概要
ポケットモンスターシリーズのアイテムのひとつ。ダンジョンで使うと入ったところにワープ(脱出)できる。
「あなをほる」はフィールド上で使用するとこのアイテムの効果を発揮する。
バトル中には使用できず、ポケモンに持たせても特に効果は無い。なげつけるくらいはできるが、威力はわざの威力を見てお察しください。
アニメ未登場のため使用方法は不明。使うとキャラクターがぐるぐる回転してダンジョン外に飛ぶ(あなをほるをフィールドで使った時も同じ演出)。
ジョウト地方のアルフのいせきでは「ANANUKE」と書かれた壁画の前で使うと道が開く(HGSSでは「あなをほる」でも代用可能)。古代から同じような道具が存在していたのかもしれない。
入手方法など
基本的に各地のショップで購入可能。
販売価格は殆どの作品で550円、第七世代では需要が向上したためか1000円、LPLEではライトユーザーに配慮してか300円となっている。
作品による効果の違い
第一世代では「あなをほる」共々、最後に利用したポケモンセンター前まで戻る仕様だった。
ダークポケモンシリーズでは野生とのエンカウントが無く、ダンジョン内を安全に引き返せるシステムのためか登場しない。(GBAケーブルの交換により第三世代から持ち込むことは可能と思われるが、使いどころは無い)
『ポケットモンスター サン・ムーン』以降は技のフィールド効果が削除され、更に代替要素のポケモンライドに「あなをほる」に対応する効果が実装されなかったことから、ダンジョンから即座に脱出する唯一の方法となった。
『ソード・シールド』ではアイテム分類が通常の「どうぐ」から「たいせつなもの」へ変更。それに伴い消耗品ではなくなり、一度入手すれば何度でも繰り返し使えるようになった。
たいせつなものになったため入手方法も変わり、ストーリー中のイベントで手渡される。ついでにポケモンに持たせる事も不可能になったが、さしたる問題ではないだろう。
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではオリジナルの『ダイヤモンド・パール』と同様に、消耗品の「どうぐ」として登場。「あなをほる」の効果も復活している。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、登場しない。
オープンワールド化によってダンジョンがマップと地続きになった結果、ほとんどの場所でそらとぶタクシーが使用可能(ジムやアカデミー等の屋内は除く)となったことが原因と思われる。
ポケモンカードゲームにおける説明
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える(入れ替えは相手から行う。ベンチがいないプレイヤーは入れ替えをしない)。
イラストはsadajiなどが担当。
類似アイテム
ポケモン不思議のダンジョンシリーズには類似アイテムとして「あなぬけのたま」が存在する。こちらはダンジョン内で拾ったアイテムやお金を持ち帰りダンジョン途中で帰還することができるというもの。中継地点がある場合は中継地点まで帰還する。
『赤・青の救助隊』では、救助基地に帰還するまで仲間にならないので仲間を集めるのに重宝する。
『マグナゲートと∞迷宮』では、依頼を受けている途中でこのアイテムを使い帰還すると失敗扱いのファンファーレが流れる。