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ドラゴン(TES)

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すかいりむのどらごん

TESシリーズのドラゴン。全ジャンルドラゴン最強スレがあれば上位入賞待ったなしの強大な存在。

概要

The Elder Scrolls V: Skyrim」の主要な敵勢力。

遥か遠い時代、舞台となるムンダス世界の創造神が一柱「時の竜神アカトシュ」により支配種族として創造された不老不死究極生命体

魂の段階から他の生命体とは構造を異にする。

ドラゴンを信奉する人間たち「竜教団」を通じ人間を恐怖で残酷に支配していた。

特に教団の司祭には魔法の仮面を授け、その力は時空すら超越した。

しかし人々の嘆きを聞いた女神カイネ(キナレス)がとある存在にかけあった結果、人間たちはドラゴンと同じ「スゥーム」(所謂ドラゴンブレス)を得て蜂起。

後の世で「竜戦争」と呼ばれるこの大戦によりドラゴンは駆逐され、一部の例外を除き歴史から姿を消してしまった。

しかし作中の時代になって歴史の表舞台に舞い戻り、各地の街や村を襲い無数の犠牲者を生み出している。

生態

上記の通り最大の特徴は真の不老不死。そして不滅。

死≠滅びであり、たとえ埋葬され白骨化ようとそれはただの封印(仮死状態)に過ぎない。外部からの干渉か、時間経過によりいずれ蘇生する。

これほどの不死性を持つのは混沌のタムリエル大陸でもドラゴン以外は神たるエイドラ、及び邪神たるデイドラのみである(TES5時点)。

非常に知能が高く精神は人間のそれとは大きくかけ離れている。一方で破壊衝動を内包した力こそを重視する存在でもあり、ドラゴン語による「会話」(という名のブレス)による決着をつけようとする。

しかしドラゴンを完全に殲滅することができるただ一つの例外が存在する。

魂はドラゴンでありながら人の肉体と心を持って生まれたドラゴンスレイヤードラゴンボーンドヴァキン)」である。

ドヴァキンに殺害されたドラゴンは力を吸収されるとともにその魂を喰われ、完全に滅んでしまう。

文化・性格

人間の倫理観から見れば本質的な邪悪を宿している。

生まれながらの支配者だけあり傲慢かつ非常に好戦的弱肉強食主義。

人類種やエルフを「定命の者」(亡霊やデイドラが非不老不死を見下す際の蔑称)呼ばわりすることからも見て取れる。

仮にシャウトで名を呼ばれようものならであろうと挑戦を受けずにはいられない。

自分たちのことはドヴァー(ドラゴン語で「ドラゴン」の意)と呼ぶ。

武人ではないが、自身が食われる側になっても弱肉強食主義を曲げないため、自らに対して力を示した者に対しては下等生物が相手でも相応の敬意を示す。

また、「何でもするから命だけは」と命乞いと共に服従させられようが、「聞かれなかったから」と詐欺同然の契約で何千年も幽閉されようが、その支配者としての誇りと尊厳破壊を受けたとしても後日その強大な力をもって強引に約束を破ることはない。

彼らにとって約束破りは裏切りであり、裏切りは弱肉強食の思想と支配種族としての誇りに自ら傷をつけることになるからである。

種族そのものがそのような性格ゆえ、一見一枚岩にみえるが実際は暴力で他の同族を服従させているに過ぎない。

そのためか、種族の長≒ドラゴン最強という理念が、真逆の思想の個体に玉座を力で簒奪されたとしても、自らが新たな王に挑戦しないのであれば素直に服従する。

わかりやすく腕っぷしで実力を見せれば案外気の良い連中だったりもする。

名前・ドラゴン語

ドラゴンたちは独自のドラゴン語を持ち、爪で引っ掻いた傷痕のような文字で記述され、単語の組み合わせを意訳する形で使用される。

人間の言語からすると原始的に見えるが、文字一つ一つが単語以上の意味を秘めたているがゆえに可能なのだろう。

一方、ドラゴン各個体の名前に使用される場合は発音を変形して使用する。

名前はドラゴン語の単語3つを組み合わせて「名は体を表す」の法則で命名される。

一例を挙げるなら主人公のドヴァーキンとは、ドラゴン語の「Dov(ドラゴン)」・「ah(狩人)」・「kiin(生まれながら)」の組み合わせであり「生まれながらのドラゴンハンター」という意味になる。

スゥーム(シャウト)

力ある言葉。声秘術。

ドラゴンの主な攻撃手段であり、ドラゴンブレスかつ咆哮、ドラゴン語魔法。

ドラゴン語の単語1~3つを組み合わせて「シャウト」することで発動する。

ドラゴン同士の闘争はスゥームを用いた命懸けの論争とされる。レスバトル(物理)

人間でも習得は不可能ではないが、初歩的な単語一つの詠唱でも天才が山に籠もって5年10年修行してようやく習得できるという難しさを持つ。

これは、単語一つに籠められた森羅万象を真に理解する必要があるため。

理解」と書いたが、厳密にはよりももっと深く感覚的呼吸的、息をするようにできて当たり前の領域に至らねばならない。

ただし魂がドラゴンであるドラゴンボーンだけは例外で、単語の知識(と喰らった竜の魂)さえあれば高位のスゥームだろうと片手間で会得できてしまう。

これは定命の者の子供が言葉を覚えるように、(ドラゴンボーンもそのように)スゥームを習得できるからだという。

主なドラゴン

アルドゥインAlduin

TES5ラスボス

「世界を喰らうもの」と呼ばれるドラゴンの王たるブラックドラゴン

「アカトシュの最高傑作」ともうたわれる。

その正体は数千年以上に渡る長き歴史の果てに諸説入り乱れ、

もはや九大神の眷属ですら完全に把握しきれていない。

“雪”“狩人”“羽”

アルドゥインの側近。ドラゴンの中でも強力なレッドドラゴン種。

アルドゥインの居場所を聞き出すためにドヴァキンに捕らえられる。

“野心”“大君主”“残酷”

アルドゥインの弟として暴虐の限りを尽くしたホワイトドラゴン

竜戦争にて兄を裏切った。

原語版ではゲーム史上に残る亀殺しっぽい声をしている。

ドヴァキン Dov(ドラゴン) - ah(狩人) - kiin(生まれながら)

初代ドラゴンボーン

ドラゴンたちの価値観では小賢しい人間風情であると同時に自身と同じドラゴンでもある。

ミルムルニル Mir(忠誠) - Mul(力強い) - Nir(狩り)

サーロクニル Sah(幻影) - Lok(空) - Nir(霜)

メインクエストで必ず対峙する、アルドゥイン配下のセリフ持ちドラゴン。

ミルムルニルは過去に真偽不明の目撃例がある。

一方サーロクニルはドヴァキンの目の前でアルドゥインが蘇生させる。

ダーネヴィール Dur(呪い) - Neh(決して) - Viir(瀕死)

ドラゴンでありながらネクロマンサーでもある存在。

ドラゴンらしからぬ計略を用いようとした結果、契約詐欺でとある場所に呪縛されていた。

結果的にドヴァキンに救われ、彼にドラゴン語で仲間の竜を打倒した征服者を意味する「クァーナーリン」の称号を与える。

…のだが主人公がドヴァキンであると判明する前、ゲーム開始直後にもこのイベントを起こすことができてしまい

選択次第で「なぜその称号を与えようと思ったのかよく分からない!」とか言い出してしまう。

クロサルハー Kro(魔術師) - Sul(日) - Hah(精神)

サーロタール Sah(幻影) - Rot(言葉) - Aar(信奉者)

DLC「dragonborn」黒幕の配下。台詞がある。

設定のみ

ヌーミネックス

作中の書物にのみ登場する過去のドラゴン。

古代のホワイトラン首長「隻眼のオラフ」の計略によって捕らえられ、

ドラゴンズリーチに死ぬまで幽閉された。

彼自身はその程度の扱いだが、この逸話が物語に大きく関わる。

ナハファハラール

作中の文献にのみ登場。

身を隠すことも封じられることもなく、第二紀369年にハイロックの都市国家ウェイレストの王カシミール2世に仕えていた。

その約500年後が舞台であるp1998年発売の外伝作品「The Elder Scrolls Adventures: Redguard」に登場した「ナファーリラーガス」と同一人物疑惑がある。

真実であれば、第二紀864年にタイバー・セプティムのハンマーフェル侵攻に傭兵として参加した末にTESA主人公の傭兵サイラスに敗北。サイラスがドラゴンボーンでなかったため真の滅日は迎えず行方を眩ませた。

その他の名前持ちドラゴン

ナハグリーヴ Nah(憤怒) - Ag(燃焼) - Liiv(枯渇)

ヴィントゥルース

ヴォルジョツナーク Vul(闇) - Jot(口) - Naak(食)

アルドゥインが蘇生させるさせるドラゴン。

タイミングをわせると蘇生の現場に立ち会うことができる。

ストーリーには関わらず野良のボスキャラ、所謂NMとしてフィールドを徘徊する。

ヴュルスリョル Vul(闇) - Thur(大君主) - Yol(炎)

ドヴァキンがあることをすると現れるドラゴン。

ストーリーには関わらないが色々な意味で謎すぎる存在。

状況から察してドゥーマーの犠牲者と考えられなくもないが、想像の域を出ない。

ヴォスラールム、ナースラールム

二体一組でとある湖に現れる水陸両生のドラゴン。

該当クエストにおける中ボス的存在。

クルジークレル

レロキニフ

DLC「dragonborn」黒幕との決戦にてお供として登場する名前付きドラゴン。

スケルタル・ドラゴン

厳密には名前付きではないが、あるクエストで1回のみ対峙するドラゴン。

骨だけのドラゴンゾンビ

魂が重要なTESのドラゴンにしては首をかしげる部分が多く、

魂のないボーンゴーレムという可能性もあるが、詳細不明。

モブドラゴン

ゲーム上ではの節を参照。

ゲーム上では

自由度が高すぎるTES5にて野良のボスモンスターとしての役割を担う。

上記のクエストやストーリー上で必ず戦うドラゴンはもちろんのこと、

プログラム上に設定されたドラゴンタイマーがゼロになるとファストトラベル後にフィールド上でドヴァキンを襲撃してくる。

ファルクリースやリバーウッドなどの城壁のない都市で襲われてクエストNPCが巻き添えで死亡、リセットは誰もが経験する道。

撃破するとシャウトの解除やスキルの振り直しに使うドラゴンソウルと、ドラゴンの骨と鱗、その他比較的多めの報酬が手に入る。

ドラゴンの骨と鱗は最上級防具のドラゴン装備の素材であるが作成条件が厳しく重量も大変重い。

ドロップ品の重さと言い襲撃のタイミングと言いとにかくプレイヤーを悩ませる存在だが、

ゲームの根幹でもあるためMODやコンソールの利用者でもランダム襲撃を敢えて切らない事が多い。

ドラゴン

最下級のドラゴン。ゲーム上ではただのクマにすら敗北することがある。

ブラッド・ドラゴン

フロスト・ドラゴン

エルダー・ドラゴン

エンシェント・ドラゴン

崇拝されしドラゴン

サーペント・ドラゴン

その他のドラゴン。下に行くほど強い。

ドヴァキンのレベルが上がると種類が増えるが、地域によって異なる。

また、レベル3桁になっても下級のドラゴンが現れることもある。

伝説のドラゴン

ゲーム上最強のドラゴン。

出現する頃には最強装備作成のためにドヴァキンが吸血鬼になっていることも多く、

ファイアブレスの直撃を受けるとレベル200オーバーでもHPが目に見えて減っていく。

多くの場合トロフィーや実績の対象となっている。

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