基礎データ
進化
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)にて初登場のポケモン。
ヨーテリーが進化した姿で、これで最終進化……かと思いきや、更に進化を残している。
序盤に登場するノーマルタイプが2段階進化をするのはシリーズにおいて異例である。
第8世代でガラルの姿のマッスグマから進化するポケモンが新たに登場した事で唯一ではなくなった。
名前の由来はおそらく「ハーディングドッグ(Herding dog:牧羊犬)」及び、犬の「ヨークシャーテリア」と思われる。
実際のヨークシャーテリアも成長すると胴の毛だけが黒くなる。
イギリス原産種だが、イギリスをモデルとしているガラル地方の本土にはハーデリアは生息していない(ヨロイ島に生息)。
とても忠実で他のポケモンの面倒も見てくれる正に忠犬。
ただし、自分に見合わぬと見なした相手の言う事は聞かない。
体を覆う黒い体毛は硬くそしてよく伸びる。具体的な硬さはポケモンの牙や爪を通さない程なので、図鑑解説ではトリミング代が掛かってしまう事にも触れられている。
人間との付き合いはガーディ同様に長く、その歴史は壁画が描かれていた古代にまで遡るという。
ゲームでのハーデリア
他の序盤ノーマルと同じく中盤辺りから野生で登場する。
見た目より攻撃力が高めで、早いレベルで「とっしん」を覚えるため敵トレーナーが使ってくるハーデリアは大抵「とっしん」を連打してくるのだが、これの威力がバカにならない。
いくら反動ダメージつきとはいえ、ノーマル技で此方のHPを4,5割もっていくのはいかがなものか。
特に序盤にパーティが脆いポケモンばかりだと一撃でやられてしまい、一般トレーナー相手にパーティ半壊という憂き目を見る場合がある。
ブラック・ホワイトのシナリオでは2番目のジムリーダーにして序盤の難敵と名高いアロエが先鋒として使用し、その強さの一端を担っている。
どうしようもない場合、ノーマルを半減でき丈夫ないわタイプのダンゴロを壁として利用すればとりあえず何とかなるだろう。
かくとうタイプで弱点を突くのもいいが、物理寄りのポケモンは「いかく」のせいで攻撃を下げられてしまい反撃を受けやすい点に注意したい。
また、GTS等の通信、ポケシフターを行わない限り、特性「ものひろい」が使えるのはシナリオではヨーテリーのみで、進化すると「ものひろい」が使えなくなるので注意。
詳細は「ものひろい」の記事も参照。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
65 | 80 | 65 | 35 | 65 | 60 | 370 |
同期のミルホッグよりも種族値合計で劣るが、特性「いかく」のお陰で物理攻撃に対しての耐性は高い。
進化前と同じく「ギガインパクト」を覚えるので、進化せずともそこそこ戦える。
新たに「なみのり」「かいりき」を覚えられるようになり、秘伝要員として申し分ない性能を持つ。
「しんかのきせき」補正込みで終盤でも通用するが、アタッカーとしての運用ならムーランド、秘伝要員としての運用ならハーデリアと使い分けるのが無難な所か。
主な使用トレーナー
- アロエ / ジムリーダー(イッシュ)
- ベル / ライバル(イッシュ)
- チェレン / ジムリーダー(イッシュ)
関連イラスト
関連タグ
ガーディ ヘルガー グランブル トリミアン イワンコ パルスワン