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編集者:じゅん
編集内容:モチーフ|名前ネタをモチーフに統一、中国語名と考査追記

基礎データ

全国図鑑No.0920
パルデア図鑑No.015
ぶんるいバッタポケモン
タイプむし/あく
たかさ1.0m
おもさ17.5kg
とくせいむしのしらせ/いろめがね(隠れ特性)

概要

マメバッタが進化したポケモン。まさに幼虫然としたマメバッタから刺々しい黒き蟲人スタイルへと変化を遂げた。

相変わらず歩行は中脚で行っており、ねじ止めに似た模様がある後ろ足は畳まれていて正面から見た姿はさながらバックパックを背負っているかのよう。

しかし、これは奥の手を隠している状態であり、戦闘時には三本目の足を伸ばした『決戦モード』(ゲーム中の図鑑でもこの名前で表記されている)で戦うが、バイオレットの図鑑説明によれば、体力を激しく消耗してしまう状態との事。バトル中のモーションでもこの姿を確認することが出来る。

色違いは、身体の大部分が黄色になる。

バッタをモチーフとするだけあってとびかかるふいうちであいがしらけたぐりにどげりローキックを覚えてくれるが、とびげりは廃止されたので覚えてくれず、メガトンキックも現状覚える手段がない。

血吸いバッタ(これは鋭く赤い歯を持つクビキリギスや黒い液体を吐き出すショウリョウバッタのこと)の伝承に習ったのかきゅうけつまで習得できる。

モチーフ

元ネタは進化前のマメバッタと同じく、恐らくノミバッタと思われる。マメバッタ時代と比べて、ノミバッタのようにパワフルな後脚を駆使する様子がより顕著である。進化してもはなかったのは、モチーフが一般に知られる飛べないノミバッタの種類からでしょうか(ノミバッタにも飛べる種類がいる)。

その一方で色違いが黄緑である、後脚に棘がある(ノミバッタにはない)、乾燥した土地に生息するなどサバクトビバッタの群生相要素も窺える(このバッタは群れの密度に色が変わる特性があり、これを孤独相と群生相と呼ぶ)。

  • 名前の由来はextreme(エクストリーム、過激・極端・烈しい)+leg(レッグ、脚)でエクスレッグだと思われる。また、「エックス(X)」とローマ字つづりの「レッグ(Reggu)」で「RX」となるため、関連タグに記述されている方の元ネタとも強く関連している。
  • 英語名は「Lokix」(イタリア語版とスペイン語版も共通)。恐らくLocust(英語でイナゴ、dessert Locustでサバクトビバッタ)+kickあたりが由来で、ローキック(low kick, 蹴り技の一つ)の捩りでもあるように思われる。
  • 中国語名は「烈腿蝗」、「脚の烈しいバッタ」と読み取れる。
  • ドイツ語名は「Lextremo」、legとextremo(スペイン語でエクストリーム)が由来と思われる。

性能

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
7110278525592450

耐久は高くなく、攻撃が突出していて素早さがそれなりにあるといった具合の数値。

あくタイプに属するためかじごくづきであいがしらふいうちといったダーティな技を習得する事が出来る。素早さは92という速いとも言えない数値だが、であいがしらふいうちで先手を撃ちつつ、不利な相手にはとんぼがえりで離脱してであいがしらの二発目を撃つという戦術が可能。

最大の強みが隠れ特性のいろめがねであり、不利な相手でもそれなりにダメージを与えやすい。なにより発売直後のパルデア地方にはいろめがねでの悪技を半減できるのがオーロンゲある新ポケモンしかおらず、ほぼ全てのポケモンにふいうち等の悪技を等倍で叩き込めるのは明確な長所と言えるだろう。

Lv.53まで上げれば習得者が少ないかかとおとし(とびひざげり系の技)を覚える。悪技との補完が良く、いろめがねならこれと悪技の二つで全ポケモンに等倍で技を通せるという範囲の広さを誇る。

テラスタイプはとんぼがえりであいがしらに補正が働くむしタイプがオススメ。

持ち物は決定力を上げられるいのちのたまなどが候補。「いろめがね」で等倍範囲を広げられるため、「くろいメガネ」や「ぎんのこな」といったタイプ強化アイテムも候補に挙がる。

ただし、同じく先制攻撃を得意とするグソクムシャとは違って耐久が低いので長期戦は禁物

加えていろめがねはあくまでもタイプ相性そのものは変動しないので、アーマーガアのようにむし技を半減するタイプを2つ持つポケモンには注意。

グラスホッパーなだけに新技のくさわけを習得するが、素早さが一段階上昇する反面、威力が50しかないので習得はオススメできない。

エクスレッグはみがわりと相性が良い。変化技読みでみがわりを使えばみがわり人形を盾につるぎのまいを積む隙が出来るのは当然の事、主力技のふいうちを使う際にみがわり人形があればふいうち読みでエクスレッグを対象に放たれた変化技も無効化できる。

タイプの「むし・あく」の複合は今作で初の組み合わせだが、弱点はほのおタイプ、むしタイプ、いわタイプひこうタイプフェアリータイプと主力級が多め。特性はむしのしらせだが、色眼鏡が優秀なため採用されることは稀だろう。

何だかんだ初期環境では相手のテラスタルを考慮しない場合、であいがしらでサザンドラマスカーニャを上から確定1発にできる枠としてちゃっかり独自の立場を築き上げている。

余談だがストーリーではかなりの活躍が見込める。

特にチャンピオン戦では手持ち全員がむし、あく、かくとうのいずれかの弱点を持ってるため(厳密には切り札は本来弱点を突かれないタイプであるが、テラスタルの都合上弱点を突けるようになる)、技構成次第で同程度のレベルであろうと半壊、どころか全壊も狙えるスペックを持っている。進化レベルも速く、野生でもそこらで見かけるのでお世話になった人も多いだろう。

余談

複合タイプが「あく」となっているのは恐らく、バッタが古来より農作物を食い荒らす害虫であり、悪魔として恐れられた側面を持つからであろう。あくタイプの弱点の元ネタになったと思われるヒーローも元は悪の組織が作った改造人間である。

なおアニポケのある映画の敵役がその始まりの男であったりする。さらに同時に参戦したワナイダー前述のヒーローとは深い縁がある。

このエクスレッグの登場により、あくタイプは全ての複合タイプが揃うこととなった。

検索時の注意

エクスレッグを画像検索すると「同じ名前を含んだストッキング」が表示されることがある。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV

ポケモン一覧 むしタイプ あくタイプ

むしポケモン

0919.マメバッタ0920.エクスレッグ→0921.パモ

イルカマン:同じく9世代で登場したヒーローポケモン

その他

  • 仮面ライダーゼロワン:蛍光色に近い黄色をしたバッタモチーフライダー。色違いの個体が同じく黄色である為こちらも瓜二つ。
  • 仮面ライダーキックホッパー:カラーリングは違うがこちらもバッタのヒーロー。攻撃が蹴り主体だったり、前者と比べると立場が悪役寄りな為、こちらをイメージした人もいる。
  • アナザーアギト:ポケモンカードにおけるエクスレッグが使える技の中にアサルトキックが存在している。

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