作品から2人目のキャラクターが参戦するのは初(その後ストリートファイターシリーズより60’.ケンファイナルファンタジーシリーズより78.セフィロスが参戦している)。

実はシモン発表前に公式サイトにて楽曲『Bloody Tears/Monster Dance』が流出してしまっており、シモンの参戦は確実視されていた。が、悪魔城ドラキュラから2人も参戦すると考えるユーザーはほぼおらず(というかコナミから2も参戦する事自体が奇跡と言っても良かった)、リヒターのまさかの参戦に驚いた人は多い。

初登場作品である『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』をベースにアレンジを加えたデザインとなっている。


実は海外(北米・欧州)では「悪魔城ドラキュラX血の輪廻」のスーパーファミコン(SNES)アレンジ作「悪魔城ドラキュラXX」の方が海外版として発売された経緯がある為、海外のリヒターの初出は「XX」である。

ボタンワザ一覧
B
→Bクロス
↑Bアッパー
↓B聖水
切りふだグランドクロス
参戦映像ヴァンパイア・キラー

性能や立ち回りは基本的にシモンと同じ。数少ない違いは立ちモーションと、下必殺ワザ「聖水」の属性が異なる(波導属性)点の2つ。

シモンとリヒターは並行して制作され、原作「月下の夜想曲」でリヒターが用いた技の一部がシモンにも使われているケースもある。最後の切りふだグランドクロス」もこれに該当。


悪魔城ドラキュラシリーズ参戦ファイター

Noファイター初出演
66シモンSP
66’リヒターSP

65.リドリー66.シモン(リヒター)→67.キングクルール

60’.ケン→66’.リヒター


同社出展ファイター

X』にてメタルギアシリーズからの参戦。


63.ベヨネッタ66.シモン(リヒター)→71.ジョーカー


実況パワフルサッカー

悪魔城ドラキュラコラボにおいてシモン、マリアとともに参戦(パワサカ公式ツイッターのツイート)。ポジションはシモン同様フォワード。


余談

実は、『リヒター・ベルモンド』とは、『苗字+苗字』の組み合わせである(日本語で言うと『山田・鈴木』のような感じ)。

このことは、『月下の夜想曲』発売当時のコナミのフリーマガジン『コナミマガジン』に掲載された漫画でもネタにされている。

なお、この『苗字+苗字』の組み合わせは現実に実在する。


関連イラスト

悪魔城ドラキュラリヒター


関連タグ

悪魔城ドラキュラ 悪魔城 ドラキュラ ヴァンパイアキラー

マリア・ラーネッド:義理の妹

アネット:恋人

アルカード


ジュスト・ベルモンド:明言されていないが、年譜の位置づけとしては祖父にあたる人物

シモン・ベルモンド:ジュストの祖父、リヒターの高祖父


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

他社組 ダッシュファイター


プルガサリ「平和な時代に自分の居場所はなかった」という言葉が当てはまる怪獣。

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