【概要】
CV:浅野るり
食用に開発されたはずだったが、自己防衛のために蔦からビームを出したり、毒液を撒き散らしたり、地中を移動したりできるように開発されている。その為、当初はソテツとビオランテを足し合わせたような非常に醜悪な姿をしており、吉永兄妹からもキモい呼ばわりされていた。
ヒッシャムがガーゴイルの持つ賢者の石を欲しがって来日した際には、ガーゴイルと対決するものの、アッサリ焼き潰されてしまう。
しかし、ヒッシャムの再改造によりギ●ギルガンよろしく上半身がニョッキリと突き出し、人間の美女に酷似した第二形態に進化した。(植物と意思疎通可能になる錬金アイテム『イーハトーヴ式交信機』で擬人化したアバターとそっくりそのまま同じ姿であった)
胸から脇腹・両腕の鎧のように見える部位は木繊維で形成されている。
声帯が存在しないため、胸元に埋め込まれた携帯電話で意思疎通を行う。(アニメでは伝わりにくいため、携帯電話に仕込まれた音声合成ソフトで直接喋っていた)。
食用に開発されたため痩せた土地でも育つうえ、こんな外見ながら肥料と水と日光だけで命をつなぐことができ、脳が存在しないので、睡眠も必要としない。
また、再生能力に非常に長けており、首や腕が引き千切られてもすぐに再生する。
最大の特徴として、体内で万能薬(パナケア)を精製可能であり、いかなる薬や毒をも作り出すことが可能。そのため、いかなる毒を浴びてもバイオライダーの如く瞬時に解毒できる。
ヤシやソテツを思わせる巨大な葉は硬質化させることにより、ビームを弾き返すコーティングを行うこともできる。ただし、植物なので火に非常に弱く、鎧に包まれていない本体は果物くらいの強度しかないので、単純な物理攻撃にも弱い。
あと食用なので、食べると結構美味い。黄色い眼球はライチ味がする。
一人称は「妾」で二人称は「汝」と、非常に高圧的かつナルシストな性格であり、特に金属の塊で性格も幼稚なデュラハンとは相性が合わない。一方で同じ植物や小さい子供には優しい一面を見せることもある。
おそらくモチーフになっているのは、錬金術に深い関係があるとされる架空の植物マンドラゴラ(あるいはアルラウネ)。