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有毒植物の編集履歴

2022-12-23 18:15:47 バージョン

有毒植物

ゆうどくしょくぶつ

文字通り、毒性がある植物のこと。

概要

文字通り、なんらかの毒性がある植物のこと。


トリカブトチョウセンアサガオスイセン等が有名。

食用のものでも、例えばジャガイモや極端に小さい芋(わかりやすく言えばだいたいビー玉くらいの大きさ)にを含んでいることでよく知られている(ジャガイモ以外のナス科ナス属の植物、例えばトマトやナスの茎や葉も有毒である)し、も生の未熟果(いわゆる「青梅」)や仁(種子の中身。「さね」と読む)に毒成分を含むことが知られ「梅は食うとも仁食うな 中に天神寝てござる」ということわざがある。


有毒・無毒の基準はそれを摂取する生物によって違ってくるし(例えば、タマネギやニラなどは我々人間にとってほぼ害のない野菜であるが、犬や猫などにとっては致死製の猛毒植物となりうる)、無毒あるいはそれに近いものであっても過剰摂取すれば大抵は体に悪影響を及ぼすため、厳密にどこからどこまでが有毒植物なのかと決めるのはなかなか難しい。以下の有毒植物一覧には知名度の高いものや低いもの、体質によって中毒することがあるものをまとめた。


有毒植物一覧

(★マークは死亡例のある猛毒植物、太字は一部が食用又は毒抜きすれば食べられる植物、カッコ内は有毒な部分)

ア行


カ行


サ行


タ行


ナ行

  • ナス(果実以外の全草)
  • ナンテン(葉)
  • ニガウリ(完熟果や種子を多食すると胃腸に負担がかかる)
  • ニガカシュウ(芋、ムカゴ)
  • ニガヨモギ(全草。陶酔成分を含んでいて、蒸留酒として名高いアブサンの原料として知られる)
  • ニチニチソウ(全草。茎の汁が肌に触れると軽い痛みが走ることがある)
  • ニワトコ(果実。生食では有毒なのでジャムや果実酒にする)
  • ヌルデ(樹皮。ウルシほどひどくはないが、触ると皮膚がただれて痛む)
  • ノウルシ(全草)

ハ行


マ行

  • マダガスカルジャスミン(木本全体、ただし中毒例の報告はなし)
  • マチン(種子)
  • マムシグサ(全草)
  • マユミ(種子)
  • マンゴー(ウルシアレルギーを持つ人は、マンゴーの木の幹を触ったり、果実を食べたりすることでウルシの樹液や葉に触ったときと似たような症状が起こる。同じウルシ科のカシューナットノキでも類似の症状例がある)
  • マンチニール(木本全体、特に果実や幹)
  • マンドレイク(全草。その強力な毒性から様々な伝説が生まれた)
  • ミトラガイナ(葉、葉をチューイングガムのように噛み続けると一種の陶酔や興奮を覚える。日本では数年前に法規制がかかり始めた)
  • モモ(未熟果、種子。また、体質によっては果実表面の産毛に触ると皮膚に痒みを覚えることがある。)
  • モロヘイヤ(種子。茎にもごく微量の毒性があるが、無視しても問題ないレベルである)

ヤ行


ラ行


ワ行


有毒植物による中毒を避けるには

有毒植物は品種によっては、食用の植物とよく似た見た目も多いため、取り違えによる中毒事例が多い。

こうしたリスクを避けるには、まず食用になるものと有毒なものとを識別することが不可欠である。例えば、スイセンの葉はやや厚みがあって、葉の先は丸くなっている他、独特の臭気がないことが特徴としてあげられる。一方、ニラの葉は薄くて先端が尖っており、独特の臭気がある。

このように、細かな見た目に関する情報をしっかりと理解すれば、中毒症状のリスクを抑えることができる。

また、人間にとっては食用になるものでも、イヌヤネコにとっては有毒となりうる植物も多い。例えば、タマネギやニンニクなどのネギ類の野菜やアボカドは人間にとっては食卓に欠かせない野菜や果物であるが、イヌヤネコにとっては致命的な毒草である。また、イヌが鉢植えのユリをかじってしまったことで舌が腫れ上がり、ものを飲み込むのに難儀したという事例もある。

ペットの目の前にはそうした植物を置かないよう心がけねばならない。


関連タグ

毒草 植物 草木

猛毒 毒性 有毒

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