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Skyrimの編集履歴2023/03/20 17:45:52 版
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Skyrim

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「The Elder Scrolls V: Skyrim」の表記ゆれ。本記事では「TES5」の世界観≒時代背景や主にスカイリム地方の設定について扱う。
  1. TESシリーズ全体について→The_Elder_Scrolls
  2. 『TES5』全体の概要→スカイリム

概要

本作の舞台となる、タムリエル大陸の北部。北欧がモチーフとなっている。やはり北欧系民族をモデルにした「ノルド」という民族の故郷。

北のアトモーラ大陸からタムリエル大陸に入植した人類系種族「ネード」(古代ノルド)が最初に定住した地。自然豊かな一方で、人類がやってきた当初はエルフ系種族と虐殺されては虐殺しかえす血みどろの歴史が繰り返された一面もある(詳細はノルド記事参照)。スカイリム地方は他の作品にも登場するが、ここでは主にTES5の時代を前提として記述する。

TES5の時代には、首長(ヤール)と呼ばれる君主を頂く9つの要塞(ホールド)からなり、その互選で上級王を選ぶ分権国家である。上記の通り現在は西方の諸要塞が帝国寄り、東方の諸要塞がストームクローク寄りと二分されてしまっている。

TES5の仕様でマップ上での高速移動を使うと到着直後にドラゴンなどがランダム出現することが多い。ホワイトランやソリチュード、ウィンドヘルムのような城壁で街の内外が完全に分かれた(城門通過時にオートセーブが起こる)大要塞ならともかく、通常の街では(たとい城壁に囲まれた首長のお膝元でも)上からドラゴンに焼かれて重要なNPCが死んだりする危険も高い。小さな街への高速移動にはお気をつけて。

各要塞(ホールド)

スカイリムは9つの地域に分かれており、ゲーム開始時点でホワイトランを除く8つの地域が帝国派とストームクローク派で文字通りスカイリムを二分している。

どちらも清濁併せ持っており、帝国の現実とストームクロークの理想、のどちらに賛同するか、我関せずで中立を守るかはプレイヤーの決断にかかっている。

メインクエストを進める過程で最低2つの都市が所属を変更し、内戦クエストにより完全にどちらかの支配下に置かれることになる。

所属が変わったの首都は衛兵が消滅、帝国兵orストームクローク兵が巡回するようになる。

さしあたり衛兵の装備を手に入れにくくなるため、アイテムコレクターは注意。

各首都は城壁がある首都と無い首都に分かれており(ゲーム的にはワールドマップの一部か、ロードを挟むか)、後者はドラゴンの襲撃がある.

ハーフィンガル

首都:ソリチュード 現首長:エリシフ 城壁:あり

北西部に位置する本来のスカイリムの首都であり、帝国派の本拠。

サルモール大使館も近くにある。

東帝都社もあり、帝都との貿易も盛ん。

皇帝や上級王を多く輩出した都市ではあるが、「狂王ペラギウス」や「狼女王ポテマ」といった歴史に残る暴君・暗君も存在し、深部には彼らの亡霊の影が蠢いている。

ハイヤルマーチ

首都:モーサル 現首長:イドグロッド・レイヴンクローン 城壁:なし

北部の低地で沼と霧に覆われた不気味な場所。帝国派。

テュリウス将軍は反帝国軍との緩衝地帯として重要な土地と考えている。

首長イドグロットは予知能力を持つ老婆。親密を深めておけばメインクエストで手助けしてくれる。

ペイル

首都:ドーンスター 現首長:スカルド 城壁:なし

北部に位置し、常に吹雪いてる土地。ストームクローク派。

ドーンスターを舞台にしたモバイルゲームが存在した。

  • エランドゥル:ドーンスターの宿屋に滞在し、街の危機を解決すべくドヴァキンの助力を求める旅の司祭。通常デイドラを崇拝するダークエルフでありながらマーラの司祭を名乗っており、いかにも訳有り風である。

ファルクリース

首都:ファルクリース 現首長:シドゲイル 城壁:なし

南部の樹林帯。帝国派。豊富な樹木を利用した林業が中心。

シロディールと国境を接することから帝国には重要拠点の一つと見做されており、帝国軍が領内の城塞都市ヘルゲンを拠点に、周辺地域の監視と抑えを行っていた。また、そのような立地事情から、帝国との諍いがあった際には常に最前線として戦火に晒されてきた歴史があり、「スカイリムの墓地」と言われるほどに多くの墓が立っている他、「施設に『死』に纏わる名前を付ける」といった独特の死生観が文化として根付いている。

元々はストームクローク派の先代首長が抑えていたが、現首長に代替わりしてからは帝国派に鞍替えしたという経緯があり、一部の者たちの間では帝国による陰謀が囁かれている。また、闇の一党最後の聖域が深い森の中に隠されている。

ホワイトラン

首都:ホワイトラン 現首長:偉大なるバルグルーフ 城壁:あり

スカイリム中央部の平野に位置する陸路交易の要衝。

内戦の不毛さに気づいており(実際、エルフ至上主義者が意図的に人類同士の宗教戦争を煽った間接的虐殺である)どちらの陣営にもついていない中立。だが、戦争終結に向けた行動は特に何もしておらず、悪く言えば現状維持≒消極的な帝国派(実際、いよいよ戦いを避けられなくなれば帝国に付き、要塞がストームクロークの手に落ちた場合のみ首長が更迭される)。

更にはこれがホワイトラン内部の名家である「グレイ・メーン家」「バトル・ボーン家」に分裂させている。

宮邸ドラゴンズリーチの歴史は古く、ドラゴンを捕縛する装置やデイドラ・アーティファクトを封じた部屋が存在する。

ゲーム開始からラストダンジョン突入に至るまでメインクエストに深く関わる要塞である。

また、スカイリム地方における実質的戦士ギルドにしてイスグラモルの系譜たる「同胞団」の本拠地でもある。

  • ファエンダル:リバーウッドの村に住む、最序盤の頼れる従者。
  • スヴェン:ファエンダルとの不公平すぎる二択でドヴァキンに高確率で裏切られる被害者(ただし自業自得)。その場合でも何故か親密度が上がるので効率重視でファエンダルを選ぶような手慣れたドヴァキンには追い打ちで黒檀の剣の生贄にされることすら。

リーチ

首都:マルカルス 現首長:イグマンド 城壁:あり

西部に位置する。帝国派。歴史は古く、マルカルスはドワーフの遺跡そのものを流用・改装した都市という特異な成立経緯がある。

スカイリム最大の銀鉱脈であり、争奪戦の激しい地域。

加えてそこに内戦が始まる以前からの蛮族「フォースウォーン」との紛争がいまだに続いておいる。

鉱山を牛耳る「シルバーブラッド家」が首長以上の権力で幅を利かせており、彼らの不興を買えばフォースウォーンの捕虜ともども銀鉱シドナ鉱山での強制労働である。ゲーム上でも監獄になっている。

上下に広い街のため、最下層には鉱毒に侵された棄民が追いやられている。

ディベラを祀る聖堂がある。

宮廷もまたドワーフ遺跡であり、ドワーフ系ダンジョンに直結している。

AE以降はドワーフ博物館の片隅に「ステンダールのハンマー」が唐突に置かれている。

ウィンターホールド

首都:ウィンターホールド 現首長:コリール

北東部に位置する。ストームクローク派。

魔術大学を有し、かつてはスカイリム最大の都市と言われるほど大きな都市だったが、第4紀122年に起きた「大崩壊」と呼ばれる大津波で都市の大部分が失われた。

住民は魔術師たちの魔法の暴走が原因と考えているが、大学はモロウィンドのレッドマウンテンの噴火が影響した自然災害だったと主張している。

寂れに寂れており、従士になっても購入できる自宅はなく私兵もつかない。

犯罪者に飯を食わせる余裕もないのか、監獄は無人の氷山の中につくられ氷の精霊が看守をするという氷結地獄。他の要塞のような囚人の姿はなく、白骨が散乱している。

リフト

首都:リフテン 現首長:ライラ・ロー・ギバー 城壁:あり

南東部に位置する。

ストームクローク派だが、裏社会を牛耳る「ブラックブライア家」が首長以上の権力を持っており彼らは帝国派である。

盗賊ギルドの本拠地があるが、没落した彼らはやはりブラックブライア家に支配されている。

マルカルス同様に経済が豊かな分格差が激しく、貧乏人や精神異常者と言った者たちは地下の下水道(運河)に追いやられている。

夜になると盗賊が衛兵に追い回される様子がよく目撃される。

悪徳の街だけあり、監獄の一角にはブラックブライア一族の一人が牢屋とは名ばかりの贅を凝らした居を構えている。

イーストマーチ

首都:ウィンドヘルム 現首長:ウルフリック・ストームクローク 城壁:あり

東部に位置するストームクロークの本拠。

スカイリム最古の都であり、人類入植初期に起きたエルフによる虐殺に報復を成し遂げた英雄イスグラモルに建てられたと(真偽は定かでないが)言われている。

歴史的経緯から住人であるノルドたちの民族意識は高いものの、高過ぎて他民族への差別がまかり通っている。

ソルスセイムに出港する船が出ている。

ソルスセイム ※モロウウィンド地方

DLCで訪れる、TES3の主要舞台であったモロウウィンド地方の島。TES3の追加ディスクでも舞台になった。

破局噴火とそれに乗じたブラックマーシュ地方の侵略(報復)によってモロウウィンド本土から避難を余儀なくされたダークエルフたちが主要民族となっている。

南半分は火山灰に覆われ、北半分はスカイリム同様の氷雪地帯でノルドから分派した「スコール」の民がほそぼそと暮らしている。

主要人物、各勢力

主にTES5時点での動向について記述。

TESシリーズ通して登場する重要人物などはタムリエルやその他の個別記事も参照。

主人公「ドヴァーキン」(ドラゴンボーン

詳細はドヴァキンの記事を参照。

シリーズのお約束で例によって囚人として登場。

スカイリム地方への国境を越えようとした所、帝国によるウルフリック待ち伏せに巻き込まれ捕縛された。

ヘルゲンでの混乱から間もなくして、不老不死であるドラゴンを完全に滅ぼすことのできる存在「ドラゴンボーン」であることが明らかになる。

ヘルゲンが襲われた際は処刑リストに名前がないにもかかわらず雑にまとめて斬首される寸前だった所で、襲撃が数秒遅ければ死刑になり物語は始まる前に終わっていたところだった。

それ以外は人種性別、過去は特に決まっていない。

メインストーリー

本作に複数あるメインクエストの中でもメイン中のメイン。

よその作品であればクリアしたらエンディングを迎える類のもの。

伝説や御伽噺に登場する架空の存在に過ぎなかったはずのドラゴン」が何故復活したのか。

ストームクロークの指導者ウルフリックの処刑に合わせて復活したのは偶然か、それとも何者かによる必然なのか。

これがメインクエストと呼ばれる物語の一応の本筋の背景となる謎である(もちろん、メインクエストを進めなくても自由である)。

ハドバル/レイロフ

ヘルゲン脱出~リバーウッドまで道案内してくれる帝国兵orストームクローク兵。

チュートリアルや世界観の説明担当で、その後は内戦クエストまでリバーウッドの住人となる。

リディア

ホワイトランの従士になる(≒メインクエスト進行)と配下になる女性の私兵。

何故か男性用のモーションのため、しばしばゴリラ呼ばわりされる。

偉大なるバルグルーフ

ホワイトランの首長。メインクエストを進めると必ず関わることになる。

ドラゴンとの戦いに最も協力的でラストダンジョン突入までお世話になる。そのために内戦そっちのけどころか一時停戦の会議まで主導するほど。

現代日本の倫理観ではまさにスカイリムの良心とよんでも過言ではない存在。

ただし世界観が世界観ゆえ側室や妾を囲っており、目を配りきれなかった実子の一人がデイドラに魅入られるといったことも起きている。

ヴィグナー・グレイ・メーン

グレイ・メーン一族を代表する政治家。

同胞団の一員だが完全にストーム・クローク派閥であり、彼らがホワイトランを占領してバルグルーフが追放されると首長の座を簒奪して以降メインクエストで代役を務める。

グレイビアード

シャウトを使う者がその強大な力を正しく振るうための宗教哲学「声の道」を修める高僧達。

タムリエル大陸最高峰「世界のノド」の山の中腹に存在する寺院「ハイ・フロスガー」に居を構える。

本来ならば大魔王が世界征服を狙おうと世俗に関わる事はなく、せいぜいdラゴンボーンが発見された際に声の道を説くくらいであるが、世界滅亡の危機に対し腰を上げる。

ウルフリックもかつて「声の道」を歩んでおり、グレイビアードから見れば破戒僧にあたる。

パーサーナックス

グレイビアードの最高指導者。

過去に取り返しのつかない過ちを犯し、日常のあれこれはアーンゲールに任せ山頂で隠棲している。

その過ち故に最終盤でアルドゥインを前にブレイズと決裂することになる。

アーンゲール

グレイビアードの普段の業務(?)を取り仕切る実務担当者。

パーサーナックスが自ら正体を明かすまで、ドヴァキンは彼とやり取りすることとなる。

無意味に殴らない限り敵対する機会はないが、実はゲームで最強クラスのお爺ちゃん。

ブレイズ(TES)

かつてドラゴンボーンとともに戦い、後に帝国皇帝の親衛隊となった組織。

アカヴィリ大陸から伝来したファンタジーお約束の異国の剣を用いる。

大戦時の働きでサルモールから多大な恨みを買い、白金協定を経て帝国からも切り捨てられ、現在はサルモールの落ち武者狩りで散り散りとなっている。

デルフィン

生き残りのリーダー。普段は正体を隠しある場所に落ち延びている。

きつい物言いと最終盤の内輪もめの元凶故にプレイヤーからの評価は低い。

エズバーン

ブレイズの知恵袋。メインクエストを進めるまである場所に隠れているが、

前情報なしではその正体の隠し方に驚愕すること間違いなし。

ソブンガルデ

所謂ヴァルハラ。勇敢に戦い名誉の戦死を遂げたノルド人の英雄達が食って呑んでは戦い、戦ったら食って呑む戦士たちの理想郷。

ハーシーンの領域と似ているが、生粋のノルドの戦士には全く非なるものな模様。

本編では背景設定的に語られる程度の英雄が実際に登場する他、亡霊やドラウグルとしてダンジョンを彷徨っていた者や他のクエストで死亡した主要人物の一部とも再会できる。

ツン

ソブンガルデの中枢である勇気の間の番人。

夢で偶然迷い込んだ者を除き、すべての魂は彼と戦いその力を示さねばならない。

彼との問答はこれまでにクリアしたクエストラインによって選択肢が増え、盗賊ギルド以外は基本的に褒めてくれる。

ノルドの神様なのに「最近のノルドは魔法を軽視してけしからん(意訳」とお嘆きである頭の柔らかい人。

流石に盗賊ギルド≒ノクターナルに魂を売約済の場合はお怒りになるが、それでも試練を乗り越えれば立ち入りを嫌々ではなく認めてくれる器の大きいお方。

それもそのはずで、元は九大神の血縁(または九大神の一角そのもの)という神の眷属である。

黄金の柄のゴルムレイス

太鼓の竜戦争、「世界のノド」頂上でアルドゥインを討伐した三大英雄の紅一点。

決戦の最中、噛みつきキルムーブで崖下へ投げ捨てられフェードアウトした。

ここで死亡した可能性は高いが、そうだとしても魂は無事にソブンガルデへと送られた。

彼女が「アルドゥインが来るぞ!」と叫んだのにアルドゥインが来ないでゲームが停止してしまうバグは本作でも最悪の不具合のひとつなのだが、シュール過ぎて笑せに来る。

解消手順は確立されているがリアルラックが絡む。

隻眼のハコン

太鼓の竜戦争、「世界のノド」頂上でアルドゥインを討伐した三人の大英雄の一人。

星霜の書の使用に反対だったが、ゴルムレイスの敗北を受けフェルディルに使用を促した。

フェルディルが詠唱をする間、単身アルドゥインを食い止めた末戦闘不能となる。

致命傷と想像するのが妥当だが、少なくとも回想終了時点では生存。

古きフェルディル

太鼓の竜戦争、「世界のノド」頂上でアルドゥインを討伐した三大英雄の最年長。

最後に手を下しのは彼で、星霜の書を用いてアルドゥインを時間の彼方に封印した。

最後まで無傷ではあるが、完全に無防備な状態でファイアブレスの直撃を受けている。

隻眼のオラフ

ソブンガルデの英雄の一人として登場する第一紀420年~452年のスカイリム上級王。

元ホワイトランの首長で、ドラゴン「ヌーミネックス」を捕らえた過去を持つ。

功績に反して智謀でドラゴンを捕らえたためノルドからの評価は低く、挙句に吟遊詩人クエストではドラウグルに成り果てている。

と思いきやクエストをクリアしなくてもソブンガルデにいたり、ドラウグルと身体的特徴が一致せず本人か怪しいetc…

などなど生没年が古すぎて真実は歴史の闇に埋もれてしまっている。

少なくとも彼の逸話とその遺産が今日につながったのは確かである。

竜王「アルドゥイン」率いるドラゴン

このゲームにおける主要な敵勢力。太古より蘇ったかつての支配種族。

長き歴史の中でに稀に姿を見せていたが、多くの人々からはおとぎ話と思われていた。

ドラゴンボーンに討たれない限り不老不死であり、死しても時間を掛け復活する。

なおドラゴン自体は一枚岩でなく、アルドゥイン以外に従う個体もいる。

アルドゥインAlduin

本作のラスボスブラックドラゴン

「世界を喰らうもの」と呼ばれる、謎に包まれたドラゴンの王。

オダハヴィーング

アルドゥインの側近。ドラゴンの中でも特に強力なレッドドラゴン種。

同胞団

所謂戦士ギルド。

形式上はスノーエルフの人類に対する虐殺に報復した大英雄「イスグラモル」ととその配下500人の後継者にあたる。

長い歴史の中で没落と復興を繰り返しながら現在に至る。

最高幹部の集団は「サークル」と呼ばれ大きな尊敬を集めるが、そこには大きな秘密が隠されている。詳細は → 同胞団

狩猟の女神アエラ

サークルの紅一点。男性陣と異なり色々な意味で根っからの野獣

男性陣と同じ道を選んだ後に手のひらを返す情けないドヴァキンの手助けをしてくれる。

闇の一党

暗殺者ギルドに相当する組織。壊滅したとも、今なおスカイリムに実在するとも言われるが・・

詳細は → 闇の一党

ドーンガード関連を除き、加入セずに殲滅することができる唯一の組織。

加入ルートと全く釣り合わない(気づかず売り払うレベル)が専用のアイテムも用意されている。

シセロ

道化師の風貌をした男。一党の中でも特殊な地位にいる。

盗賊ギルド(TES5)

とある超常的な理由により絶賛没落中の文字通り盗賊ギルド。

そのため同じく没落中の闇の一党との関係は改善し、さらにリフテン裏社会を牛耳る「ブラック・ブライア」一族の傘下となっている。

犯罪なら何でもござれではなく、あくまで「盗み」専門で「殺し」は原則ご法度

ただし殺人の禁止はあくまで隠蔽が難しいからであって良心の問題ではなく、盗みが関わり足がつかず金になるならあらゆる犯罪に手を出す

借金取り立て、麻薬密輸、霊感商法、果ては企業や政治の汚職代行などダーティな金儲けは何でもござれ。

一言でいうとまんまと社会に馴染んだヤクザ

ブリニョルフ

幹部の一人。ドヴァキンを勧誘した張本人。

弁舌に優れるのか、「またか」と言われるぐらいに市場で霊感商法を続けていても正体がバレていない。

メルセル・フレイ

他メンバーと異なりドヴァキンに懐疑的な幹部。

シリアスなシーンでアルゴニアンの侍女とディベラ像がでてきてカリスマが破壊される。

ウィンターホールド大学

本作における魔術師ギルドに相当する組織。スカイリムの北の果て、ウィンターホールドにある大学。詳細は → ウィンターホールド大学

ジェイ・ザルゴ

魔術師ギルド出身従者の一人、高い人気を誇る。

カジートの魔術師で、発言と言い仕草と言い正確といい愛嬌たっぷりの猫。

DLC「Dawnguard」の主要人物

吸血鬼と吸血鬼ハンターの戦いを描くクエストライン。

吸血鬼ルートとハンタールートで大きく分岐し、更には家族の絆や、太古に人類と壮絶な殺し合いを繰り広げたスノーエルフの遺産が関わっていく。

吸血鬼側は邪悪だが、ドーンガードも必ずしも清廉潔白とは言えない。

得られるゲーム上の特典がルートで大きく異なるため、争いに興味のないドヴァキンには悩ましいところだったがAE導入で大きく緩和され自由度が高まった。

また星霜の書が関わるため、クリアにはメインクエストをそれなりに進める必要がある。

セラーナ

キーパーソン。みんな大好き麗しき真祖の姫君

しかも「封印されていた美女」属性。それ以上の説明が必要あろうか?

必要なら個別記事へ。

ドーンガード

古より存在する吸血鬼ハンター。

…ではなく、その伝承と遺跡を元に立ち上げられたリスペクト組織。

「ステンダールの番人」を素人集団として批判するが、人員不足など組織としてお世辞にも良好な状態とは言えない。

更に元々のドーンガードはその大義に反して政治的中立でなかったことも示唆されている。

アンデッドにバグでとんでもない攻撃力を発揮する武器が手に入る。効率だけを求めるならアンデッドと戦う機会の多い本作ではこちらがおすすめ。

クロスボウを使うにはSE以前はこちらを選ばなければならなかったが、AEで緩和。

SE時点で存在していたクロスボウのみ、このルート限定という形になった。

ヴォルキハル城の住人はメインクエストで必ず殲滅することになる。

ヴォルキハル城

大陸北方たるスカイリムでも更に北の端に位置する、高位吸血鬼の隠れ家。

つまり、ESOの黒幕たるデイドラ公モラグ・バルの眷属たち。

一枚岩ではなく内部で派閥争いがある上、城に属さない吸血鬼はケダモノと差別し殺戮する。

ルートの特典は吸血鬼perkを強化するアクセサリと、吸血鬼に一時的なバフがかかる専用施設。吸血鬼プレイをする場合、AEを導入しているならば圧倒的にこちらがおすすめ。

ただしAEを導入していない場合は吸血鬼ルートなのに吸血鬼装備をコンプリートできないので注意(導入していれば少なくともSE時点でのものは揃えられる)。

一応吸血鬼ルート専用の呪文があったが、AEで解消された。一応なのはバグ利用(ではないが、明らかに開発側は想定していない手段)を使えばドーンガード側でも入手機会があったため。

ドーンガード殲滅は一応サブクエスト扱いで、かならずしも彼らを滅ぼす必要はない。あくまで一応であり、クリア後にサブクエストを受けようとすると最優先で発行されるようになっている。

ハルコン卿

ヴォルキハル城の主。

世界を吸血鬼の世にする野望を抱き、吸血鬼とそれ以外の生命の全面戦争も辞さない。

しかし、他者の血がなければ生きられない吸血鬼にとってそれがどれだけ致命的な事態か理解していない。

DLC「Dragonborn」の主要人物

ミラーク

伝説の初代ドラゴンボーン。

ハルメアス・モラ

詳細は個別記事を参照。

今作のデイドラでノクターナル共々メインクエストに大きく関わる数少ない存在。

スコール村の秘密を狙う。

テルドリン・セロ

金で雇える従者。

ストーリーにはかかわらず不死属性もないが非常に強く、TESシリーズのファンからはTES3の主人公「ネレヴァリン」ではないかという仮説が飛び交う(あくまで仮説)。

ネロス

ダークエルフ五大家が一つ、テルヴァンニ家のマスターウィザード。

島の東部に植樹した巨大キノコ「テル・ミスリン」に住む。

いわゆる上級貴族だが、字幕は「ネロス」で他者からも「マスター・ネロス」と呼ばれる。

実際、人となりは貴族ではなく完全に魔術系マッドサイエンティスト。万事は研究と観察の対象、黒幕に操られた人々の事も高度な洗脳魔法のサンプルにしか思っていない(それも行為の魔術師たる自身にも若干影響が出ているにもかかわらず)。一歩間違えたら敵にも味方にもなりうる危険人物である。更に人使いも荒く偏屈で傲慢で強欲で常に威圧的とブラック上司数え役満。声優さんの熱演で本当に圧が強い。

そんなひどいお方だが、実力は紛れもなく本物であり、少なくともドヴァキンに対しては事件の解決や色々なクエストで大いに役立ってくれる。故郷への愛や人間関係で人間臭さも見せるなど、下につかない限りは尊敬に値するおじさんである。下につかない限りは。

ゲーム上でも唯一の付呪の達人トレーナーで、自作の杖の材料を唯一売ってくれる重要人物。

余談だが彼の住居入り口の縦穴は昇降装置を使わないと確実に転落死する高さなのだが、狭さとカメラの角度の問題で高さが実感しにくいせいで報酬をもらって浮かれ気分で注意力散漫になったドヴァキンたちの投身自殺の名所として悪名高い。

タルヴァス・ファスリョン

ネロスの直弟子。ブラック上司に振り回される謙虚な苦労人。ネロスと関わるなら接触は避けられない青年・

…と見せかけて普通に言いつけを破るわドヴァキンとこっそり取引して小銭を稼ぐわ、そのくせ師のすべてをモノにして超えてみせると豪語するわとこちらも大概な部下にしたくない人物ランキング上位待ったなしの男。まぁそんなやつだからあんなネロスのもとでうまくやれているとも言えるが。

ゲーム上ではネロス同様、彼しか売っていない呪文があるなどやはり重要人物。

帝国

単に「帝国(エンパイア)」と呼ばれるタムリエル唯一の帝政国家。

現在の王朝はミード朝、皇帝はタイタス・ミード2世。

帝都はスカイリムからみて南方の大陸中央部シロディール地方の「インペリアルシティ」。

全盛期にはタムリエル大陸の全域を属国、あるいは同盟国として勢力圏に置いていたが、前作の騒乱でセプティム王朝が断然すると共に弱体化。

30年前、遂にハイエルフ至上主義者たちが支配するアルドメリ自治領が独立して大戦が勃発。痛み分けとなるも政治的には敗北し、更にはその終戦条約が原因で勢力圏が全盛期の半分以下となってかなり弱体化している。

現在はやはり終戦条約に端を発するストームクロークの反乱に対処すべくスカイリムにかなりの規模の帝国軍を駐留させ対処に当たっている。

シロディール人(インペリアル)や建国に深く関わったノルドだけでなく、有能な者は種族にとらわれず昇進が可能。それがたとえエルフであっても従う者は市民として受け入れている。

テュリウス将軍

インペリアルでスカイリムでの帝国軍の最高指揮官。外交でもスカイリムでの帝国全権代表。※1

帝国派のノルドからは上級王候補のエリシフ以上に信頼されているが、当然ストームクロークにとっては憎き敵の首魁。

ノルド文化に対し理解できないが理解したいと語る。サルモールを酷く嫌い、権限を奪う機会をうかがう。

リッケ特使

ノルドで帝国軍のNo.2、テュリウスの補佐から前線での指揮まで担当する多才な女性。

タロス信者でもあり、帝国軍での戦友であったウルフリックやガルマルの翻意を望んでいる。

ハドバル

プロローグにてレイロフとの二者択一で登場する帝国兵。

帝国軍を選ぶと再登場し馬を並べることになる。

タイタス・ミード2世

TES5本編中における現在の帝国皇帝。闇の一党のクエストでのみ登場する。

有能でも無能でもない凡庸な皇帝。TES4から続く混沌の時代の被害者とも言える。

しかし、己が暗殺される事も時代の流れとして受け入れ、自身の命をもって失政のケジメをつける覚悟と矜持は持ち合わせている。

一方で反逆は反逆として自身の暗殺を企んだ者を粛清するよう遺言代わりに依頼する強かさもある。

  1. クエスト「終わりなき季節」

ストームクローク

スカイリムで広く信仰される「タロス」の崇拝を禁止した帝国の横暴に対し、ウィンドヘルム首長ウルフリック・ストームクロークを指導者として決起した反乱軍。帝国からの解放と独立を目的にしている。

彼らは腐敗した帝国に反旗を翻した誇り高き民族主義者である一方で、ノルド以外の他民族への差別に凝り固まってもいる。

ウルフリック・ストームクローク

ウィンドヘルム現首長兼最高指導者。

戦乱の元凶であるため、エルフと縦陣はもちろんノルド人からの反応も賛否両論。

ただしちゃんとソブンガルデに行けるあたり、少なくとも高潔さは神さま公認な模様。

鉄拳のガルマル

ストームクロークの実質的前線指揮官。

ストームクロークルートではウルフリックでなく彼の指揮で戦う。

レイロフ

プロローグにてハドバルとの二者択一で登場するストームクローク兵。

帝国軍を選ぶと再登場し馬を並べることになる。

サルモール

アルトマー(ハイエルフとも呼ぶ)というエルフの種族が結成した組織。

シロディールの遥か南西にあるサマーセット群島を本拠地とする。ボズマー(ウッドエルフとも呼ぶエルフの種族)が多く住むヴァレンウッドを傘下に置いて「アルドメリ自治領」という独立国を結成、さらにはカジートが住むエルスウェーアを宗教的詐欺とも言える手口で従属させ、その勢力圏は帝国を上回りかねない勢いである。

帝国に大戦を仕掛けて一時は帝都を陥落させるまで追い込むが、猛反撃で余力を失い講和条約「白金協定」を結んだ。

しかし、軍事的には痛み分けに終わったが政治的には完勝し、タロス信仰をはじめとする当初の戦争目的を全て達成した(ただし、ぶんどった領土のハンマーフェルは現地民の蜂起により手放すことになった)。

軍事的には余力がないのは事実であり、「白金協定」で認められた権限を振りかざしてタロス信仰の篤いスカイリムで内戦を引き起こして帝国の弱体化、ひいては人類同士の宗教戦争宗教戦争と言う形での間接的な虐殺を行う。

ソリチュードに拠点が設けられているが、いつ行っても誰もいない。

スカイリムにおける現在の全権大使はエレンウェン。

エイドラデイドラ

それぞれ概ね、一般でいう神と邪神を指す。

エイドラは九大神もしくは八大神と呼ばれる神々で、大きな街に神殿を構えて訪れるドヴァキンの病を癒したり奇跡で支援したりしてくれる。

デイドラの中で強大な者は神と呼べる力を持つが(弱いデイドラは魔族や魔物に相当)、邪悪な意思を有する為に邪神や異端信仰とされることが多い。しかしどのみちデイドラは定命の者の善悪を超えた所にある為、必ずしも邪悪とはとらえきれない側面も多い。

今作ではエイドラが直接登場することはなく、デイドラもその一部が大半が登場しないか声のみの登場となる。

定期的に貢物をドヴァキンにヒャッハーされるどっかの元ラスボス、カリスマがどんどん下がる。

スカイリムで問題なのは、九大神に数えられるエイドラ・タロス(ノルド出身の英雄にして帝国の建国帝を死後神格化した存在)が、帝国領では信仰を禁じられてしまったということ。この為、反帝国勢力であるストームクロークに参加するノルドが増え続けている。

⇛諸エイドラ、デイドラの詳細はタムリエルデイドラの記事を参照。

その他

全て書くとキリがないため、

pixivに記事がある、または一部の重要キャラクターのみを記載。

ほら吹きのムアイクカジート。

メタ発言担当者その1。FC時代で言うところの開発室

TES3から出演し続けている…のではなく、先祖代々ムアイクという名前らしい。

ランダムイベントで遭遇するため、会おうと思って合うのは難しい。

黒檀の騎士

最強最後の隠しボスにしてメタ発言担当者その2。

意訳すると「もうやることがない、苦痛だ(意訳」とまさに隠しボスを倒すことぐらいしかやることがなくなったプレイヤーそのものの台詞とともに挑戦状を叩きつけてくる。

装備こそ作中で一般人が手に入れることができる黒檀シリーズ止まりだが、隠しボスだけあって強さはとんでもない。

ドヴァキンに恨みがなければ悪人でもないらしく、こちらから殴るまで襲ってこない。

なので隠密スキル次第では背後からこっそりアンブッシュということも…

難易度レジェンダリー+サバイバルモード+正面戦闘で彼に勝利したあなたは真のドヴァーキンにしてノルド。

死後もソブンガルデで殺って食って殺って呑んで殺って寝て起きてまた殺ろう。

用語

上級王(ハイキング)

他の首長らを統べる代表及び筆頭統括者にして、スカイリム全体の王。

イスグラモルを初代上級王とし、しばらくはイスグラモルの直系が世襲していたが、これが断絶すると武を重んじるノルドの気風から最も武力に優れた首長が上級王を務めるようになり、一時は「現在の上級王を別の首長が決闘によって討ち果たす」というやり方で代替わりが行われていたこともあったが、上級王の座を巡って内戦が勃発する事件が起きたため、現在のように9人の首長が集って開く会議「ムート」により選ばれる制度が築かれている。

本作における上級王の先代はハーフィンガル首長トリグだったが、先述の古のしきたりに従って上級王になろうとしたウルフリックに決闘を挑まれて殺害されている。ウルフリックやストームクロークは慣例に従った決闘だったと主張するが、立ち会っていたトリグの妻エリシフをはじめ事件が起きた街ソリチュードの人々のほとんどが「ただの暗殺」と断じたことでウルフリックにも正当性は認められず、現在は空位となっている。首長の座を継いだエリシフが帝国や帝国派首長から次期上級王扱いされている他、ウルフリックもストームクローク派首長の支持を受けて次期上級王を名乗っているものの、これらはムートを経ていない仮称・僭称に過ぎない。

首長(ヤール)

スカイリムにおける9つの各地方を統治する長のこと。小国の君主あるいはドイツでいう選帝侯のような存在。ウルフリックやエリシフのような大きな要塞に住む首長は立派な宮殿を構え、ほとんど国王のような暮らしぶりである。一方で小さな要塞では、首長の宮殿といってもやや大きめの民家にしか見えないような建物もあり、実態には大きな差がある。

執政(スチュワード)

首長の部下で、主に内政を行う大臣。首長によっては、外交や軍事でも首長付私兵や王宮魔術師以上に執政の助言を重んじる事がある。

ドヴァキンに対しては領内を荒らす山賊や化物退治の依頼をくれたり、自宅ないし土地の手配もしてくれる。

従士(サーン)

首長の延臣。武功や経済発展、地域の問題解決など、大きな功績を認められて従士の地位を与えられる事が多い。

ドヴァキンも首長の依頼をこなす事で従士を拝命でき、街中でちょっとした犯罪行為をしても衛兵に見逃してもらえる場合がある。

私兵(ハウスカール)

首長や従士につく個人的な護衛。

序盤からドヴァキンの従者を務めてくれるゴリディ・・・リディアさんもこの私兵。

また首長付きの私兵はかなりの要職で、衛兵への命令権や指揮権を有しており、自らも指揮官として出陣することもある。

王宮魔術師(コートウィザード)

首長の魔術関係の顧問。「王宮」と和訳しているが上級王以外の首長も召し抱えていることが多い。魔術師なのでわりと変人が多いが、お察しください。

衛兵

前作に続いて活躍する街のおまわりさん

盗み等の犯罪を犯したドヴァキンを首長の命により速攻でタイーホしに来てくれる。

一方で街をドラゴン等の外敵が襲えば共に勇敢に戦ってもくれる。また「膝に矢を受けてしまってな...」に代表される愉快な台詞の数々でドヴァキンを楽しませてくれるナイスガイ(もちろん女性の衛兵もたくさんいる)。

世界のノド

Throat of the World。タムリエル最高峰でスカイリムを象徴する山。

声の道を探求するグレビアードが住まうハイ・フロスガーがある。

竜語では「モナーヴェン(Monahven、母なる風という意味)」と呼ばれる。

表記揺れ

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Skyrimの編集履歴2023/03/20 17:45:52 版
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