スイカ
すいか
ウリ科のつる性一年草。実を食用とする。
もしかして → Suica/スイカ(Dr.STONE)/物部スイカ
🍉概要
スイカ(学:Citrullus lanatus 英:Watermelon)とは、ウリ科スイカ属の一年草。果菜として栽培される。
アフリカの乾燥地帯の原産。黄色の花が咲き、大きな果実をつける。皮の色は緑色で黒い(正確には濃緑色の)縞が入ったものが最も一般的だが、全面濃緑のスイカや皮が黄色いスイカもある。実の中は、赤や黄色で、水気が多く甘い。実の形は日本では丸形が一般的だが、欧米では長形大玉種(要は楕円形の大型)が一般的。
夏の風物詩。漢字で書くと『西瓜』(中国語では、「シーグァー」と発音)。
農林水産省の分類では、「草になり、1年で種まきから収穫が基本」であるため、野菜として扱われている。
しかし、文部科学省の分類では、「果実を食べている」、「通常の食生活では食後のデザートやおやつとして食べている」ことから果物として扱われている。
食用としての利用
トマトにも含まれている美容の効能を持ったリコピンがトマトの1.4倍にも及ぶ量で含まれており、他にもβカロチンやカリウム等といった成分も含まれ、最近でも夏での死亡原因として大きく上げられる熱中症や夏バテの防止にも有効である。伊達に夏の風物詩では無いという事なのだろう。
そして皮には
シルトリンという成分が多分に含まれており、これは血管の拡張や血流の改善に効果を発揮し、コレステロール値の低下や男性機能の回復といった効果まで持ち合わせている。この為、中国でスイカの皮は「西瓜翠衣(せいかすいい)」と称されており、中華のコース料理では前菜に、薬としては漢方薬の材料としても利用されている。日本でも一部地方では、スイカの皮を糠漬けにして食べるという風習もある。
詳しくは → 『すいか』
スイカが好物なキャラクター
スイカがモチーフのキャラクター
外部リンク
- 夏の果物。スイカを描いたイラスト特集 - pixivision(2022年8月25日)
- 夏の味わい。スイカのイラスト特集 - pixivision(2023年7月12日)