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カンブロラスター
2

カンブロラスター

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かんぶろらすたー

約5億年前のカンブリア紀に生息したラディオドンタ類。カブトガニのような甲羅を持つ。

概要

カンブロラスター(学名Cambroraster)とは、古生代カンブリア紀に生息した、ラディオドンタ類節足動物の種類(属)の一つ。


カナダバージェス動物群に属する代表種「カンブロラスター・ファルカトゥス」(Cambroraster falcatus)のみ正式に命名されるが、澄江動物群など中国化石産地にも未命名の種類が発見される。


学名は「カンブリア紀 (cambrian) の熊手 (rake)」という意味で、本属の生息時代と熊手状の腕に因んでいる。代表種は甲羅の形がスター・ウォーズに登場する宇宙船ミレニアム・ファルコン」(Millennium Falcon)に似ていることから「falcatus」という種小名を付けられて、研究段階でも「スペースシップ」と愛称された。


ラディオドンタ類の中ではフルディアペイトイアなどと共に「フルディア科」に分類され、そのうちティタノコリスなどが本属に近い。


形態

「泳ぐ頭」とも言えるほどアンバランスな体型で、体長30cm程度の中型ラディオドンタ類フルディアペイトイアと同格、40cm位のアノマロカリスより小さい)。


頭部背面の甲皮は巨大な甲羅に発達し、カブトガニの頭のようなドーム状で左右後方が尖っている。1対の複眼はその後ろのくぼみから見上げるように突き出している。

この甲羅は成長と共にディテールが変わるらしく、成体の方が横より縦に長く、縁の棘は幼体の方が目立つ。

顔の左右に1対の三角形の甲皮を持つが、前述した甲羅に覆われて目立たない。


(前部付属肢)の節は短いが、腹面5本のギザギザなブレードが細長く、熊手のような形をしている。


口はフルディアと同様、紋章のような形で十字方向の4枚のが大きく、口の奥に多重構造の歯が並んでいる。


胴部は前半が甲羅に覆われるほど華奢である。体節ごとにが生えて、左右8対のがとても短く、お尻にある2対の尾鰭もあんまり目立たない。


生態

機動性は他のラディオドンタ類より低く、海底を緩やかに泳ぎながら餌を探していたと考えられる。多くのフルディア科の種類と同様、腕のブレードで海底の泥から餌を篩い分けて食べたとされるが、ブレードの棘が多くて細かいため、より小さな生き物を主食としと考えられる。大きな甲羅は餌を探すとき泥を掘り上げるのに役立つと考えられる。


一方、棘の細かさを利して、泥ではなく水中のプランクトンなどを濾過摂食したのではないかという異説もある。


より大型の近縁ティタノコリスと同じ場所(バージェス動物群)で暮らしており、腕の構造(すなわち食性)も似ているため、両者は同じ餌を競い合ったか、何とかして住み分けたと考えられる。


フィクション・創作関連


関連タグ

節足動物 ラディオドンタ類

フルディア ペイトイア ティタノコリス

古生物 カンブリア紀 バージェス動物群 澄江動物群

カブトガニ ミレニアム・ファルコン

概要

カンブロラスター(学名Cambroraster)とは、古生代カンブリア紀に生息した、ラディオドンタ類節足動物の種類(属)の一つ。


カナダバージェス動物群に属する代表種「カンブロラスター・ファルカトゥス」(Cambroraster falcatus)のみ正式に命名されるが、澄江動物群など中国化石産地にも未命名の種類が発見される。


学名は「カンブリア紀 (cambrian) の熊手 (rake)」という意味で、本属の生息時代と熊手状の腕に因んでいる。代表種は甲羅の形がスター・ウォーズに登場する宇宙船ミレニアム・ファルコン」(Millennium Falcon)に似ていることから「falcatus」という種小名を付けられて、研究段階でも「スペースシップ」と愛称された。


ラディオドンタ類の中ではフルディアペイトイアなどと共に「フルディア科」に分類され、そのうちティタノコリスなどが本属に近い。


形態

「泳ぐ頭」とも言えるほどアンバランスな体型で、体長30cm程度の中型ラディオドンタ類フルディアペイトイアと同格、40cm位のアノマロカリスより小さい)。


頭部背面の甲皮は巨大な甲羅に発達し、カブトガニの頭のようなドーム状で左右後方が尖っている。1対の複眼はその後ろのくぼみから見上げるように突き出している。

この甲羅は成長と共にディテールが変わるらしく、成体の方が横より縦に長く、縁の棘は幼体の方が目立つ。

顔の左右に1対の三角形の甲皮を持つが、前述した甲羅に覆われて目立たない。


(前部付属肢)の節は短いが、腹面5本のギザギザなブレードが細長く、熊手のような形をしている。


口はフルディアと同様、紋章のような形で十字方向の4枚のが大きく、口の奥に多重構造の歯が並んでいる。


胴部は前半が甲羅に覆われるほど華奢である。体節ごとにが生えて、左右8対のがとても短く、お尻にある2対の尾鰭もあんまり目立たない。


生態

機動性は他のラディオドンタ類より低く、海底を緩やかに泳ぎながら餌を探していたと考えられる。多くのフルディア科の種類と同様、腕のブレードで海底の泥から餌を篩い分けて食べたとされるが、ブレードの棘が多くて細かいため、より小さな生き物を主食としと考えられる。大きな甲羅は餌を探すとき泥を掘り上げるのに役立つと考えられる。


一方、棘の細かさを利して、泥ではなく水中のプランクトンなどを濾過摂食したのではないかという異説もある。


より大型の近縁ティタノコリスと同じ場所(バージェス動物群)で暮らしており、腕の構造(すなわち食性)も似ているため、両者は同じ餌を競い合ったか、何とかして住み分けたと考えられる。


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