概要
ある物の本来の意味や目的とは間違った解釈および理解をすることである。
ちなみにわざと間違った解釈をするのは曲解である
誤解されやすい創作物の台詞
本来の意図:怯える部下に対しての叱咤
誤って用いられる解釈:アムロ・レイに対する嘲笑や、ビームライフルを避けられる自分自身の素早さや技能への自信。
本来の意図:「今の自分は二次元(ネットやゲームの世界)を中心に生きているので、三次元(学校)で何が起ころうと自分には関係ない。現実世界で口喧嘩に負けたことはカウントしない(あれはそもそも喧嘩ではない)」と言い張っているだけのシーン。
誤って用いられる解釈:「不毛な喧嘩は、同じような低レベルの人同士でしか発生しない」という意味。
本来の意図:「駆け出しの人間の実力ならこの結果は仕方のないことだ。だからこれからどんどん努力して結果を出していこう」という激励の意味。
誤って用いられる解釈:「実力不足の人間としては当然の結果だ」という煽りの意味。
- エアグルーヴのやる気が下がった(ナレーション『ウマ娘プリティーダービー』)
本来の意図:会長が発したダジャレに気付けなかった自身を悔やんでいる。
誤って用いられる解釈:会長が発したダジャレにエアグルーヴが萎えてやる気が下がる。
本来の意図:ミラーワールドでの活動時間が限界に近づいてきたのを知り、逃走する隙を作らせるために言い放った挑発。
誤って用いられる解釈:英雄になろうとしている人物に対する皮肉。
本来の意図:被害妄想に陥っている大石練をなだめるために発した台詞。
誤って用いられる解釈:思い込みが激しい人や的外れな意見を述べる者に対する煽りや、「人それぞれ」だと無理やり結論付けたいとき
誤って用いられる解釈:厄介な相手が2体現れてしまい、どうあがいても絶望といわんばかりの状況になる。
本来の意図:肝試しで蒼井渚砂を驚かすために隠れていた玉青が、歩いてくる渚砂を見つけて言ったもの(文字通り「(こっちに近づいて)来ましたわ」という意味である)。
誤って用いられる意味:百合的な展開を見た際に興奮や歓喜のあまり発する言葉。
本来の意図:深く考えないでもっとシンプルに考えればいいという意味の言葉。
誤って用いられる解釈:消費者目線で行われる考察や議論、脚本家への皮肉の不毛さ・無意味さを説く煽り文句として。
本来の意図:「負けて死ぬことを恐れていては勝機は無い。助かろうと必死になるのではなく、全てを受け入れて勝負すべき。」という意味合いの発言。
誤って用いられる解釈:「諦めて死ねば楽になれるのに」というネガティヴな意味合いの発言。
本来の意図:自分に有益な条件や提案をあえて突っぱねる。
誤って用いられる解釈:ただ単に断る。
本来の意図:(穂乃果のスクールアイドルの誘いに対して)本当に意味が分からない。(真姫は音楽に関してはプロ級の腕前のため、アイ活に最初は本気で興味がなかった。彼女が靡いたきっかけは穂乃果の3度目の説得時である)
誤って用いられる解釈:(主に褒められたときに)照れくさくて意味が分からない。
ただし後の色紙などではどう見ても誤用の方で使われている。
本来の意図:戦闘開始早々ディノゾールの放つ断層スクープテイザーをビルを盾にして防ぐなど周囲への被害を拡大させる戦い方をしたウルトラマンメビウスに言った、自身のディノゾールの地球侵入を許してしまったことへの責任感、何もできないまま仲間と隊長を失い独り生き残ってしまったことへの後悔、そして『地球を人類の手だけで守ってみせる』という自分の信念を実現する事ができなかった悔しさ等が込められている台詞。
誤って用いられる解釈:ウルトラマンの戦闘によって、町に被害が出るたびに言う台詞。
本来の意図:小学生ならではの素直さと吸収力の高さを賞賛する台詞。
誤って用いられる解釈:特に性的な意味で、女子小学生や男子小学生っていいよなという意味。
本来の意図:指導者である自分の責任を前提として、教え子が道を誤ってしまったことを嘆く台詞。
誤って用いられる解釈:何度も同じ主張をしている相手を煽るための文句。
- やめてよね…本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ…!(キラ・ヤマト『機動戦士ガンダムSEED』)
本来の意図:日頃の連戦や任務失敗、コーディネイターとナチュラルの価値観のすれ違いなどにより精神が崩壊寸前まで消耗した自分に手を差し伸べてくれた(と思わされていた)フレイ・アルスターに依存するしか心の拠り所がなかった状態で、フレイとの関係を問い詰めようと殴りかかってきたサイ・アーガイルの行為を「フレイに嫌がらせを行っている」と誤解して言った台詞(その時のフレイの演技もあって、本人は「フレイは自分に本心で靡き、サイが往生際悪く付きまとってるだけ」だったと誤解しており、当然本心での発言ではない。むしろ「こんな状況で集団の中で戦闘経験のない自分一人だけに抜きん出た力があるとここまで精神を病むんだぞ」という自虐や皮肉とも解釈することもできる)。
誤って用いられる解釈:スーパーコーディネイターである自分に乗り換えたフレイを寝取られたナチュラルのサイに自惚れて言った台詞。公式でもTシャツ化したりネタにしたりしたのもあり、益々誤解を生みやすくなった。
本来の意図:演説の一節で、単なる戦争好きだから発した言葉。
誤って用いられる解釈:聞き捨てならないことを言われた際に、相手に対する宣戦布告。