概要
CV:檜山修之(後にダツラ、クロツグ、ハラetcの声も担当。)
アニメ版ポケットモンスター『無印』の第8話に登場。
非公認のポケモンジムを営んでいるポケモントレーナーで、パートナーのポケモンはサンド。
他にもコラッタやバタフリー、スピアーといったゲームでも序盤に入手できるポケモンを所有している。
やや攻撃的で自分にも他人にも厳しい人物。そのうえ、ポケモンの訓練でも容赦無くムチを振るう姿勢から誤解されがちであるが(事実、それを見ていたサトシも、ポケモン達を強くする為だけに暴力的な訓練をしているのではないかと誤解していた)、ポケモン達の食べるポケモンフーズの組み合わせをしっかりと考えていたりする(タケシやカスミからも理解を示されていた)等、本人なりにポケモン達への思いやりはちゃんと持ち合わせており、ポケモン達からも慕われている。
ポケモンバトルにて100連勝を達成させるまではバッジ獲得の為の旅には出ないという厳しい条件を自分達に課している。
自分の噂を聞いたサトシが挑戦しに訪れるも、この時のサトシはバッジを2個獲得してポケモンバトルでも10連勝していた事から天狗になっていた。その為、自分がバッジを1個も持っていない事を指摘されるも、逆にアキラは獲得したバッジのジムが弱小ジムであっただけと言い返し、それを聞いたカスミとタケシの二人は激怒している。
そして、ポケモンバトルへ突入するのだが、アキラはサンド一体でサトシのピジョン、バタフリーの2体を難無く倒し、最後のピカチュウに至っては、サトシに反抗して自ら戦闘を放棄した為(どっち道、じめんタイプのサンドにでんきタイプのピカチュウは不利であったが)、結果はサトシの返り討ちでの敗北。
伸びた鼻もペッキリと折れ、ジムを貶されたカスミとタケシの面目は丸潰れで終わった…。
その後も、自分とポケモン達の訓練を見てサトシから難癖をつけられ、相手にしていなかったが、そのどさくさにまぎれて、ロケット団三人組(ムコニャ)にピカチュウと間違われてしまう形でサンドが誘拐されてしまう(この時ピカチュウはポケモン強化ギプスを誤って装着してしまいサンドと並んで丸くなっていたので間違えられた)。
しかし、サンドは難無く脱出し、アキラはロケット団とバトルに突入するが、アーボとドガースの2体を相手にした不利な戦いであるにも拘らず、サンドは圧倒的な強さで追い詰め、とどめのじわれによって勝利。遂に念願の100連勝を達成させる事に成功した。
難癖を付けていたサトシもアキラとロケット団のバトルを見て彼の考えを認め、和解した。
最終的に、目的を達成させたアキラは、ジムバッジ獲得の為の旅に出る事になった。サトシから「一緒に行かないか」と旅の仲間に誘われたが気持ちを嬉しく思いつつ「俺は俺のやり方でNo.1を目指す」と申し出を断りサンドと旅立って行った。
たった1話限りのゲストであるが、無名のトレーナーでは初めて(当時はまだ駆け出しの新人トレーナー故に精神面が未熟だったとはいえ)主人公のサトシを完全敗北に追い込んだキャラクターとなっており、印象の強い存在となっている。彼との関わりは天狗になっていたサトシにとっても良い教訓になったと言える。
また、『オレンジ諸島編』のOP「ライバル!」でも、最後に他のゲストキャラクターと共に登場している。
が、彼自身の出番はこの登場が最初で最後であった…
ゲームでは
『RGBP』のピカチュウバージョンでは、9ばんどうろにじわれを使うサンドを持ったたんぱんこぞうがおり、アニメのアキラをイメージしたキャラクターと言える。
また、『FRLG』及び『LPLE』では、トキワジムに所属するトレーナーとして、もうじゅうつかいのアキラが登場してる。
関連タグ
ノゾミ(アニポケ):『ダイヤモンド&パール』に登場したコーディネーター。「自他に厳しい性格だが悪人ではない」「言い方はキツイ部分があるが考え自体はしっかり筋が通っている」「ノーマルタイプ(ニャルマー)を連れている」という点が似ている。