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阪神3歳ステークスの編集履歴

2023-08-11 20:12:30 バージョン

阪神3歳ステークス

はんしんさんさいすてーくす

1949年から1990年にかけて開催された競馬のGⅠレース。阪神ジュベナイルフィリーズの前身競走である。(メイン画像は1975年の優勝馬テンポイント)

概要

1949年(昭和24年)12月18日に関西(現・栗東)所属の3歳馬(現在の表記で2歳馬)によるチャンピオン決定戦として創設。その2週間前の同年12月3日には、朝日杯3歳ステークス(現・朝日杯フューチュリティステークス)も創設されている。


創設当初は、阪神競馬場での芝1200mであったが、1960年(第12回)より芝1400mになり、1962年(第14回)からは芝1600mとなった。


1984年にグレード制が導入されてからは朝日杯と共にGⅠに格付けされ、基本朝日杯と同日開催となった。

1991年からは牝馬限定戦となり、また開催も朝日杯から1週間早まって「阪神3歳牝馬ステークス」に改称、さらに2001年に馬齢表記が改正されたことで「阪神ジュベナイルフィリーズ」となった。


2014年に朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場に施行場が変更され、実質的に阪神3歳ステークスの復活ともなった(なお、この代替としてこれまで阪神芝2000mで行われていたラジオNIKKEI杯2歳ステークスホープフルステークスとして中山競馬場に施行場が変更された。)。


1990年までの優勝馬

太字は最優秀3歳牡馬or牝馬を受賞した馬

回次施行年 性別優勝馬    騎手  備考
昭和創設・阪神芝1200mで施行
第1回1949年ウイザード浅見国一
第2回1950年ミネハル長浜彦三郎
第3回1951年テツノハナ吉永猛
第4回1952年ワカクサ境勝太郎
第5回1953年ヤシマアポロ土門健司
最優秀3歳牡馬・牝馬設置
第6回1954年ライデンオー上田三千夫
第7回1955年トサモアー大柳英雄鞍上の大柳は同年末の落馬事故で亡くなっている。孫に1968年優勝のリキエイカン、子孫にレイパパレがいる。
第8回1956年ミスオンワード栗田勝京都競馬場で施行。1957年桜花賞優駿牝馬優勝。
第9回1957年メイジミドリ清水久雄
第10回1958年インターナシヨナル池ノ上豊
第11回1959年コダマ栗田勝1960年皐月賞東京優駿、1962年宝塚記念優勝。顕彰馬
阪神芝1400mに距離変更
第12回1960年リユウライト宮本悳
第13回1961年チトセハーバー伊藤修司
阪神芝1600mに距離変更
第14回1962年コウタロー松本善登フォークグループソルティー・シュガーの曲「走れコウタロー」に歌われたとされる。
第15回1963年プリマドンナ松本善登鞍上の松本は阪神3歳S時代唯一の騎手連覇。
第16回1964年エイトクラウン佐々木昭次1966年宝塚記念優勝。
第17回1965年ニホンピローエース田所稔1966年皐月賞優勝。
第18回1966年タイギヨウ田島日出雄
第19回1967年マーチス保田隆芳1968年皐月賞優勝。
第20回1968年リキエイカン高橋成忠第7回優勝のトサモアーの孫。1970年天皇賞(春)優勝。
第21回1969年タニノムーティエ安田伊左夫1970年皐月賞・東京優駿優勝。アローエクスプレスのライバルとして知られる。
第22回1970年ロングワン田口光雄
第23回1971年ヒデハヤテ福永洋一2歳レコードタイム1.35.1
第24回1972年キシュウローレル梅内忍
第25回1973年キタノカチドキ武邦彦1974年皐月賞・菊花賞優勝。
第26回1974年ライジン須貝四郎
第27回1975年テンポイント鹿戸明7馬身差勝利。TTGの一角。1977年天皇賞(春)・有馬記念優勝。顕彰馬
第28回1976年リュウキコウ久保敏文
第29回1977年バンブトンコート伊藤清章
第30回1978年タマモアサヒ田島良保
第31回1979年ラフオンテース岩元市三
第32回1980年サニーシプレー内田国夫
第33回1981年リードエイティ田島信行
第34回1982年ダイゼンキング田原成貴
第35回1983年ロングハヤブサ河内洋
グレード制導入
第36回1984年ダイゴトツゲキ稲葉的海
第37回1985年カツラギハイデン西浦勝一
第38回1986年ゴールドシチー本田優朝日杯馬メリーナイスと最優秀3歳牡馬を同時受賞。
第39回1987年サッカーボーイ内山正博8馬身差勝利。1988年マイルCS優勝。
第40回1988年ラッキーゲラン村本善之
平成
第41回1989年コガネタイフウ田原成貴2着ダイタクヘリオス
第42回1990年イブキマイカグラ南井克己レコードタイム1.34.4。最後の牡馬優勝。リアルシャダイ産駒で最後の直系となった。

関連動画

※下記の動画の実況はすべて杉本清


1975年(テンポイント)


1987年(サッカーボーイ)


1990年(イブキマイカグラ)


関連タグ

JRA GⅠ

朝日杯3歳ステークス 朝日杯フューチュリティステークス

阪神ジュベナイルフィリーズ

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