今日から俺が対魔忍だ!!!
ゲーム概要
2018年9月25日にDMMGAMESでサービス開始した、対魔忍シリーズのパソコン/スマートフォン(Androidのみ)向けソーシャルゲーム。開発・運営は対魔忍シリーズのブランドlilithを持つ株式会社インフィニブレイン。
FANZAGAMESではR-18版の対魔忍RPGXが配信されている(後述)。
対魔忍シリーズ初のソーシャルゲーム『決戦アリーナ』(以下、決アナ)の後継作にあたり、アサギやゆきかぜたち原作キャラや決アナで登場したキャラクターをはじめ、RPGのオリジナルキャラクターたちが多数登場する対魔忍オールスターゲームである。
巫浄スウ氏が監督及び企画の元、18禁ゲームを出自とする対魔忍シリーズでは初めての一般向け仕様版で配信されており、『アクション対魔忍』に先駆けた全年齢向け対魔忍のゲームである。
シリーズ上の時系列としては、『対魔忍アサギ3』に近く(「アサギ」1作目から約10年後)、井河アサギが校長を務める対魔忍の養成施設、五車学園が舞台となっている。本編や『決戦アリーナ』から基本的な設定や世界観を引き継いでおり、主人公もふうま小太郎が続投しているが、ふうまの年齢や立ち位置など大幅に設定が変更されている部分もある。そのため、決アナでは敵対していたがRPGではゲーム開始時から味方になっているキャラがいたり、そもそも別人になっているキャラがいたりするなど、決アナとはパラレルワールドの関係にあたる作品となっている。
本作は本来の対魔忍シリーズとは異なりライト層向けの作りとなっているのが最大の特徴で、シリーズの原作者である笹山逸刀斎氏は、ライト路線を意識している為「対魔忍RPGは全年齢向け故にダーティーなストーリーにはしない」と語っており、原作では尺の都合上描かれることが少なかった対魔忍シリーズの設定や世界観を活かしつつ、時にコミカルに時にシリアスに進行するシナリオは多くのユーザーから好評を得ている。同じlilith作品で言うとアンネローゼに近い作風になっている。
一話完結式のコメディとより大きなスパンで進行するストーリーアークを並行させるという手法はうる星やつらや機動警察パトレイバーなどを参考にしたとのこと。
ちなみにパトレイバーのアレが元ネタっぽい名前の人物が登場している他、ジョジョの奇妙な冒険をモチーフにしたようなストーリー展開やキャラクターが複数存在する。
推奨ブラウザはクローム。ただし、クロームで動作が気になるという人向けにEdgeも使用可能となっている。
(Edgeは動作対象外とした作品があった中で、数少ない推奨ブラウザにしている数少ないDMM作品と言えるだろう)
ゲームシステム
歴代対魔忍シリーズの登場ヒロイン達を操作して敵と戦うオーソドックスなRPGソーシャルゲーム。
キャラクターはガチャやクエスト、イベント報酬などで入手出来る。
レアリティはR→HR→SRがあり、レアリティが高いキャラクターほどステータスなどが優遇される傾向にあるが、低レアリティでも有用なスキルが設定されていたり、性能のかみ合わせが良かったりと、レアリティに囚われない近年のソーシャルゲームの潮流を捉えたゲームになっている。ちなみにSRの上にURとLRがあるが、これはHRやSRのキャラクターをレベルアップさせ覚醒させなければ手に入らない。
ゲームモードとしては1人で敵軍勢を殲滅する「クエスト」、他プレイヤーと協力してボスを討伐する「レイド」、イベント限定の連戦モード「マップ」、ミッション攻略型の「アリーナ」、超高難易度クエスト「決戦」の5種が存在する。
対人要素はレイドの貢献度競争を除けばほぼ皆無で、決戦アリーナと違いランキング競争のようなものは存在しない。
中核となるメインクエストのほか、半月ごとに外伝的なイベントが配信される。イベントの形式は「クエスト」、「レイド」、「マップ」のいずれかであり、限定のSRキャラクターが報酬になる。
原作などで人気のキャラクターがイベント報酬に設定されることが多く、有名どころのキャラを(性能は劣るが)入手しやすいのが特徴である。
他には本作の男キャラやレイドボスが配布SRキャラとして入手可能の「決戦」も不定期ではあるが、開催されている。
入手したキャラクター5体で部隊を編成し、1体をリーダーに決める。キャラクターにはそれぞれ“リーダースキル”が存在し、リーダーに設定されたキャラクターのリーダースキルは部隊全体に影響を与える。
また、他プレイヤーが設定しているサポートキャラクター1体を6体目に加えて戦ってもらうことができ、サポートキャラクターのリーダースキルは“サポートスキル”として部隊全体に影響する(レイドバトルでは加えられずサポートスキルのみ)。
バトルはターン制で行われ、敵をタップすることで部隊は優先してその敵を攻撃する。攻撃を当てたりダメージを受けることで“SP”がたまり、たまると“スキル”・“必殺技”・“奥義”が使用することができるようになる。
キャラクターには属性が存在し、超人🔴・魔性🔵・精神🟢・自然🟡・科学🟣の五つがある。相性としては超人🔴は魔性🔵に強く、魔性🔵は精神🟢に強く、精神🟢は超人🔴に強いという三竦み。
自然🟡と科学🟣は互いに反目する関係で、受けるダメージも与えるダメージも上昇する。
が、アップデートにより味方側が与えるダメージのみダメージがアップするようになった。
2020年4月30日には今までのシナリオが閲覧可能の回想モード「図書館」が追加。
イベントシナリオも全て無条件で閲覧可能のため、今のタイミングで始めたばかりの初心者にもありがたい機能となっている。ナビゲーターは図書子さんこと天宮紫水が担当している。
コラボ企画
今現在、ニトロプラスからはすーぱーそに子、凍京NECRO SUICIDEMISSIONが、
KMSからはオトギフロンティアとミストトレインガールズ、Studio MGCMからはマジカミ、広江礼威とはBLACKLAGOONとコラボしている。
そに子はRPG内でイベントキャラとして登場している。
専用の対魔忍スーツを着ているが、Xにおいてもエロ回想はなし。
作中でそに子は、子供向け対魔忍アニメの主人公、"音遁の術"を使う「対魔忍そに子」として活躍しているらしい。「そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-」の出来事も設定に組み込まれていてその際のエピソードをそに子が話す場面もある。
凍京NECRO SUICIDEMISSIONでのイベントで、ユニットとしてアサギ、ゆきかぜ、アスカが登場。ふうまは通信機越しに登場。
敵キャラとしては、死者=リビングデッドを操れるワイトが登場しているが、登場キャラの性格が本作本編と異なっていたり、対魔粒子の設定が通常は個人差の激しいという設定から誰でも共通で感度を上げる仕様で蓄積が可能となっていたりと本作や原作対魔忍シリーズからの設定改変なされている。
ちなみに、あちらでは主人公の月見里一巴が感度3000倍(※性感ではなく痛覚)になった。
オトギフロンティアのイベントではユニットとしてアサギ、さくら、アスカ、ゆきかぜ、凜子、不知火が登場。ストーリーではノマド勢力も登場してる。
こちらは前回のコラボ以上に原作ともRPG本編とも違う大幅なキャラや設定改変が多くなされていた。
きららはレイドボスとして登場。案の定、布地を増やされた。
マジカミではマジカミキャラの対魔忍スーツが登場する。
対魔忍RPG側では特にコラボという事で客演などはない。
ミストレではゆきかぜ、凛子、フェリシア、蛇子、きらら、アサギが登場。ログインボーナスでアサギ、トレジャー交換報酬で蛇子のレアリティS(他作品におけるSR)のキャラが入手可能。更にはイベントクリア報酬でコラボスキルも入手できる。非プレイアブルではあるが主人公のふうまも同じく飛ばされてしまった様子。
こちらでは黒騎雫との戦闘中にミストレの世界へ転移してしまうというもの。ミストレのトレインナイトと共に雫をはじめとした敵勢力と戦う事になる。どうやら、ミストレ主人公たちの移動手段でもあるミストトレインを狙っているように見えるが…。
今までと違いlilith側が持ちかけたコラボだからか、今までの原作ゲーム設定に近かったコラボに比べると対魔忍RPGの設定にもっとも近く改変も少ない形となっている。BGMも一部で対魔忍RPGの物が使用された。
2022年7月19日には、何とBLACKLAGOON公式から対魔忍RPGとのコラボが発表された。登場人物はレヴィやバラライカをはじめとした女性陣が参戦予定だが、それ以上にレヴィが対魔忍スーツを着用、ボイスに関してもアニメ版キャストが担当するなどの本格的なものとなる様子。開催は同年7月31日から。
作中でのレヴィ達は「実在する人物を基にしたドキュメンタリードラマ」を通して人々に知られている設定。それ以外は属する組織は勿論、原作で舞台となるロアナプラも前回のそに子と同じく世界観に組み込まれ、バラライカとアサギは旧知の仲という設定となっている。
対魔忍RPG側で登場したコラボキャラは、2022年6月までの段階ではそに子だけなのだが、そこにレヴィが加わる事となった。
ストーリー
主人公、ふうま小太郎(以後、「ふうま」)は対魔忍養成施設「五車学園」の高校1年生にして、対魔忍の有力氏族「ふうま一門」の現当主。
ふうま一門は反乱に敗れて有力者を失って以来井河アサギ率いる対魔忍の軍門に下っており、配下達は不満を燻ぶらせていたが、当主であるふうまは自身を軽侮する一門のことは意にも介さず、悠々自適に読書に耽る日々を送っていた。
そんなある日、五車学園で「ふうま正義派」を名乗る対魔忍らによる反乱が発生。
襲撃に学園が混乱する中、ふうまは反乱軍の作戦を見抜き、友人の相州蛇子、上原鹿之助と共に反乱軍の襲撃目標であった学園長・井河アサギに加勢、反乱軍の首魁にしてかつての親友、二車骸佐らの撃退に成功する。
この活躍でアサギに指揮官としての適性を見出され、ふうまはアサギ直属の「独立遊撃隊」の隊長に任命され、骸佐を連れ戻す命令を下された。
こうして、ふうま、蛇子、鹿之助ら独立遊撃隊の冒険が始まるのであった……。
登場人物
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対魔忍RPGX及びアクション対魔忍との違い
FANZAGAMESで配信されているR-18版の『RPGX』では、『RPG』の内容に加えて各キャラクターごとのHシーン回想や立ち絵のビジュアルチェンジ、一部のキャラにはビジュアルチェンジ後専用ボイス等が実装されている。
決アナで好評だったソーシャルゲームの枠を超えた濃厚で豊富なHシーンは健在であり、すーぱーそに子などの一部のキャラを除く全てのキャラクターにHシーンが用意されている。
規制や方針の関係でシーン傾向は原作に負けず劣らず凌辱調教に特化していた決アナと異なり、代わりにノリが軽い内容や前作でも次第に増えていった和姦が多く見られる(このため、決戦アリーナからハードなCGを流用しつつもシナリオはマイルドというシュールな回想も存在する)。
基本的に回想シーンの内容と本編とはつながっていないが、一部のキャラでHシーン内でのみ語られる設定があったり、回想シーン前提のセリフを言ったりするので、プレイ可能な年齢に達しているのであればR-18版のプレイを推奨する。特に、某キャラクターの素顔はRPGXでしか見ることができない。
回想は基本的に本編と設定が一切繋がってない内容が多く、ふうま亜希のようなユニットボイスと本編でのキャラが別物となっている場合もある(そのキャラクターの回想内で繋がってる場合は窮地を脱する逆転パターンや過去語りが多め)。
なお、全年齢版とR-18版でデータは連携しているので、移転してもデータが無駄になるということはないのでご安心を。
また、2019年12月24日から配信されている完全全年齢版ソーシャルゲーム『アクション対魔忍』本作の世界観および設定を引き継いでおり、実質的な外伝作品に当たるが、今現在、今作においてアクション対魔忍側の設定及び初出のキャラは 桃知東洋の名前のみで、それ以外は確認されていない(決戦アリーナのキャラも、あちらに先出しているキャラもいる)。
事件
上述の通り、対魔忍RPGは入門用と位置づけされているようで、時に対魔忍らしくダークな内容を含みつつも王道的なシナリオが特徴である。
前作のようなハードな陵辱も排除される傾向にある。
その傾向に従い対魔忍紅の主人公心願寺紅が設定改変されたことで悲劇は起きた。
紅は「密かに主人公のことを好きな年上幼馴染ヒロイン」に変更され、回想シーンはラブコメ風味のイチャラブ。キャラ性能が非常に優秀なことも後押しして、紅は対魔忍RPGでかなりの人気を得た。当然好きなキャラの出る原作をやってみたいという人間も。
しかし対魔忍紅は歴代対魔忍をプレイした人間でも脱落者を出す程ハード&ダークな凌辱ものなのである。
対魔忍シリーズ最もライトな作品から最もダークな作品へのノーロープバンシージャンプ。
当たり前の結果であるが、原作をプレイして心を折られるプレイヤーが続出してしまったのである。
公式PV
関連イラスト
関連タグ
決戦アリーナ…DMMGAMES.R18でサービス中の同シリーズを原作としたゲーム。こちらはR-18版のみ存在する。現在はサービス終了したが、今作(RPGX)において「前世の記憶」で対魔石を使うことで回想を見れるようになった。
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